「MacBook Pro リニューアル」で検索された一般ユーザーの皆さまへ
MacBook Proがリニューアルされました。
アップルは伝統的に前触れもなく突如リニューアルを発表します。
なぜ、そんなことするのか?
そうする方が注目を集めるからです。
広報戦略の一つです。
Appleは伝統的に新製品の発表と販売を同時に行うことを徹底しています。
事前にそれらの情報が外部メディアから発表されることは絶対にありません。
(※もちろんそれを掻い潜ってリーク情報として発信するメディアもありますが、それが確定情報かどうかは全くわからない)
今回も完璧なタイミングでした。あらゆるIT系のメディアが話題にしてます。
だって、今現在Apple製品ほど皆が共通に話題にするネタってないんですもの…
さて、このページに見に来てくた方は、多くの人がGoogle検索で「MacBook Pro」とか「MacBook Proリニューアル」などで検索して来てくれたんじゃないかと思います。ありがとうございます。
そんなあなたにApple歴15年以上ののアップル信者として、私は最初に結論を言います。
今回リニューアルされた新MacBook Proは買う必要がないです!
でも、MacBookを買うなって言ってるわけではないです。最後まで読んで頂ければ理由がわかります。
今回リニューアルされたMacBook Proですが、エクステリアデザイン(見た目のこと)が変わったわけでもないですし、新機能が実装されたわけでもないです。
ただ単にスペックがアップデートされただけです。
こういうの通称「マイナーアップデート」と呼ばれます。
どのようにスペックが上がったのかはApple公式ページの通りです。
見ての通り「めちゃくちゃ上がってます。」
と、曖昧に答えてるのは、もうこのレベルまで来ると素人にはあまり関係ないからです。
ですので、今回の新MacBook Proですが、どんな人がこのリニューアルの恩恵を受けるかっていうと、このスペックアップの意味がわかり、その恩恵を明確に受けると理解できる人です。
ゴリゴリのプロですね。
昨今のパソコンでは、スペックというのはもはや一般ユーザーにはあまり意味をなさないです。
なぜならば一般の人のパソコンの利用用途であれば、ハイスペックでなくともほとんどのことが無難にこなせるからです。
文書関係、映像を観る、写真の編集やホームビデオレベルの映像編集くらいでしょうか。しかもSNSにアップする程度であれば全てiPhoneでもできますね。
今パソコンが必要な理由は広い画面によって作業効率が上がることです。
調べ物をしながらの文書作成や、アドビのイラストレーターやフォトショップなどアクリエイティブ系のアプリ、ファイナルカットなどの映像編集系アプリ、マルチモニタが必要なプログラミングなどは、圧倒的にパソコンの方が作業がしやすいです。
そのような用途のある人は、パソコンがあった方が作業効率は断然捗ります。
それでも尚今回のMacBook Proはそのような人にオススメではないのか?
駄目押し情報をお知らせすると、MacBook Proは上記の通りスペックが上がっただけなのでプロフェッショナル向けであることは間違いないですが、今回のMacBook Proのリニューアルにもう一点気になる点がありました。
今回リニューアルしたMacBook ProはTouch Bar搭載モデルだけなのです。
実は、Touch Barって本当に必要なのか?って声は以前からあって、例えばMacBook Proがめちゃくちゃ売れているらしい東大の生協で売られているのは、Touch Barモデルではないんですよね。
駒場キャンパスの大学生協が「駒場モデルパソコン」として販売しているのは、Touch Barなしの13インチのMacBook Pro。なんと色も決まっており、スペースグレイ1色のみの取り扱いです。
〜(省略)〜
しかしTurbo Boostが効いているときは、Touch Barなしモデルが最大3.1GHzで、ありモデルが3.3GHz。実際のベンチマークテストでもそれほどの差は出ないんです。Touch Barは正直あまり使い道がないので、この部分に物理的なファンクションキーが備わっているTouch Barなしモデルのほうが実用性が高いというのがお勧めする理由です。
-( なぜ東大では1000台超のMacBook Proが一瞬で売れるのか ASCI.jpより)
って訳で、
今回のアップデートは名実共にプロ向けのアップデートだったのです。
あなたがゴリゴリのプロでなければ、無難に以前から販売されているMacBook ProのTouch Bar搭載じゃない方モデル(142,800円〜)や、もしくはもっと最も安いMacBook Air(98,800円〜)買うことをオススメします。
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