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UXデザインってなんだろう?ユーザーの体験をデザインしよう

こんにちは、はじめまして!

2017年度新入社員、RADサービス部所属の澤村です。

同期の阿部さんの記事にちらほら登場しているようなので、ここで簡単に自己紹介させていただきます。

特技は弓道、最近の趣味は海外旅行です。入社3ヶ月目の三連休で上海へ行ったりもしました。

英語は不得意ですが、持ち前の前向きさと必死のジェスチャーで毎回乗り越えています(笑)

 

今年は5回海外へ行きました。その5回目となる海外は・・・・・・そう!10月に行われたキャパの海外研修!

多様な人種と文化が入り混じる夢の地、アメリカラスベガス・サンフランシスコです!!

 

今回から三回にわたり、アメリカでの研修で学んだことや楽しかったことについてお伝えしていきます。

海外出張特別企画第一回はサンフランシスコで学んだ「UXデザイン」についてお話したいと思います!

UXデザインとは

UX(User Experience)デザインは「ユーザー体験をデザインする」ことです。

言い換えるなら、「うれしい体験」を作り出すデザインといえるでしょう。

デザインと聞くと、絵を描いたり服を作る作業のことを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。ここでのデザインとは、企画や設計なども含めた、ものを作り出す過程すべてを指します。

UXデザインとは、製品やサービスの質とモノそのものではなく、それらを使うことによって得た「たのしい」や「便利だなあ」といったユーザーにとって「うれしい体験」をデザインしていく取り組みと、その方法論です。

UXデザインがうまくいけばユーザーの満足度も高まり、結果として利用者の増大や継続利用が見込めるので、企業にとってもうれしいことばかりですね。

ユーザーが本当に求めているものとは?

ではここで例として、化粧品について考えてみましょう。

化粧品を買うときは専門店へ行き、数十種類という数の中から一番気に入ったものを選びますね。デパートなどでは専門のスタッフからアドバイスをもらったり、時に実際にメイクを試してみたりして購入に至ると思います。

 

でもこれ、たいへんだなぁって思ったことはありませんか?

新しく試してみたファンデーションの色味がちょっと気に入らないとか、何百も種類があって分からないのでデパートに行ってみたけど、そこまでひとつのブランドにこだわりがあるわけじゃないとか。化粧品は決して安いお買い物ではないだけに苦労は耐えません。また、もっといろんな色のアイシャドウをお手軽に試してみたいな~なんて思っている人も多いと思います。

 

ところで、この例でユーザーが求めていることが何かわかりますか?

「化粧品でしょ?」

そうですね。ユーザーが化粧品を求めていることは間違いありません。

しかし、ユーザーが本当に求めているものは「化粧品」ではありません。

化粧品を使うことによって「綺麗になった自分」なのです。

それに対し、化粧品で苦労していては「綺麗になりたい」という欲求は達成されても、化粧品選びが億劫だなぁというマイナスなイメージになってしまう可能性がありますし、また化粧品を購入するまでの過程が心に留まることはおそらくないでしょう。

  • 購入前に失敗しないように試してみたい
  • 気軽にたくさんの色や種類を使ってみたい
  • 忙しくて化粧を選んでいる時間があまりない!

UXデザインでは、これらの「綺麗になりたい」という欲求に対する弊害や満足度を下げている原因と、ユーザーの心理や動機を掘り下げてリサーチを重ね、いかにユーザーに「うれしい体験」をしてもらうかをデザインします。

これまでの綺麗になるために必要な「化粧品を手に入れる」だけだった作業に、「化粧品を選ぶ楽しさ」という価値を生み出すということですね。

 

では、メイク×UXデザインの例として、サンフランシスコにあるコスメ専門店、「SEPHORA」で実際にBeauty Workshopを体験してみたので、次回はそちらのレポートをお届けしたいと思います!

乞うご期待!

 

出典

安藤昌也(2016)『UXデザインの教科書』丸善出版.

 

 

 

 

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