AppleのM2チップ(仮)搭載MacBook Proの噂まとめ
M1シリーズのMacBook ProやMac miniが2020年の11月に発売されてから約半年が経ちました。
また、M1を搭載したiPad ProやiMacの発売が発表されてから、約1ヶ月が経とうとしています。
M1シリーズのApple製品が少しずつ発売されている中、はやくも次世代のM2チップ(仮)に関するリークが出てきました。
リーク情報をみていくと、MacBook Proの新型にM2チップ(仮)が搭載される可能性が高いようです。
この記事では、Appleの次世代チップをM2(仮)とした上で、新型MacBook Proに関するリーク情報や、Mシリーズのメリット・デメリットを紹介します。
この記事を読み終わる頃には、リーク情報から新型MacBook Proの全体像が把握できるでしょう。
なお、この記事で紹介しているのは、あくまでもリーク情報です。
100%当たるということはない点に、ご注意ください。
リーク情報は、記事執筆時(2021/05/14)時点での情報をもとに整理しています。
この記事を読むと以下の2つのことがわかります
①M2チップを搭載したMacBook Proのリーク情報
②Mシリーズのメリット
③Mシリーズのデメリット
◆コンテンツ
新型MacBook Proに関するリーク情報*1~*4
まずは、新型MacBook Proに関するリークを整理します。
リークの要点は以下の通りです。
M2(仮)チップはすでに量産段階に入っている
SDカードスロットやHDMIポートを搭載する可能性が高い
Touch Barが廃止されてファンクションが復活する可能性が高い
以下で詳細を解説していきます。
新しいチップの「M2(仮)」はすでに量産開始の噂
Nikkei Asiaが2021年4月27日に報じたところによると、次世代チップであるM2チップ(仮)は4月中に量産体制に入ったとのことです。
関係者がNikkei Asiaに対して語ったとされるこの情報によれば、早ければ7月に出荷が開始されます。
M2チップ(仮)が7月に出荷された場合には、今年の後半に発売予定の新しいMacBook Proに搭載される可能性が高いといえるでしょう。
そして、M2(仮)チップはmacbook以外の製品にも採用される可能性が高いこともわかっています。
製造元は、Appleの主要なサプライヤーであるTSMC社で、最新の技術を用いたチップになることも報じられていました。
SDカードスロット・HDMIポートなどを搭載する可能性
Apple製品に関するリーク情報などを発信する9toMacの記事によると、新しいMacBook ProにはSDカードスロットやHDMIポートが搭載されるとのことです。
この情報は、アップルのサプライヤーの一つであるQuanta社から流出したものだとされています。
このリークでは、充電端子がMagsafeになることもわかっています。
Magsafeといっても、iPhoneに搭載されていたようなものではありません。
充電端子がUSB-C端子になる前に搭載されていたような、磁力で端子にくっつくようなものです。
Touch Barが廃止でファンクションキー搭載の噂
Apple関連の情報を提供するアナリストのMing-Chi Kuo氏によると、新しいMacBook ProはTouch Barが廃止される可能性があることがわかっています。
2016年から搭載されていたTouch Barが廃止されることになれば、使い勝手が変わってくるでしょう。
物理キーに戻る可能性があるということは、Touch Barに関する苦情が多かったのかもしれません。
AppleのMシリーズを使うメリット・デメリット*5*6
続いて、AppleのMシリーズを使う上でのメリットやデメリットを紹介していきます。
結論からいえば、メリット・デメリットは以下の通りです。
【メリット】
性能が高い
電池持ちがいい
【デメリット】
ソフトによっては対応していないことがある
外部接続端子が少ない
それぞれについて、詳しく解説していきます。
メリット①:性能が高い
メリットの一つ目は、性能が高いということです。
MシリーズのチップはワットあたりのCPU性能が世界最高であり、性能が高いのがメリットです。
全部で8コアのCPUが搭載されており、従来のIntelが入ったMacよりも3倍速い処理が可能となっています。
そのため、性能の高いMacを欲しい場合には、Mシリーズを選ぶのがおすすめです。
次に発売されるであろう「M2チップ(仮)」は、M1以上に性能が高くなる可能性が高いでしょう。
そのため、負荷がかかる作業においてもサクサクとした軽快な動作をしてくれることが期待できます。
メリット②:電池持ちがいい
性能の高さに加えて、電池持ちのよさがMシリーズのメリットです。
性能を高めつつも電力消費をおさえたチップであるため、バッテリー持ちも改善されています。
Macbook Airでは、Intel製のチップのときよりも6時間バッテリー時間が増えています。
最大12時間の従来モデルから、最大18時間となったことで、より充電の心配をする必要がなくなったといえるでしょう。
さらに、MacBook Proでは、Mac史上最大の20時間というバッテリー駆動時間を実現しました。
このように、電池持ちがいいのがMシリーズのメリットです。
今後発売されるであろうM2チップ(仮)においても、電力の効率がよい可能性が高いといえます。
デメリット①:ソフトによっては対応していないことがある
もちろん、Mチップを搭載したMacはメリットだけではありません。
これまでのMacは長くIntel製のチップを使っていたこともあり、ソフトはIntel製に対応できるように作られています。
そのため、Mシリーズに対応していないソフトもある点には注意が必要です。
特に仕事で使うソフトがある場合には、Mシリーズへの対応を確認しておく必要があるといえます。
このデメリットは時間とともに解決していく可能性が高いでしょう。
特にM2が発売される頃には、対応しているソフトも少しずつ増えていくはずです。
デメリット②:外部接続端子が少ない
MシリーズのMacは、外部接続端子が少なめです。
そのため、拡張性を求める場合には、デメリットであるといえるでしょう。
もしもMシリーズの拡張性に不満がある場合には、Intel製のものを購入するのがおすすめです。
ただし、M2チップ(仮)を搭載したMacは、拡張性が改善される見通しです。
HDMIやSDカードに対応するというリークがあるため、M1搭載のものよりは拡張性があるといえます。
そのため、外部接続端子が少ないというデメリットは、M2の頃には改善されている可能性もあるでしょう。
◆まとめ
今回はAppleの自社製チップの最新型M2(仮)がMacBook Proに搭載されるという噂について、リーク情報をもとに整理しました。
早ければ今年中にも発売される予定の新型MacBook Proは、今後もリーク情報が多く報告されるでしょう。
リークによって全貌が明らかになっていくと、買うべきかどうかの検討もしやすくなるかもしれません。
とはいえ、あくまでリーク情報は噂に過ぎません。
本記事ではできるだけ信ぴょう性の高い情報を集めていますが、確実な情報はAppleの正式発表までわからないといえます。
本記事で紹介しているリーク情報も、100%当たるということはないのでご注意ください。
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◆参考URL
*1 Apple’s follow-up to M1 chip goes into mass production for Mac
*2 [Update: Image] Apple ransomware leak corroborates 2021 MacBook Pro ports: HDMI, MagSafe, SD card slot
*3 Apple (AAPL) MacBook Pros With MagSafe Return in the Works
*4 Kuo: New MacBook Pro Models to Feature Flat-Edged Design, MagSafe, No Touch Bar and More Ports
*5 M1チップを発表 – Apple (日本)
*6 MacBook Air