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代表的なARプラットフォーム紹介5選

この記事では以下の3つのことがわかります。
①代表的なARプラットフォームについて
②注目のARガジェット
③弊社ブログのおすすめAR関連記事

Spark AR

3:49〜のエフェクトは衝撃的
Instagram、FacebookでのARエフェクトのプラットフォームです。コードを書く必要なく、誰でも簡単にARエフェクトを楽しむことができるのが魅力。

普段から馴染みのあるサービス上で、手軽にARの世界を楽しめるというのは魅力ですね。かなり遊び心たっぷりのエフェクトを適用できるので、SNSを通じたコミュニケーションも変化しつつあることがわかります。

日本でも流行ったSNOWなどよりも、大胆で派手なエフェクトが多い印象です。チュートリアルなども充実しているARプラットフォームです。

Spark AR Studio
チュートリアル

ARCore

Android、Unity、Unreal、iOSに対応したARプラットフォームです。各環境ごとのクイックスタートなども用意されており、どの環境からでも開発をスタートできます。

スマホのフロントカメラから、468個のフェイスメッシュを作成できる(AugmentFaces API)など、
スマホを活用するための機能が充実しています。

対応デバイス一覧(ARCore)

照明推定(Lighting Estimation)の機能によって、自然に現実世界とARを融合させることができます。ARを違和感なく活用するために必要な要素が揃った印象です。

Lighting Estimation(ARCore公式サイトより)
ARCore
▶クイックスタート(AndroidiOSUnityUnreal)
Google AR&VR

Atheer(アシアー)

http://www.ctc-g.co.jp/news/press/20190819a.html

国内では伊藤忠商事が取り扱いをしている、ARプラットフォームが『Atheer』です。現場でのARの活用に適しているプラットフォームで、以下のような特徴があります。


様々なシーンで活用される、Atheer
伊藤忠テクノソリューションズWebサイトより

タブレットだけでなく、スマートグラスやウェラブル端末にも対応し、ジェスチャーやタッチ入力もできるという特徴があります。”伊藤忠テクノソリューションズでは、設計やコンサルティング、各種設定、ヘルプデスクサービス(プレスより)”など、ワンストップのサービスを提供しています。

スマートフォンやWebサービスに組み込まれるARではなく、工場などの現場でのARプラットフォームとして、Atheerの存在は押さえておきたいですね。

プレスリリース伊藤忠テクノソリューションズWebサイトより

Niantic開発コンテスト『Beyond Reality』

記事執筆時点(2019年10月)でNianticが開発中のARプラットフォームは、開発者限定で使用できます。Nianticの開発コンテスト『Beyond Reality』参加者は、次世代のゲーム開発のプラットフォームを体験できるのです。

Nianticは次世代の私達を取り巻く状況は、”ウェアラブルコンピューティングが広く行き渡った未来へとタイムリープしてみましょう。この世界では、未来のARデバイスによって、人間の五感はリアルとバーチャルの間で渾然一体となっています。プライベートでもビジネスでも、日々の体験は低遅延の5G回線でリアルタイムにつながり、どこへでも携帯できる超小型デバイスによって支えられている(Nianticブログより)”としています。

ARプラットフォームが様々に存在する今、どのプラットフォームを選ぶかを考える際に公式から発信される情報に目を通すことはとても重要です。各ARプラットフォームの特性を踏まえ、取捨選択していくことが求められます。

Nianticのブログにあるこちらの記事では、実際のゲームを例に自社の考えるARの未来像、開発者に向けた情報発信をしています。これからのARプラットフォーム選びの際には、Niantic社のようにわかりやすい言葉で、開発者向けに情報を発信しているかどうかも選択のヒントになりそうです。

Niantic Developer 登録サイト

サウンドとARの融合BOSE AR

サングラス型のデバイスに通話機能、Bose AR、Bluetooth機能などを搭載しているデバイスです。記事執筆時点(2019年10月)で、メーカーがアナウンスする価格は27,500円。レンズ交換(オプション)ができるという点で、サングラスとしても注目している方も多いのではないでしょうか。

BOSE版のARプラットフォーム、BOSE ARではモーションセンサーとサウンドを融合させたような特徴があり、現状ではBOSE CONNECT APPとBOSE MUSIC APPの2種しかリリースされていませんが、今後より一層の対応アプリがリリースされることでしょう。

BOSE Frames
BOSE CONNECT
BOSE MUSIC APP

AR関連コンテンツ紹介

当ブログのAR関連コンテンツをご紹介します。本記事と合わせて読んでいただくと、より一層ARについての理解が深まることでしょう。

1.ARスポーツ「HADO」って?大会や学校授業への導入も増加中!

ARスポーツ「HADO」って?大会や学校授業への導入も増加中!

HADOと呼ばれるARスポーツの基礎知識と教育現場への導入事例を紹介しています。

2.ARで平面検出!UnityとARKit2.0でAR開発

Appleが提供するARプラットフォーム(ARKit2.0)について紹介しつつ、開発環境の整備の仕方なども解説しています。

3.AppleがAR機能を強化、ARKit3で人間の認識を可能に

AppleがAR機能を強化、ARKit3で人間の認識を可能に

ARKitのバージョンごとの機能追加についてや、ARKit3で実現した『People Occulusion』という人間の動きを認識する機能についても紹介しています。

4.どう使われているの!?VR/ARの業務活用方法

どう使われているの!?VR/ARの業務活用方法

VR、ARを実際にどのように業務に活用しているかを記事としてまとめています。操作マニュアルの補助ツールとしての活用などは、導入を検討されている担当者様も多いのではないでしょうか。

5.Googleが力を入れるARって何?AR/VRの基礎知識やApple・Microsoftなどの戦略も解説します

Googleが力を入れるARって何?AR/VRの基礎知識やApple・Microsoftなどの戦略も解説します

ARの業界を取り巻く現状を、Google、Apple、Microsoftの取り組みなどから紐解きます。まずはARについて知りたいという方は、ぜひご一読ください。

まとめ
特色あるARプラットフォームをいくつかご紹介しましたが、ぜひ弊社ブログの過去記事も一緒にご覧ください。ARに関する基礎知識から、最新動向まで様々なコンテンツを扱っています。特色ある製品、プラットフォームの活用のためのヒントが満載です。

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