シリコンバレーは今、ヘルスケアベンチャーが熱い
皆さんこんにちは。キャパの市来です。
シリコンバレーでは今、ヘルスケアベンチャーが熱い!という噂を聞き、実際にIoT製品のショップであるTarget Open Houseやb8taなどに行き、色々なIoT機器がヘルスケアと関わっているのを確認して来ました。
それでは早速、実際に見てイケてる!と感じたヘルスケアスタートアップを紹介して行きたいと思います。
注目のスタートアップ
Motiv
Motivは、指輪型のフィットネストラッカー「モーティブ・リング」を作っているスタートアップです。
このリングは、はめているだけで24時間、自分の心拍数・運動している時間・消費カロリー・移動距離・睡眠時間・安静時の心拍数・活動時の心拍数を計測してくれます。
素材はチタンでできており、水深約50mまで防水で、1回の充電で約3日間保ちます。充電は1時間半でフル充電できます。
Motivが他のウェアラブルデバイスやスマートリングと異なる点は、つけていてもダサくなく、余計な機能がなくヘルスケアに特化しているところです。
腕時計よりもつけていて邪魔にならないため、ランニングなどの運動を記録したい人にとってはお勧めできるのではないかと思います。
Forward
Forwardは、最新技術を取り入れたハイテク診断所で、一人一人に合ったプライマリケアを提供している会社です。
12分で完了する血液検査など、最先端のテクノロジーを詰め込んだ診療所はほかでは見たことがありません。
創業者はGoogle出身で、エリック・シュミットやマーク・ベニオフなど著名経営者がエンジェル投資家として出資しています。
この会社の特徴は、何と言っても最高のUXを提供しているところです。
全身の健康状態を瞬時に把握できるようなスキャナーツールが設置されていたり、患者用アプリから最新の診断ツールなどを提供することで、患者の侵襲を大幅に軽減しています。これほど患者のことを考えた診療所が今までにあったでしょうか。
また、AIが患者の話を音声認識し、カルテを書くなどサポートすることで医師が効率よく診療に集中できる環境を提供しています。
日本とは違った、特殊な支払い方法にも注目です。
健康保険の代わりに、Forwardは定額制の会員サービスとして医療を提供しています。会員は一律月額149ドルで無制限に診察、基本的な健康診断、血液・遺伝子検査、健康相談窓口を利用することができます。
ウェアラブルデバイスによるモニタリングや、アプリによる24時間のAIサポートなども提供しています。
以上が、私が現地で見ることができたヘルスケアスタートアップです!
この他にもまだまだ注目されているヘルスケアスタートアップは沢山あるので、その中か3つだけ紹介したいと思います!
Doctor On Demand
Doctor On Demandは、緊急時にも使える遠隔医療モバイルアプリを作っています。
必要な時にスマートフォンやタブレットで医師や専門家のビデオ相談を受けることができるアプリです。24時間利用することが可能なので、急な発病などにも対応できます。
現在登録ユーザーは100万人以上います。
Collective Health
Collective Healthは、クラウドベースの新しい医療保険を提供している会社です。
企業が従業員に提供する医療保険を提供しています。中間コストを省くことにより低コスト化を実現しています。従業員は、自分に必要な補償だけを選ぶことができます。
代表的な企業として、eBayやRedBullなどが利用しています。
Zipline
Ziplineは、ドローンで医薬品配達を行なっている会社です。
ドローンを用いることで、陸路ではアクセスしづらい地域の患者に血液やワクチンなどを届けています。医療関係者は必要なものをメールで注文し、Ziplineは配送センターから必要なものをドローンで配送する仕組みです。配送物はパラシュートで指定の場所に投下され、病院のスタッフが回収します。
以上が私の紹介する注目のスタートアップでした。
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