Appleも本格始動! VRにおけるAppleの動向をチェック
16KのVRヘッドセット開発中と話題になっている、AppleのVR事情を整理していきます。
ソフトの対応、企業買収などの情報を通じ、同社の今後のVRへの取り組みを知るヒントにしていただければ幸いです。
Apple製VRヘッドセットは 2020年リリース予定?
正確には、VRとARの両方に対応したヘッドセットがリリースされると予測されています。
リリースが予測されているヘッドセットは片目で8Kの解像度を持ちますが、現状では市場に一つも8Kの解像度を持つヘッドセットは出ていません。
あと2年しないうちに、Appleがどのように革新的なVRゴーグルを開発することができるのか?は未知数ですが、これまでの同社の動きから、かなり信憑性の高い情報と言えるでしょう。
また、このゴーグルはワイヤレスとなっており、これまでのゴーグルとは一線を画するものと言えます。
Final Cut ProもVRに対応
2017年12月付のニュースリリースにて、Appleの動画編集ソフト『Final Cut Pro』の360度VRビデオ編集への対応が発表されました。
また、編集に対応するだけでなく、teamVR対応HTC VIVEヘッドセットを使用することでリアルタイムの確認ができるようになっています。
制作したビデオをYouTubeやVimeo、Facebookへダイレクトにアップできる機能も実装されました。
また、『Motion5.4』では360VRタイトルとエフェクトの作成と『Final Cut Pro』への読み込みが可能です。
▶Final Cut Pro X、360度VRビデオ編集に対応(プレスリリース)
▶Final Cut Pro X、MotionでのVRヘッドセットの使用法
ARヘッドセット企業『Vrvana』の買収劇
AppleがARとVR両対応のヘッドセットをりりーするとの予測がある前の2017年11月には、カナダのARヘッドセットスタートアップ『Vrvana』の買収が話題となりました。
この『Vrvana』の製品『TOTEM』はARとVR両対応のヘッドセットで、この買収により、AppleはARとVRの分野に大きく舵取りをしたとも言えるでしょう。
特許申請により、着実に準備を進めるApple
AppleはVRコントローラーに関する特許をいくつか取得しており、関連企業の買収や『Final Cut Pro』のVR対応以外にも、確実にVRへの舵取りを進めています。
▶2018年3月29日申請の特許
▶GoogleとAppleの特許戦略の違い(弊社ブログ)
ARヘッドセットは2019年発表?
VRとARに対応したヘッドセットの前に、2019年にはARヘッドセットがAppleからリリースされると予測されています。
VR、ARの基礎知識の確認に!
以下、弊社ブログの記事も併せてご覧いただくと、より一層、ARやVRについての理解が深まりますので、ぜひご覧いただければ幸いです。
▶VRとは「仮想」、ARとは「拡張」、新たな現実の可能性
▶VRとは、ARとは?知ってるようで知らなかった大きな違い
いつも私達に革新的でスタイリッシュな製品を届けてくれる企業の一つ、Apple。
2020年に発売が予測されている、16KのVRとAR両対応のゴーグルについても、きっと今までのゴーグルとは違うデザイン性と機能性を兼ね備えたものとなるでしょう。
Appleのニュースリリースや関連ニュースについて動向をチェックしつつ、新しく魅力的なゴーグルの登場を心待ちにしましょう。
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