グーグルペイとは?特徴や使い方、Apple Payとの違い
Google PayはAndroidスマホで利用できるモバイル決済サービスです。コンビニやスーパーの支払い、電車の運賃などをAndroidスマホだけで支払えます。
似たようなモバイル決済サービスとしてはApple Payがありますが、Google Payのほうが対応しているサービスが多いというメリットがあります。
今回はGoogle Payの特徴と使い方、そしてApple Payとの違いを解説します。
Google Payとは?
Google PayはGoogleが提供しているモバイル決済サービスです。元々はAndroid Payという名前でしたが、モバイル決済サービスのGoogle Walletと一本化され、「Google Pay」が誕生しました。
Android Payの時は日本では利用できませんでした。しかし、Google Payでは日本独自の非接触技術「Felica」に対応し、各種電子マネーが利用できるようになりました。
Google Payが利用できる端末
Google Payは以下の条件を満たす端末で利用できます。
・Android 4.4以降のAndroidを搭載している
・おサイフケータイに対応している
とくに気を付けたいのが「おサイフケータイに対応しているかどうか」です。おサイフケータイに対応してなくてもGoogle Pay自体は利用可能ですが、その場合はインターネット決済にしか使えません。
店舗で電子マネーを使って料金を支払う、といったように実店舗での支払いにGoogle Payを使う場合はおサイフケータイ機能が必須です。
対応している電子マネー・サービス
Google Payが対応している電子マネーおよびサービスは以下の通りです。
・nanaco
・楽天Edy
・WAON
・QUICKPay※
・Tポイント
・dポイント
※2018年夏以降対応予定
Suicaやnanacoなど、主要な電子マネーにしっかり対応しており、コンビニやスーパーでの買い物に利用することができます。2018年夏には店舗でクレジットカード決済ができる「QUICKPay」にも対応予定です。
なお、Google Payはインターネットの支払いにも使えますが、その際にはGoogleアカウントに登録されているすべてのクレジットカードが使えます。
Google Payの使い方
Google Payの使い方は非常に簡単です。
まずはGoogle PlayからGoogle Payアプリをダウンロードします。アプリを起動したら利用したい電子マネー・クレジットカードを追加します。
電子マネーを追加したらチャージしましょう。チャージ方法は電子マネーによって異なりますが、基本的にはクレジットカードでチャージするか、店舗から現金でチャージします。
あとは通常の電子マネーと同じように使うだけです。
より便利に使うなら各電子マネーの公式アプリも併用しよう
基本的にはGoogle Payだけあれば電子マネーによる支払いができますが、より便利に使うなら各電子マネーの公式アプリも併用するのがおすすめです。
例えばnanacoの場合、Google Payで支払いや店頭からチャージができますが、クレジットカードによるチャージやポイントの交換などはGoogle Payアプリからはできません。
これらを行えるのはnanacoの公式アプリ「nanacoモバイルアプリ」のみです。
楽天EdyやWAONなど他の電子マネーもGoogle Payアプリだけでは出来ることが限られています。
Google Payを使う場合は、各電子マネーの公式アプリも併用するようにしましょう。
Apple Payとの違い
スマホ向けの決済サービスとしてはApple社の「Apple Pay」が有名ですね。名前もサービス内容も似ている「Google Pay」と「Android Pay」ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
利用できる端末
もっとも違うのは利用できる端末です。
Google PayはAndroid 4.4以降のOSを搭載したAndroid端末でのみ利用できます。iPhoneやiPadといったiOS端末では利用できません。
一方、Apple PayはiPhoneやApple Watch、iPadといったiOS端末でのみ利用できます。Android端末では利用できません。
利用できる端末がはっきりと分かれていますね。Android端末を使っている人はGoogle Payを、iOS端末を利用している人はApple Payを使いましょう。
対応している電子マネー
Google PayとApple Payでは対応している電子マネーも異なります。
Google PayではSuica、nanaco、楽天Edy、WAONの4つに対応していました。それに対して、Apple PayはiD、QUICKPay、Suicaの3つに対応しています。Apple Payのほうが対応している電子マネーが少ないですね。
クレジットカードでサクッと支払いができる「iD」「QUICKPay」に対応しているのがApple Payの強みですが、Google Payも間もなくQUICKPayに対応します。
それを踏まえると対応しているサービスが豊富なGoogle Payのほうが使いやすいですね。
以上、Google Payの特徴と使い方、Apple Payとの違いを解説しました。Google Payはスマホだけでお買い物ができるようになる便利な機能です。新たにQUICKPayに対応するなど対応サービスも拡大し続けており、今後もますます使いやすくなるでしょう。
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