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Google Clipsを活用した自動撮影の魅力

Clipsとは?

Googleが開発したAI(人口知能)を搭載したカメラ、Clipsの価格は249ドル(約2万7000円)です。サイズが49×49×20mm、重さ42.2gというコンパクトさです。

MP4、GIF、JPG形式などを撮影することができます。16GBのストレージを内蔵していて、連携するAndroid端末あるいはiOS端末にインストールしたGoogle Clipsアプリに対して撮影したクリップを自動的に転送してくれます。バッテリー持続時間は1回の充電で3時間持ちます。

ファイルはクラウド上に保存するわけでなく、端末内に閉じているため、セキュリティの点も安心ですね。

 

 

利用シーン

 

Clipsを使うことで、日常生活の中で、見逃しがちかつ撮影されることもない瞬間を捉えることができます。

家族の集まりなどの場でカメラを設置しておき、思い出になりそうなシーンを自動で撮影させることができます。また、子供やペットなどの自然な姿を撮影したいときにも使えます。よくあるのが、子供の写真を撮ろうとカメラを向けるとそっぽを向かれたり、泣いたりしてしまうことはないでしょうか。Clipsは自然なタイミングに自動で撮影してくれるので、助かりそうですね。

また、後から写真を撮っておけばよかったと後悔するシーンは日常の中でないでしょうか。そういうタイミングは、ほんの数秒であり、かつスマホを手元に置いていないことも多いでしょう。ベストなシャッターチャンスは人間が見逃しやすくもあり、それを補ってくれるのがClipsでもあるのです。

 

 

学習機能

 

Clipsの大きな特徴として、学習機能があります。AIと機械学習を組み合わせることで、人物やペットを個別に認識し、記録すべき瞬間を判断してくれます。笑顔や人の顔、犬や猫、急な動き、光の当たり具合などを学習し、認識します。

同じ人物や動物を何度も撮影していると学習していき、その対象を認識し、画角に対象が入ると自動フォーカスするようになります。家族、親しい友人、会社の同僚などの顔を学習させておくと、便利でしょう。

また、人の笑顔やダンスやハグなどの動きをシャッターチャンスととらえ、撮影を始めてくれます。プールで遊んでいる子供を撮影するときは、Clipsを被写体に向けておくだけで、楽しげに笑っているシーンが撮影できます。こういった、よく行う撮影時の動きを学習させておくのもよいでしょう。

撮影のタイミングはClipsが決めるというところが、今までの人間による撮影法とは全く異なっています。自動撮影であるため、撮影者自身も簡単に写真に写ることができます。撮影する人が写れないというのは、悩みの種でもあったりするため、うれしい機能ですね。

ただ、ClipsのAIは子供や大人やペットに反応しますが、その他のオブジェクトを自動撮影することはできません。観光スポットや綺麗な洋服、趣味のコレクションなどを撮影する仕様ではなく、AIはこれらの被写体を撮影対象とは理解していないのです。

 

今回、Googleが提供する自動撮影カメラ「Clips」を活用した自動撮影の魅力についてお伝えしました。

これまでのカメラは人間がシャッターを切るのが当たり前でした。自動撮影と言えばセルフタイマーでの時間によるシャッターくらいではないでしょうか。その当たり前を大きく覆すのがClipsでしょう。よく写真に写る顔やよく行う動きをAIに学習させておくことによって、自動撮影を可能にします。撮影者も不要になるため、撮影者が写真に写れないという悩みも解決することができるのです。

Clipsを活用した自動撮影の魅力は他にもありそうです。各自で探してみても面白そうですね。

 

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