Appleアクセサリー、MFi認証品を購入しないと後悔する理由
iPhoneのアクセサリー売り場に行くとパッケージに「MFi認証済み」などという表記があるパッケージが目につくことでしょう。
MFiとは、「Made For iPhone/iPad/iPod」の頭文字をとったもので、要するにiPhone、iPadなどに使用することの可能であることをAppleによって認証された商品であることを示しています。
「MFi」認証と非認証の違いとは
MFi認証のアクセサリーで一番目にすることが多いのはLightningケーブルでしょう。
Lightningケーブルは、iPhone5から採用された充電兼通信用ケーブルで、裏表のない小さいコネクターが特徴です。
Lightningケーブルのコネクター部分には、ICチップが取り付けられていて、このICチップが正規のものだと認めらない場合には、充電などができなくなるという問題があります。
これは、認証されていないケーブルからの充電によってiPhoneが破損するのを防ぐのとともに、不正な通信ケーブルを使用したiPhoneへのアクセスを防止するのが目的と考えられます。
純正とMFi認証済みのサードパーティ製品ではICチップが異なる
Lightningケーブルを分類すると次の大きな3つに分類することができます。
・アップル純正品
・MFi認証済みサードパーティ製品
・認証なしのサードパーティ製品
このうち、正規に使用できるものは「アップル純正品」と「MFi認証済みの製品」となるわけですが、この二つの製品の搭載されているICチップはAppleが認証したものということで、同じチップが搭載されていると考えがちですが、実はMFi認証済みの製品に取り付けられているチップについては、Appleが認証しているというだけで、Apple純正製品とは別のものが搭載されているのです。
というわけで、可能性は低いでしょうが、MFi認証済みのサードパーティ製品でも数年後にAppleの意向が変わって、使用できなくなる可能性がないとも言えないわけです。
やはり一番安心なのはApple純正品ということになります。
認証なしのケーブルでも使えるの?
MFi認証のないLightningコネクターにも、ICチップは搭載されています。それは、MFi認証の製品と同じチップが搭載されていながらAppleの認証を等指定なだけのものから、Appleの認証を回避するためのフェイクチップが搭載されているものなど、さまざまです。
認証なしのケーブルを購入したらどういうことになるのでしょうか。
基本的に素性の知れないケーブルを使うのはお勧めできませんが、つないでみて充電や通信ができればまあとりあえずしばらくは利用することができるかもしれません。
しかし、認証のないLightningケーブルは、OSのアップデートのタイミングなどで使用ができなくなってしまう可能性が高いことを覚えておきましょう。
100円均一ショップなどで購入できるLightningケーブルは必ずと言っていいほどMFiの認証がないものです。最新のiOSでは使えないことを覚悟して購入する必要があります。
高くてもApple純正品が無難
LightningケーブルなどのiPhone用のアクセサリー製品を購入する際にはMFi認証済みのロゴが入っているものを購入することが最低限の安心につながります。
しかし、MFi認証済みのサードパーティのアクセサリー用品は認証に費用がかかるため、結局Appleの純正品ではそれほど値段が変わらないことも多いのも事実です。
同じものがAppleの純正品として販売されているのであれば純正品を購入するのが一番安心です。もし、そうでないものを購入する場合でもMFi認証を取っているかは最低限確認しておきましょう。
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