シェアリングエコノミーのWebサービスまとめ
こんにちは、ライターの渡邊志門です。最近良く聞かれるようになったシェアリングエコノミーという言葉みなさんご存知でしょうか? シェアリングエコノミーとは欧米を中心に広がりつつある考え方で、モノやお金、サービスなどをシェアすることによってより良い生活を作っていこうという考え方です。
日本でも急速に成長を続けている分野で、これからの成長に注目が集まっています。今回はそんなシェアリングエコノミーのWebサービスをまとめました。
CaFoRe
個人間でのカーシェアリングサービスです。いま普及しているカーシェアリングだと、規定の駐車場に置かれた車をユーザーが予約しそれぞれシェアするような形が一般的ですが、CaFoReでは個人が個人に車を貸すような形になっています。
この形だと若干の不安はあるものの、一般的なカーシェアリングと比べて借りることの出来る車種にかなりの違いがあります。CaFoReではスポーツカーや軽トラックなど少し特殊な車も借りることが出来るので、その時の用途や気分に合わせて車種を選べるのです。
HIDE OUT CLUB
こちらはソーシャル・ボトルシェアリングというサービスです。なかなか手が出せない高価な酒のボトルを会員同士でシェアすることで、高級酒や希少酒をリーズナブルに楽しむことが出来ます。
ウィスキーやワイン、日本酒などは高価な物も多くまた、高ければ美味しいというものでも無いため、バーに行っても結局同じものを注文してしまうというケースが多く見られます。そんなユーザーの考えに基づいたサービスです。
チケットストリート
チケットストリートはその名の通りチケットのシェアリングサービスです。実際にチケットを購入したものの、どうしても外せない急用で誰かに譲りたくなったチケット購入者と、抽選などで外れてしまったもののどうしても行きたいユーザーとを繋ぐシェアリングサービスとなっています。
当然ながら営利目的での取り引きは禁止されており、いわゆるダフ屋とは全く違うものです。チケットの取り引きといえば、現代ではオークションが主流ですが取り引きの際の価格高騰やトラブルが絶えないなど、問題視されています。そんななか、チケットストリートは世界最大級のオークションサイトであるebayと提携しており、また日本バスケットボールリーグの公認チケットサイトとしても認められています。
有効活用することで、取れなかった有名アーティストのチケットが取れるかも?
Xchange
ファッションアイテムに特化したイベントの開催・参加できるリアル連動型シェアリングサービスです。
自分ではもう着ないけれど、まだ綺麗だし誰かに使ってもらいたい! そんな思いから誕生したのがXchange。シンプルな物々交換をテーマにしており、お金をかけずにファッションを楽しむことを目的としています。
特徴的なのが、持ち寄る服には「エピソードタグ」というタグをつけるシステムになっていることです。服にはその人の思い、エピソード、取り扱い注意報、次に使う人へのメッセージが込められていると考え、人から人へと思いを伝えていく仕掛けがなされています。
まとめ
シェアリングエコノミーは収益化することが難しく、長く存続することができているサービスが現状では少なくなっています。実際にしっかりと運営を続けられるモデルを考えることも必要ですが、なによりもそれが本当にユーザーが求めていることなのかを見極めること。そしてエコノミーに繋がっていることを意識したサービスが必要なのかもしれません。