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アップルペンシルの代用品を選択するときには何に注意するべきか

iPad Pro用として2015年に発売されたアップルペンシルは2018年にはiPadも対応し、タブレット端末用の入力デバイスとして重要性を増してきています。今回はアップルペンシルの特徴を押さえた上で、代表品を選択する場合の注意点についてまとめてみましょう。

 

▽アップルペンシルに関する記事はこちら

何が違う? Apple Pencilとタッチペンを比較してみる

導電性スタイラスペンとApple Pencil、比較すると見えてくるiPad Proでの活用法

 

 

タブレット端末にスタイラスは必須

 

ジョブズが行ったiPhone発表時の有名なプレゼンにおいて、スタイラスペンに別れを告げたはずのAppleでしたが、やはりタブレット端末を効率に利用するために、なくてはならない入力デバイスだったようです。2015年にiPad Pro用としてアップルペンシルが発売され、今年になってからはiPadも対応するようになりました。

 

 

アップルペンシルの特徴

 

Appleらしいこだわりで作られているアップルペンシルは、スライラスペンの中でも高機能で使いやすいのは間違いありません。筆圧感知・角度検出機能を搭載し、使い手の細かな操作を確実にアプリに渡すことが可能です。使用時に画面に触れた指を認識することで誤作動しない機能など、使用者が自然な感覚で利用するための細かな仕様も搭載されているのがAppleらしいところです。

 

 

アップルペンシルに弱点はない?

 

 

このように高機能で使いやすいアップルペンシルですがいくつかの弱点も存在します。例えば、画面下に普段は隠れているドッグを引き出す操作ができません。ドッグと同じように画面の端を操作することが必要なアプリでは、一旦アップルペンシルを置いて指で操作することになります。連続した作業をする時には、こうしたちょっとした手間がネックになることも多いですよね。

他にも、画面に触れる際に「カツカツ」と弾かれる感じがするところが使いにくいと感じるユーザーも多いようです。この辺は好みにもよりますし、シールを貼ることで回避することもできますので、弱点とまでは言い切れないところです。充電式ですので乾電池式に比べてやや重量感があり長時間の使用での疲れなども気になります。また、販売価格が1万円でやや高額なのも弱点と言えるでしょう。

 

 

使用目的に合わせてチョイスができる代用品

 

一口にiPadとスタイラスペンと言っても、ユーザーの使用目的によって必要とされるスペックが異なります。まずは、それぞれの最も重要と考える機能をしっかりと洗い出してから代表品を選択すると良いでしょう。イラストなどの作成、ビジネス文書のチェック、プレゼン資料作成などメインとする作業と必要な能力を明確にすることが重要です。

 

 

イラスト作成などグラフィック用途に必要な機能

 

イラスト作成などグラフィック用途では、ペン先の細かな動きを正確に伝えることが必要となります。筆圧感知・角度検出や低レンシーでの反応などが必要です。長時間使用することも多いので、重量が軽いことや手に馴染む形状、バランスにも注意しましょう。実際に利用して使い勝手を試すのが一番です。アプリの機能が割り当てできるショートカットボタンもぜひ欲しいところです。

 

 

ゲーム利用には筆先の硬いものが良い

 

ゲーム利用する場合、頻繁に画面をタップするため、ペン先の劣化が起こりやすいので硬めのものを選択すると良いでしょう。ゲーム用と明記してあるスタイラスペンがありますし、この用途だけであれば比較的安価なためコストパフォーマンスは良いといえます。

 

 

文字入力を主体とする場合

 

文字入力は最も一般的な使い方です。軽くて長時間利用しても負担にならないものを選択しましょう。筆圧感知は必要ありませんが、入力に対して即応性は確保したいところです。細かい文字を書く必要があるなら先端の細い鉛筆タイプが良いでしょう。

 

アップルペンシルとiPadの組み合わせであれば、一通りの作業には十分対応できます。あとは、それぞれのユーザーが必要とする作業をする際に不満を感じる部分があれば、代用品を検討すれば良いと思います。特にイラスト作成などのグラフィックを主体として考える場合は、アプリメニューと連携できることや、細かいペン先の動きを正確に伝える性能など、こだわるべきところが多いはずです。サードパーティから多くの種類のスタイラスペンが発売されていますので、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

 

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