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徹底比較!コスパ最強のVRデバイスはこれだ

VR(Virtual Rality:仮想現実)という言葉も一般的になってきています。
現在一般的にVRといえば、専用のゴーグルを装着して視覚を全てゴーグルからの情報に置き換えることによって、現実ではない仮想の空間に実際にその場にいるような臨場感を味わうことができるもののことを言います。

そして、VRを体験するためのVRデバイス(ゴーグル)も、少し前までは数十万円していたものが、比較的手に入りやすい価格帯になってきています。

日本国内でも多くのVRデバイスを購入することができますが、実際デバイスを選ぶのに重要なポイントとVRデバイスのコストパフォーマンスを考えてみましょう。

 

 

VRデバイス選びで重要なポイント

 

VRデバイスを選択するにあたって、重要なポイントは視覚を完全に置き換えることができるかということです。せっかくゴーグルを買っても自分に合わなければ、その体験は中途半端になってしまいます。そのために注意するべきことは次のような事です。

 

焦点距離の調整ができるか

 

VRデバイスは万人に向けて作られています。ですが、全ての人間が同じ視力を持っているわけではありません。視力が良い人や悪い人がいます。人間の視力は、「焦点距離」と言われており、焦点距離が正しく合わないとVRの世界に没入することが難しくなります。
また、右目と左目の瞳の幅は人によって異なります。これも、調整ができないとVRの没入感を損なってしまいます。

この、目の「焦点距離」と「左右の瞳の幅」を最適に合わせるために必要なのはVRデバイスが左右の瞳の位置と焦点距離を細かく調整が可能かどうかなのです。

 

VRデバイスの対応機器とソフト

 

VRデバイスとひとことで言っても、様々な種類があるのはご存知だと思います。
そして、デバイス選びで一番注意しなければいけないのが、どんな機器に対応したVRデバイスかということです。多くのVRデバイスは対応している機器(PCやゲーム機、スマートフォンなど)が限定されますので、自分の環境にあったデバイスの選択は絶対に必要です。

 

 

コストパフォーマンスの高いVRデバイスは

 

では、コストパフォーマンスの高いVRデバイスとは一体どのようなものがあるでしょうか。
対応機器やこだわりによって選択肢は違うと思いますが、3つのユーザに分けて考えて見たいと思います。

 

とにかく安くVRを体験したい

 

とにかく安くVRの世界を体験したい方には、「Google Cardboard(グーグル・カードボード)」がおすすめです。
3インチから5インチのディスプレイのスマートフォンに対応した段ボール製のVRデバイスです。

素材は段ボールなので安価ですし、Googleがその作成法を公開していますので、いろいろなメーカーが、Google Cardboardに対応したVRデバイスを公開しています。Amazonで探せば1,000円代から購入することが可能です。

弱点は焦点距離や左右の瞳の幅の調整が一切できないことです。それでもとりあえずVRの世界を体験してみたい人にはとてもコスパの高いデバイスです。

反対に、スマホの機種が限定されていることや、それなりの値段に目をつむれば、サムソンとOculusが共同開発したGalaxyS6/S6 edge専用の「Galaxy Gear VR(14,800円)」という選択肢もあります。こちらなら、視野角が96度と若干狭いものの、アプリの数や、左右の調整機能も充実しています。

 

PS4を持っているのなら

 

PlayStation4を所有しているのであれば、是非とも検討していただきたいのが、「PlayStationVR(44,980円)」でしょう。

PSVRはPS4専用のVRデバイスで、対応ゲームも順次発売されています。
スペック上も視野角100度、有機ELディスプレイを搭載しており、PS4対応ソフトのクオリティーは非常に高いものになっていますので、純粋にVRコンテンツを楽しむには非常にコストパフォーマンスが高い選択でしょう。

逆に、VRコンテンツを作成したい人には、既製コンテンツしか楽しめないのは難点と言えるでしょう。

 

最高を求めるのなら現在2強から選択

 

最高スペックのVRデバイスの求めるのであれば、「Oculus Rift(94,600円)」でしょう。
視野角110度、片目ごとに有機ELディスプレイを搭載しているという、最強のスペックです。
Oculus Riftは、Xboxのゲームをプレイすることもできますし、PCに接続して独自のコンテンツを開発することもできます。

また、スマホメーカーのHTCとゲームで有名なValveが開発したのが「HTC Vive(99,800円)」です。
こちらの特徴は、ポジショントラッキングによって、しゃがむといったプレイヤーの全身動作がVR空間に反映されることです。こちらも、Oculus Riftと同様のスペックとなっています。

 

 

VRデバイスの選択肢は多い

 

このように、ちょっとVRを始めて見たいというニーズから、がっつりVRを堪能したいというニーズまで、用途に合わせて様々なデバイスが販売されています。

VRを楽しむには、最高スペックは必ずしも必要ありません。
自分が何をしたいのかよく考えて、VRの世界を堪能してみませんか。

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