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タブレットとスマートフォンの用途の違いについて考察する。

タブレットと、スマートフォンの使い分けについて、考察してみたい。

タブレット端末はappleのipadの発売以来、劇的な広がりを見せ、現在では各社より個性的な端末が出ている。だが、「スマートフォン」との使い分けはどうなのだろうか。

スマートフォンとタブレットの本質的な違いはたった2点。携帯性と、視認性にある。

スマートフォンは携帯性が高いが、視認性に劣る。

タブレットは携帯性は低いが、視認性は高い。

したがって、携帯性が求められない家庭内やオフィス内、かつ視認性が要求されるwebの回遊や、電子書籍の閲覧、動画の視聴などに向いていると言われる。

逆にスマートフォンは通話やSNSなど、コミュニケーションツールとしての用途には強い。

 

それを考えれば、タブレット向けのソフトウェア開発というのは、「据え置き」かつ、「文字認識」「動画視聴」などに特化した用途の開発が要求されるということだろう。

例えば企業内ではタブレット端末を用いたPBXの構築、会議での資料の共有、また、社内システムの端末、場合によってはマニュアル閲覧や、社内教育用の資料閲覧端末として用いるなどの用途も考えられる。

ただし、端末の計算処理能力、入力デバイスの使い勝手は悪いので、何かしらの入力や処理を伴うような操作は、PCに劣ったままであり、「成果物を作成する」と言うよりは「成果物を閲覧する」という用途に使われたほうが良いだろう。

 

スマートフォンと、PCの間にある端末がタブレットである。一見中途半端に見えるが、潜在的な需要は一般消費者よりも、むしろ企業内で用いられることについて存在するのかもしれない。

 

(Photo:Martin Voltri)

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