自宅でVRアニメを見よう!Google Spotlight Stories

皆さんは映画の世界にはいってみたいと思ったことはありませんか？そんな希望を叶えるアプリがGoogleの「Google Spotlight Stories」です。

このアプリケーションは360°どの角度からでもアニメを見ることができ、さらに一つのアニメであっても様々な小さなストーリーが隠れているというなんど見ても楽しめるアプリです。また、一部作品はVR対応がされておりスマホでVRを使うための器具を購入することで自宅に手軽にVRアニメを見ることができます。

何度でも楽しめる！？360°動画の魅力

動画の中で、メインではないキャラクターが画面外にいる時、どんな動きをしているか気になったことはありませんか？360°の動画では、その画面を360°見渡し、まるで映画の主人公のような体験ができます。また、普段ならば見ないような着眼点で動画を楽しむことができるため、一回目は普通に見て二回目はちょっと気になった場所を最初から最後まで見て追いかけるなどといった同じ作品なのに全く違う見え方の動画として楽しむこともできます。

Google Spotlight Storiesの使い方

Google Spotlight Storiesは、アプリケーションを起動した時、最初に「見つける」という文字と共にまるで映画館の前にある巨大広告のようなポスター風の選択画面が出ます。YouTubeやニコニコ動画などの他の動画アプリとは違い、文字のタイトルとイラストが全画面に出るようなシンプルでスッキリとした選択画面となっています。

好きな番組を選択すると、全画面で動画がスタートします。縦画面でも横画面でも全画面表示で動画が使われるのがこのアプリケーションの特徴です。この状態で、スマートフォンの向きを変えると自分の動画内の視点が変わり、その視点で動画が鑑賞できます。つまり、360°自由な角度からアニメーションを見ることができるのです。

アニメーションの紹介

ではGoogle Spotlight Storiesではどのようなアニメーションがあるのでしょうか？今回はいくつかあるアニメーションの中からおすすめのアニメ二種類をご紹介します。

On Ice

”「On　Ice」は、SFを題材としたエキサイティングなアイスショー。このストーリーの主役が突然何者かの挑戦を受け、スポットライトを巡って戦いを繰り広げます”

（アプリ内紹介文より）

日本のアニメというより、ディズニーアニメに近いような雰囲気で描かれており目立ちたがり屋の主人公が様々な挑戦者に阻まれながらスポットライトを浴び続けようと奮闘する物語です。SFではおなじみのライトセーバーやロボットが氷上でスポットライトを巡って戦う姿は迫力があり、たくさんの挑戦者に阻まれスポットライトをなかなか浴びられない主人公を応援したくなるような作品となっています。

Rain or Shine

”ロンドンの完璧とも言える夏の日。太陽は輝き、鳥は歌い、誰もが弾むような足取りで歩いています。エラは新品のサングラスを掛けて出かけることにしました。こんな日に、うまくいかないことなんてあるわけないわ”

（アプリ内紹介文より）

この物語は、主人公の家に主人公へのプレゼントとしてサングラスが送られてくるところから始まります。サングラスをもらい喜ぶ主人公。しかし、このサングラスはなんと、雨雲を呼び出すサングラスだったのです！このサングラスを身につけた主人公が散歩に行って各所でサングラスが原因でトラブルになる……と言ったストーリーとなっています。

ストーリーの序盤から中盤にかけては、主人公がサングラスをもらうストーリーと同時並行で別のストーリーが繰り広げられます。例えば、鳩を狙う猫とそれを器用にかわして逃げる鳩の話など。主人公が移動し、アニメ全体として移動が行われるタイミングに合わせてサイドストーリーの場所も鳩が逃げるという自然な形で移動します。このように、どんな見方をしている人も楽しんでみることができる点もこのストーリーの魅力の一つです。

VR専門の機器は高額ですが、このアプリと1000円ほどのスマホ用VRゴーグルを使うことで安く手軽にVRを楽しむことができます。ぜひ、このアプリを利用してVRを手軽に体感してはいかがでしょうか？