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これからは「決済サービス」が面白い、という話。

アマゾンがモバイル決済から撤退すると、Forbesが報じている。

アマゾン、モバイル決済から撤退 「Amazon Register」を終了

今回のアマゾンの決定はモバイル決済の分野が、いかに利益率が低く、継続が難しいビジネスであるかを示している。PayPalやIntuit INTU、スクエアといった競合との戦いの中で、アマゾンは低い決済手数料を売りとしていた。スクエアのスワイプあたりの手数料が2.75%であるのに対し、Amazon Registerは早期申込者限定で1.75%という格安なレートを提供していた。

3%を切る手数料で、「モバイル端末」で決済ができるとあって、非常に大きな成長を感じる分野ではあるが、競争は非常に厳しいようだ。amazonですら撤退するほどのものである。

おそらく、セキュリティやインフラの面で巨大な設備投資が必要であることが主要な理由だろう。誰でも参入できる、という性質のものではない。

 

ただ、販売店の現場ではモバイル決済は非常に大きな武器となる。

例えばフリーマーケット、展示会場などでは今まで、大きな端末やキャッシュレジスターなどが使えないため、現金取引のみとなっていた。ところがモバイル端末を用いた決済はそのような制約を全て無くしてしまう。

究極的には、インターネットは「マッチング」と「決済」の役割しか無い。それ以外は全て、リアル世界の活動に劣る。触れない、味わえない、臭わない、など、現在のインターネットは五感を刺激するものでない。

 

今までは検索エンジンにしろ、ポータルサイトにしろ、ECにしろ、基本的には「マッチング」が中心であり、決済はインターネット上ではおまけであった。

今後は決済サービスが進化し、「手軽」に、「簡単」に、クレジットカード等の信用情報なしに、自由に送金ができるシステムができると、非常に便利であろうことは容易に想像がつく、例えばビットコインなどもその1つだ。

そういったものができれば、クリックひとつで「投げ銭」が可能になり、記事コンテンツの販売も促進されると思うのだが、どうだろうか。

 

 

 

 

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