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iPhoneXアプリを開発時に気に留めておくべき3つのポイント

Appleが発表したiPhoneの新しい世代ともいうべきiPhone X(テン)ですが、最近では結構持っている人も多く見るようになってきました。

そこでアプリ開発者として考えなければならないのがiPhone Xに対応したアプリの作成でしょう。

iPhone XがiPhone8までの通常のiPhoneシリーズと大きく異なるのは、画面のサイズの変更とホームボタンを排除したことによるUIの変更です。

アプリ開発者がiPhone Xに対応したアプリを作成するために注意するべきこととは何でしょう。

 

 

iPhone XがこれまでのiPhoneと大きく違うポイント

 

iPhone XがこれまでのiPhoneシリーズと大きく異なるのはやはり画面が大きくなっていることでしょう。

 

画面サイズとアスペクト比

 

画面のサイズは、これまでのiPhone8などが、667ポイント×375ポイントであったのに値して、iPhone Xでは812ポイント×375ポイントとなります。

そして、アスペクト比は18:9となっています。
この画面サイズの違いによって、動画や画像をフル画面で表示しようとすると、既存iPhoneサイズに合わせた画像をそのままiPhone Xで表示すると、高さを合わせると左右に見切れが発生し、幅を合わせると上下に余白ができることになります。

逆に、iPhone Xに最適化された画像や動画を既存のiPhoneで表示させると、高さを合わせると左右に余白ができ、幅に合わせると上下が見切れるということになります。

 

iPhone X特有の画面事情

 

iPhone Xの画面は角が丸くなっています。また、ホームボタンが廃止されたために画面下部にスワイプしてアプリの切り替えやホームボタンの代わりになる「ホームインジケータ」と言われる部分が作られました。

そして、画面最上部にはFaceIDでも使用するインカメラやセンサーが配置された部分があります。そのセンサーの左右にもディスプレイがありそこには時計や、バッテリー残量などの情報が表示されています。

iPhone Xでは、角の丸部分やホームインジケータ、センサー左右のエリアにはUIパーツを配置してはいけないことになっています。

 

 

これまでのアプリはiPhone Xで使用できない?

 

では、これまでのアプリはiPhone Xでは使用できないのでしょうか。
いえいえ、そんなことはありません。

iPhone Xの特徴的な画面に最適化されていないだけで、通常のアプリとしては利用できるようになっています。

 

 

Safe Areaという新しい概念

 

iPhone Xから、新しい概念Safe Areaが追加されました。これは、新しいiPhoneのUIに対応した画面の考え方です。
SafeAreaによると、iPhone Xでは画面左右のマージンと呼ばれる部分と、画面下のホームインジケータ部分にはUIパーツを配置してはいけません。
画面左右のマージンは、iPhone Xの画面枠が極端に狭いため、iPhoneを握った時にUIパーツが反応しないための対応だと思われます。

逆に、アプリの背景や動画は全画面表示になるように設定するようにします。
既存のiPhoneでは画面全体がSafe Areaとして使うことができます。

 

 

まとめ

 

新しい世代のiPhoneであるiPhone Xはやはり変更部分が多く、対応しなければいけないことは多そうです。
しかし、今後iPhone Xが主流になっていくことが予想されるので、いまから対応準備を進めておくのが良いでしょう。

 

 

 

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