月末の帯域制限を防ぐため、テザリングを使うときに注意すべき事項
皆さんこんにちは。外出してPCを使うことの多い人は、スマートフォンの回線をPCで使う、「テザリング」を多用することが多いと思います。
が、最近のスマートフォンは通信量の上限が決まっており、テザリングを使うと結構な量の通信料が知らず知らずのうちに発生していて、月末にいつも帯域制限で遅い…ということも珍しくありません。
かくいう私も、月末はだいたい通信をしすぎて帯域制限をされ、200kbpsというPCで作業するには少し鬱陶しい通信速度で作業をせざるを得なくなります。
ですが、「なぜそんなに通信料が発生しているの?」と不思議な時もあります。大きなファイルをやり取りしたりしたわけでもなく、動画を長時間視聴したわけでもなく、いつの間にか1G、2Gと大きな通信料が発生している。
不思議に思い、色々と調べると分かりました。つまり、「悪さをしているサイト、サービス」の存在です。テザリングをするときは、通信料を抑えるため、次のサービスには気をつけたほうが良いと思います。
- Dropbox
Dropboxはヤバいです。なぜヤバいかといえば、「共有フォルダ」の存在です。職場や友人たちとDropboxのフォルダを共有している場合、だれかがちょっと重たいファイルを突っ込んだだけで意図せず恐ろしい量の通信をしている時があります。
テザリング中はできるだけムダな同期を控え、Wifiの繋がるところで同期しましょう。
2.Google Photos
めちゃくちゃ使える写真サービスとして君臨するGooglePhotosですが、テザリングの大敵です。このアプリケーションは、ローカルの写真を勝手にアップロードするため、知らない間にPC中の写真を「アップロードしていた」ということになりかねません。
気づいた時には4Gアップロードしていた…、という経験が私にも有り、GooglePhotosの同期も普段は切っています。
3.Facebook
Facebookはそんなに通信量は多くないじゃない、というアナタ。油断大敵です。普通であればFacebookは大したことのない通信量ですが、PCでFacebookを見ると、とたんにその凶悪な本性をむき出しにします。
ポイントは「動画の自動再生」。タイムラインを繰っていくと、誰かが動画をアップロードしていることがあるでしょう。それをPCは自動再生してしまうのです。これはたまりません。
気づいた時には数百メガ分の通信をしていた…なんてことも良くあります。
4.Evernote
こいつも要注意サービスです。調子に乗ってPDFなどをバカスカ添付していると、通常の利用で軽く数百メガの通信料が発生します。無料プランの人は月の通信料が50Mでストップされるのですが、有料プランの人は要注意です。
またローカルにデータを保存するアプリを使っていると、通信料が膨大になりますので、注意しましょう。
5.ソフトウェア・アップデート
Macにしろ、Winにしろ、ソフトウェア・アップデートはテザリングの大敵です。とくにWinは自動ダウンロードをするため、気づいたと時には…(以下同文)ということです。
以上です。テザリングはWifiと体感的には大した差がないので、裏での通信には十分に気をつけて下さい。