Appleが初期の人気ゲーム「テキサス・ホールデム」を復刻
2018年7月、App Storeは10周年を迎えました。Appleは2008年にApp Storeをオープンし、現在ではおよそ30万タイトルの有料・無料アプリをリリースしています。その10周年を記念して初期タイトルの一つであった「Texas Hold’em（テキサス・ホールデム）」のバージョン2.0が2019年7月9日にリリース。2008年9月にバージョン1.1がリリースされてから11年後のことです。
最初はiPod用に作られたというこのアプリはゲームも本格的で難易度も上がり、プレーもとてもリアルになりました。
アプリの内容とアプリの元になっているテキサス・ホールデムというポーカーゲームについてご紹介します。
この記事では以下の3つのことがわかります。
・テキサス・ホールデムアプリとは
・いま人気のポーカー、テキサス・ホールデムとは
・プレー内容や勝利のコツ
テキサス・ホールデムとは
テキサス・ホールデムは複数のプレーヤーが2枚の手札と最大5枚の共通カード（コミュニティカード）を使って手役の強さを競うポーカーの1種です。現代では最も人気のあるポーカーゲームの一つです。
最初にプレーヤーに手札が配られ、ベットの状況に応じてコミュニティーカードが3枚、4枚目、5枚目と配られていきます。5枚目が配られた状態で全員のベットが終了した時点で、勝者を決めるために手札とコミュニティーカードを合わせた7枚のうち強い5枚で優劣を競う、というのが基本的な流れになります。
国内外で賞金大会が行われており、最も高額な賞金が発生した大会では数十億ドルだったとも言われています。
テキサス・ホールデムアプリの紹介
App Storeの10周年を記念して復刻されたTexas Hold’em。トランプのポーカーゲームにはいくつかの種類がありますが、中でも人気があるのがこのテキサス・ホールデム。2枚の手札と、最大5枚の公開された全プレーヤー共通カード（コミュニティーカード）を使って手役を競うものです。
本アプリのそもそものオリジナル版は2006年のiPod用ゲーム。それが2008年に移植され、およそ11年後に現代のスマホアプリ版としてバージョン2.0として復刻されました。
雰囲気タップリのジャジーな音楽や個性あるプレーヤーが多数搭載されていることもあってか、ポーカーというシンプルなゲームながらアプリサイズは1.5GBという大きさ。
コンピューターを相手にするシングルプレーも、同じWi-Fiネットワークに接続している友人と対戦できるマルチプレーもできます。
2006年や2008年の当時、このアプリに熱中した人も、近年のテキサス・ホールデム人気でアプリをインストールした人も楽しめる内容になっています。
プレー紹介・レビュー
アプリは完全無料です。一人プレーか同じWi-Fiに接続するユーザー同士でテキサス・ホールデムをプレーすることができます。
インストール
App Storeでテキサス・ホールデムをインストールします。
アプリサイズが1.5GBになることと、対象年齢が12歳以上であることは要注意です。
ゲームを起動する
スペードにダイヤがちりばめられたようなアイコンをタップすると、ゲーム開始です。
メインメニューはこのような感じ。一人で遊ぶ際には一番上の「シングルプレーヤー」を選択します。
ロケーションを選択します。ロケーションによってバイイン（参加費）、参加プレーヤー数、賞金が異なっています。ゲームを始めたばかりですと手持ちのゲーム内通貨が0なので、バイインが0、1位賞金が125ドルの「ガレージ」で始めます。
ゲームを始めた時点では最高のロケーションは「マカオ」で、バイインが10万ドル、1位賞金は180万ドルという遠い存在。じっくりプレーして、より高いロケーションを目指しましょう。
プレー画面
ゲームは、横画面と縦画面で行えます。
横画面では天井から見下ろしたようなプレースタイルで、ほかのプレーヤーの所持金やプレーの選択が一覧できます。
縦画面は、プレーヤーの視点の画面となります。全員の動向を一気に確認することはできませんが……、
対戦相手の動作や表情を細かく見て取れます。
このアプリの特徴は、CPU戦でも対戦相手が際立っていること。手が弱いのに強気で押してくるキャラ、手が強ければ強気になるキャラなど、個々の性格が立っています。対戦相手の仕草を見て取れるのが縦画面で見るメリットで、まさにカジノでテキサス・ホールデムを楽しんでいるかのような雰囲気を味わえます。
上級のロケーションではプレーヤーが増える
上級のロケーションでは倒さなければならないプレーヤーが増えます。テーブルは最大9人なのですが、脱落者が一定数出てきたところで「あなたのテーブルに移動しました」と増えるようになっています。1位を取るのがさらに難しくなりますね。
ただし、3位以内に入ればバイイン以上の賞金が入りますので、ゲームとしてはさらに上位のロケーションを狙えます。
統計情報も
メインメニューから統計情報を選択すれば、最高獲得額やベストハンド、1位～3位の入賞率も分かるようになっています。数値を上げることを目標に励むと良いでしょう。
ギャンブルマンガを愛読する筆者ははったりを効かせつつ「コンピューター相手にならそうそう負けるわけない」とたかを括ってプレーしてみましたが最初はなかなか勝てませんでした。
強気のキャラクター・弱気のキャラクターを見極め、手札の悪いときには早々に下りるようにしてからようやく結果が出始めました。
まとめ：名作ポーカーゲームは復刻も納得
久しぶりに復刻したポーカーゲームは駆け引きも楽しく、実写のキャラクターのしぐさまで観察すると、ポーカーならではの醍醐味が楽しめます。他のテーブルゲームにもキャラクターの仕草による推測要素が出来ると面白くなりそうですね。復刻も納得の仕上がりになっています。
Appleはこの秋に、日本の著名ゲームメーカーも巻き込んだ新サービス「Apple Arcade」をリリース予定です。
iPhone、iPad、Mac、Apple TVでプレーでき、また、クリエイターに開発費用を助成すると謳うApple Arcadeの告知を見ると、Appleがゲームに力を入れている様子が伝わってきます。
力を入れるゲームプラットフォームということを知らしめるための復刻、という意味合いもあるのかもしれませんね。
参考サイト
https://www.apple.com/jp/newsroom/2018/07/app-store-turns-10/
https://www.apple.com/jp/newsroom/2019/03/apple-introduces-apple-arcade-the-worlds-first-game-subscription-service-for-mobile-desktop-and-the-living-room/
https://apps.apple.com/jp/app/texas-holdem/id284602850
https://www.japanesecasino.com/triton-million-2019,
https://www.pokernews.com/tours/triton/2019-triton-super-high-roller-series-london/triton-million/
https://apps.apple.com/jp/app/texas-holdem/id284602850
https://www.apple.com/jp/newsroom/2019/03/apple-introduces-apple-arcade-the-worlds-first-game-subscription-service-for-mobile-desktop-and-the-living-room/
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