1. TOP
  2. ブログ
  3. Amazonの不正レビュー問題とは?見分ける方法やツールまとめ

Amazonの不正レビュー問題とは?見分ける方法やツールまとめ

「Amazonのレビューは信用できない」。こんな声が、2018年ごろから挙がっています。

レビューが信用できない理由。それは不正レビューと呼ばれている「やらせ」レビューの問題です。「不正レビューとは?」「なぜ行なわれているのか?」「かんたんに見抜く方法はあるのか?」などなど、この記事ではAmazonの不正レビュー問題について解説します。

この記事を読むと以下の3つのことがわかります。
Amazonの不正レビューとは?
不正レビューを見分ける方法
不正レビューを取り除くツール

Amazonの不正レビューとは?

不正レビューとは、Amazonで商品を販売している業者が自分たちの商品に高評価をつけるために書いた自作自演のレビューのことです。いわゆる「やらせ」レビューです。不正レビューは業者が自ら書き込んだり、少額の謝礼と引き換えに個人に依頼したり、グループに依頼したり、ツールを使って書き込んだりと、さまざまな手法で行われています。Amazonで商品を購入する際に、★の数を見て買うかどうか判断するAmazonユーザーは多いと思います。そうした人たちを★の数で騙して商品を買わせるために、不正レビューは行われ続けています。

Amazon側もこうした不正レビューの取り締まりを行っていますが、業者側もあの手この手で規制をすり抜けようとするため、まだまだ追いつけていないのが現状です。不正レビューをやった方が儲かるため(やらないと儲からないため)、不正レビューを完全になくすことはできないとみられています。

不正レビューを見分ける方法

それでは、購入を悩んでいる商品のレビューが不正レビューかどうかはどうやって判断すれば良いのでしょうか?様々な見分け方がありますが、この記事ではなるべくわかりやすい方法を紹介します。

レビューの日本語がおかしい

一番わかりやすいのは、「日本語としておかしい」日本語のレビューです。

外国語の文章を翻訳サイトで翻訳したかのような不自然さのある文章は、すべて不正レビューだと思って間違いありません。こうしたレビューばかり投稿されている商品は、購入しないことをおすすめします。なかにはライバル業者の足を引っ張るためにそのようなレビューが投稿されていることもありますが、それをユーザー側で判断することはできません。そうした不正レビューはAmazonが対応してくれるのを待ちましょう。

そのようなレビューが投稿されている商品に対して、本当に問題がないかどうか調べることに時間をかけるよりも違う商品を検討したほうが良いです。

発売から間もないにも関わらず多数のレビューが投稿されている

商品ページの中段に記載されている「Amazon.co.jp での取り扱い開始日」を見て、まだ発売から数週間しか経っていないにも関わらず、多数のレビューが投稿されている商品も怪しいと言えます。商品を購入しても、レビューを書くAmazonユーザーはかなり限られています。そのためかなりの人気商品でもないかぎり、すぐにたくさんのレビューが集まることはありません。

それなのにレビュー数が多いということは、その商品はレビューを書き込むように依頼されている可能性があります。つまり、レビューが信用できません。こうした商品も避けた方が良いでしょう。

同じ日にレビューが集中している

レビューが書き込まれた日付を見て、同じ日や2~3日のあいだの大量のレビューが書き込まれている商品も同じことが言えます。その期間に、商品に対してレビューを書き込むように依頼があった可能性が高いです。同様に購入を避けましょう。

レビューの評価がかなり偏っている

不正レビューは基本的に★5で投稿されるため、不正レビューが多い商品は評価がかなり偏ってしまいます。良い商品である場合、評価は★5が一番多く、続いて★4、次に★1の順番になることが多いです(★3→★2→★1の順になることもあります)。

しかし、不正レビューが多く投稿されている商品ではほとんどが★5、残りは少しだけ★1があるという評価の偏りが見られます。これはほとんど不正レビューしか投稿されていないからです。

