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そういえば、最近ほとんどスマホアプリを入れ替えてない。

そういえば、最近ほとんどスマホアプリを入れ替えていない。スマートフォンが出た当時は、よくわからないアプリを次々と入れて試していたのに。

今使うアプリを改めてみてみると、メッセージアプリ、メール、マップ、カメラ、ニュース、Dropbox、SNS、Evernote、カレンダー、動画、そしていくばくかのゲーム、その程度だ。

2014年 世界のモバイルアプリ市場動向 – 9つのトレンド

2011年を境に、無料アプリのダウンロード数は一直線に伸び続けています。

記事によれば、アプリのダウンロード数は着々と伸びているそうだが、ほとんどはゲームやエンタメ系のアプリだ。その代わり、携帯ゲーム機のシェアは落ちている。

つまり、変わるのはゲームだけ、それ意外のスマホのアプリはあまり変化していないのではないか、と推測する。

おそらくこの原因の一つは、Appleのアプリストアの検索エンジンの貧弱さと、GoogleのPlayストアの玉石混交ぶりにあるのだろう。もはや、どのようにしてアプリを選択すべきか、誰もわからない。

 

だから、メッセージアプリならLINE、SNSならTwitterとFacebook、マップならGooglemapと言った具合に、ある程度必要なアプリは固定化されてしまったようにも感じる。今さら新しいサービスを積極的に使う、というようにはならないだろう。

 

ではもうアプリ市場は飽和し、ゲームだけが主戦場となるのだろうか。

もちろんそんなことはない。

 

おそらくこれから主となるアプリは「ハブ」として機能するものだ。

例えば、心拍や血圧、血糖値を測定する機会を束ねるアプリ。

例えば、メールやメッセンジャー、タスク、カレンダーなどを束ねるアプリ。

例えば、ニュースやソーシャルブックマーク、SNSを束ねるアプリ。

例えば、地図と宿泊予約、交通機関を束ねるアプリ。

そういった、コントロールセンターとしてのアプリが必要とされるだろう。すでにGoogle Nowというサービスがそれを目指しているように思える。

あなたにピッタリの情報をちょうどいいタイミングでお知らせする。 Google Now

指先ひとつで、現在地の天気予報や通勤路の交通情報など、その時に欲しい情報が手に入ります。

正直、まだ精度は低いが、期待できるアプリケーションだ。

もちろんアプリを束ねるだけではない、テレビ、電灯、家の鍵、電動歯ブラシといった家電製品を束ね、そこに流れる情報を管理するのがスマートフォンの役割だ。

 

Googleの提供するゲームである「Ingress」は、地図アプリと、ゲームアプリを束ねている。

Ingress

Ingress(イングレス)は、Googleの社内スタートアップ「ナイアンティックラボ」(Niantic Labs)が開発・運営する、スマートフォン向けの拡張現実技術を利用したオンラインゲーム・位置情報ゲーム。

キャッチコピーはThe world around you is not what it seems.(あなたの周りの世界は、見たままのものとは限らない)である。

(Wikipedia)

Ingress Intel Map

 

これからのアプリはますます、「リアル世界」と、「バーチャル世界」を結びつける役割を担う。楽しみだ。

 

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