何が違う? Google Wifiと既存のルーターを比較してみた
米国では先行リリースされていた、『Google Wifi』が日本でも購入できるようになりました。
本記事では既存のルーターとの比較、独自機能への考察を通じ、これから導入を検討されている皆さんの参考になれば幸いです。
まずはGoogle公式の動画をチェック
日本での発売に併せ、日本語での紹介動画がアップされています。
米国では2016年12月のリリースですから、待ちに待った国内販売(2018年4月26日)という方も多いはず。
商品の概要についての動画も日本語で制作され、公開されています。
1台のみ、3台セットで販売
Google Wifiの購入ページによると、購入できるモデルは2種類。
『1台のみ(マンションや中規模住宅用)』と『3台(更に大きい・複雑な構造の住居用)』が用意されています。
3台セットでの購入は価格的にも、機能的にも大変優位性があります。
『Google Wifi』の価格について
それぞれの価格をご紹介しますね。
・Google Wifi 1台 16,200円
・Google Wifi 3台 42,120円(1台購入に25,920円プラス)
3台購入でも4万円台なので、住居内で快適なWi-Fi環境を構築したい方には、うってつけのモデルと言えるでしょう。(1台あたり14,040円)
従来に比べ、大幅に安定した高速接続
今まで、家庭内のWi-Fiネットワークの速度が遅い、安定しないといった場合に、『Wi-Fi中継機』を購入/設置するケースが多かったのではないのでしょうか。
Google Wifiでは、設置台数(Google Wifiポイント)を増やすことで、従来のような中継機設置に伴う速度低下を避けることができます。
メッシュネットワーク
『Google Wifi』は、自動的にチャンネルと帯域の選択を行い、常に安定した高速通信を実現します。※ユーザー側で面倒な操作なども不要。
『Google Wifi』は『メッシュネットワーク』という仕組みでWi-Fi環境を構築しているのですが、販売ページにもあるように”複数台のGoogle Wifi”を配置することで、広範囲でWi-Fiが受信可能になります。
これまでの中継機のように”速度低下”もせず、安定した高速通信が可能です。
専用アプリ『Google Wifi』
現時点では日本語対応していませんが、専用のアプリ『Google Wifi』を使うことで、簡単に設定などができます。
Bluetoothで機器の設定ができる点も好評で、アプリ上でTipsを確認できるなど使いこなすための情報も沢山詰まっているので参考にしましょう。
自動更新、セキュリティーで手間いらず
見た目にもスタイリッシュな『Google Wifi』ですが、強固なセキュリティー性能も強みで、ファイアウォールにより、危険な接続(接続の試行、一方的な接続)からネットワークを守ります。
また、Wi-Fi暗号化プロトコルとして知られる『WPA2セキュリティ』もサポートし、ネットワークに接続するユーザーを制限(パスワードでの接続が必要)します。
常に安全な状態で使うためのソフトウェアアップデートも自動で行われるので、全くPCやネットの知識がない方でも、安心してWi-Fi環境を構築・維持することができます。
アプリの日本語対応が待たれる『Google Wifi』ですが、プロダクトに対する期待、評価は大変高いようです。既存ネットワークの見直し、新規購入時などに確実に選択肢の一つとなってくるであろう『Google Wifi』に今後も注目ですね。
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