そのほか★5と★1だけが多い場合も気をつけなければいけません。不正レビューによる★5と、それに騙されて購入した人の★1という偏りになっている可能性があります。

この場合は★1レビューの内容をよく読むと、なぜ★1の評価がそんなに多いのかがわかります。レビューの評価が偏っている商品では、★1レビューの内容を読むことが重要です。

Amazonの出品ルールに違反している

2019年7月のプライムセール期間では、新しい見分け方として以下の手法も広まりました。

・商品名の頭にブランド名がない商品
・商品の1枚目の写真に文字を入れたり、画像を加工したりしている画像が白抜きではない商品
・商品名が51文字以上

これらにひとつでも当てはまっている場合、それはAmazonの出品ルールを守っていない商品です。「ルール違反をするようなメーカーの商品は不正レビューを行っている可能性が高い」と判断できるため、すぐに見分ける方法のひとつとして知られました。とは言え、商品名にかぎっては守っていないところも多く、「ルール違反をしている=不正レビューが行われている」ではない点に注意してください。あくまでも不正レビューが行われている可能性があるかどうかの判断材料のひとつです。

不正レビューを取り除くツール

上記で紹介したようなこれらのチェックを、商品の購入を検討するたびにいちいち目視でやっているととても時間がかかります。

そこでAmazonユーザーのあいだで有効活用されている方法が、不正レビューの可能性が高い怪しいレビューを取り除き、正しい可能性が高いレビューだけを抜き出してくれるツールを利用することです。こうしたツールにはウェブサイトで判定してくれるものや、アプリを使うものがあります。いずれのツールでも購入しようか検討している商品のURLを入力すると、その商品にどれくらい不正レビューが書き込まれているか、正しいレビューだけの点数だと何点になるのか、なぜこれらのレビューを不正と判断したかなどがわかります(ツールによって異なります)。

海外製ツールでは、「ReviewMeta」というサイトが有名です。

日本製ツールでは、「サクラチェッカー」というサイトがあります。

2019年になって評判の高いツールは「レビュー探偵」です。こちらはAndroidアプリです。iPhoneアプリはいまのところありません(作成予定とのこと)。

「レビュー探偵」はかなり厳しくレビューの信用度を判定してくれると話題です。Androidユーザーは、このアプリを利用してみると良いでしょう。これらのツールはサイトやアプリ経由で商品を購入した際のアフィリエイト報酬を目的としているため、ユーザーを騙すような意図は基本的にはありません。

心配な人はツールで不正レビューのチェックだけを行い、購入はブラウザやAmazonアプリからあらためて行うと良いでしょう。

まとめ

Amazonと不正レビューを投稿する業者との戦いは、いたちごっこが続いています。今後もまるで日本人が書いたかのような正しい日本語の不正レビューは増えていくでしょうし、お金で依頼して書かれたレビューも多くなり、見抜くことはだんだん難しくなっていくと思われます。

悪質な業者にだまされて質の悪い商品を買ってしまわないためにも、目視でかんたんなチェックをしたり、ツールをうまく使ったりして賢くお買い物をしましょう。

参考URL
ReviewMeta.com – Amazon Review Checker

サクラチェッカー | やらせ・サクラレビューを見抜けるレビューチェックシステム

レビュー探偵 ~Amazonレビューの信用度を判定 – Google Play のアプリ

▼キャパの公式Twitter・FacebookではITに関する情報を随時更新しています!

建設・土木業界向け 5分でわかるCAD・BIM・CIMの ホワイトペーパー配布中!

CAD・BIM・CIMの
❶データ活用方法
❷主要ソフトウェア
❸カスタマイズ
❹プログラミング
についてまとめたホワイトペーパーを配布中

デジタルツインと i-Constructionについての ホワイトペーパー配布中!

❶デジタルツインの定義
❷デジタルツインが建設業界にもたらすもの
❸i-Constructionの概要
❹i-Constructionのトップランナー施策

CONTACT

株式会社キャパでは、アプリの開発・改善について ご相談を承っています。

営業時間:月~金 9:30~18:00 
定休日:土日・祝

    カテゴリ一覧

    PAGE TOP