スマホの「指紋認証」は便利が良いが、同時に決定的な弱点を持っている
先日このブログ内でジョブズがここまで考えていただろうか?iPhoneの革新性はTouch IDにありでお伝えした通り、現在スマホを使っている多くの方がこの機能を使ってスマートフォンのアンロックをしているのではないでしょうか。
アップルの調査によると、現在iPhoneユーザーの85%がこの機能を使ってアンロックを行っているそうです。
ただし、この「指紋認証」たった一つだけ決定的な脆弱性があります。
すでに多くの方が気づきだと思うのですが、それは指紋のついた指を作れてしまうということです。
そう、簡単に。
IT系ニュースサイトのThe Vergeが、指紋から簡単に指を方法を公開していました。
(元記事 Your phone’s biggest vulnerability is your fingerprint – The Verge)
動画の中では、歯医者さんで使う樹脂を使っていとも簡単に偽物の指紋つきの指をつくることに成功しています。
ビール瓶についた指紋を採取してハッキングしたり、写真から指紋を分析してハッキングしたハッカーの話も取り上げていたり、そもそもアメリカでは入国ビザの申請などで国は膨大な指紋データを持っていることも指摘しています。
テクノロジーの進化は、人間にとって便利のよい方向に進みます。しかし、便利がよいからと言ってそれが完璧なものである保証はないわけですよね。
結局、現在スマホの最高のロック方法はパスワード認証であるこは変わりがないようです。