ポートレートを自撮!?google Selfissimo!を使って何ができる
google Selfissimo!で自撮!
Googleが昨年12月12日に公開した「google Selfissimo!」。
被写体となる人物がポーズをとるたびに、その動きを自動的に感知して写真を撮影するアプリです。
モノクロの自撮写真を自動的に撮影してくれるので、自分自身のポートレートを作りたい人は重宝します。
Selfissimo!はiOS版、Android版両方使えます!
そもそもポートレートとは
今は携帯電話やスマホを使って誰でも簡単に写真が取れる時代になってますが、人物写真(ポートレート)の撮影は案外難しいもの。そもそもこうしたポートレートは、切りとる場面やポートレートが何に使用されるかといった意味的な面で、いろいろなパターンが生まれますので非常に奥深くなります。
基本的にポートレートは他人の姿を撮影するもので、自分自身を撮影するものではありませんから、自分のポートレートを自分で作るなんて、あまり想像できないハナシでした。
ポートレートの撮影は難しい?
写真撮影の基本的な所で言えば、ポートレートをカメラで撮影する際は、まず主題をはっきりさせるために背景をぼかす必要があります。またホワイトバランスに注意して、撮影する場所によって設定を変えなければなりません。
加えて逆光は避けて撮影するのが基本ですが、陰影がつきすぎてしまう順光も避けたいところ。野外の場合は被写体の斜め後ろに太陽がある感じで微調整が必要です。
また人物撮影用に適した焦点距離が50mm以上のレンズを利用し、顔のゆがみを抑えつつ、人の目でみるのと同じ状態を作り出さなければなりません。
こうしたカメラ側の調整だけでなく、被写体が動いていたり、ポージングを行ったりしている場合、常にピントを合わせながら、タイミングよくシャッターを切る必要があります。この操作には慣れが必要です。
とまあ、長々と書きましたが本格的なカメラを使ったポートレートの撮影は難しいものです。そして決して自分では撮影できません。
google Selfissimo!は不可能を可能にした!
ところがこの「google Selfissimo!」は、自分自身のポートレートを自分で作ることを可能にしてくれます。
しかも勝手に撮影してくれるので、表情を変えたり、角度を変えたり、ポージングを工夫したりして、いろいろな写真が作れるのです。
スマホを自分で持ってもいいですし、スタンドや三脚で固定してもOK。やり方は個人それぞれ、好きなように撮影できます。
撮影した写真は一覧で表示されるので、作品を見ながら気に入ったものを個別に保存しておくこともできます。
アプリでは写真は保存されないため、撮影後は手動で保存する必要があるのでご注意ください。
Selfissimo!をどうやって活用する?
Selfissimo!は、セルフィーを使って自撮する人がメインユーザーという認識をされる方がいるかもしれませんが、使い道はそれだけではありません。
モノクロ写真のモードしかないので、オフィシャルな感じでは使えませんが、たとえば社員紹介やスポーツチームやサークルなどのメンバーの紹介をする際に、ホームページの素材などで利用できます。
こうした感じのページを作りたい、撮影してほしいと言ってプロのカメラマンに依頼するとそれなりの費用がかかります。写真選定の時間や撮影自体の時間もかかるでしょう。しかしSelfissimo!を使えばメンバーに自分で撮影してきてもらい、気に入ったものを共有すれば、簡単ですし、費用もかかりません。
Selfissimo!を使ったポートレートの作成や、ホームページの素材作成に、みなさんもぜひ挑戦してみてください!
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