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モバイルは、ブラウザとアプリ、どちらに行くのだろうか。

モバイルアプリケーションは、大きく2つの方法でサービスが提供されている。それは、ブラウザとアプリだ。

ブラウザはどの端末にも入っており、セキュリティも高く、インストール不要でつかえる。また、SNSなどの共有にも強い。結局のところ世の中で最も多く使われているアプリはブラウザである。

Googleの戦略を見る限り、彼らはアプリよりもブラウザに傾注している。彼ら出しているアプリの殆どはブラウザで使うことができる。それは、彼らの収益源たる広告が、アプリに比べて設置しやすいということに本質がある。

 

一方でアプリはUI、UXの自由さがブラウザに比べて圧倒的に優れている。モバイルゲームにおいて、ブラウザゲームが衰退し、アプリが全盛となった理由の本質は、まさにこの表現力にある。

ブラウザではポチポチすることしかできないゲームが、アプリにおいてはグリグリ動かすことができる。

また、起動も早い。いちいちネットにアクセスせずとも、端末内のデータにアクセスすることで圧倒的な速さでユーザーにサービスを提供できる。

だが、アプリはインストールが面倒である。アプリストアはしばらく前からステマが横行、ランキングの上位はゲームばかりで全く面白みがない。また、すでに皆のスマートフォンのホーム画面はアプリで覆い尽くされ、これ以上アプリをインストールする気にはなれない。

アップルはwebではなく、アプリ手動でサービスを提供している。ブラウザでは彼らのサービスをほとんど使うことができない。アップルは端末が売れ、アプリが売れることで収益が得られるからだ。ブラウザはその他大勢のアプリの1つにすぎない。

アップルはiOSをアップデートするたびに彼らのネイティブアプリを増やすが、考え方を色濃く反映している。

 

結局のところ、一長一短と言えるが、提供されるサービスの特性により、最適な選択肢を取るべきなのだろう。

 

 

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