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ベゼルレスデザインは使いにくい?スマホは何を目指すのか

「ベゼルレス」AppleのiPhoneX、サムソンのXperia、ソニーのGalaxyに至るまでベゼルレスデザインが流行しています。

「ベゼルレス」とは、ディスプレイの枠や余白が全く(ほとんど)無いデザインのことを言いますが、なぜこれほどまで各メーカーがベゼルレスデザインにこだわるのでしょうか。
また、ベゼルレスデザインはユーザーにとって本当に便利なものなのでしょうか。

 

 

なぜ、ベゼルレスデザインをこぞって採用するのか

 

ベゼルレスデザインは、どうして最近のスマートフォンのデザインの主流となっているのでしょうか。そこには諸説あるようです。

 

メーカーの技術力を示すため

 

テレビやディスプレイモニターのベゼル(枠)をどれだけ少なくするかがテレビやディスプレイモニターメーカーの技術力を示すものだと言います。
たしかに枠のないテレビはインパクトがあります。それをスマートフォンで実現することによって技術の差を見せつけるというのも頷ける話です。

 

SFなどの影響

 

SF映画やアニメなどで登場する未来の携帯端末はたいていガラス板状の透明なパネルに画面が表示されているものを多く見ます。
スマートフォンは、先進性(未来)を示すものでもあるので、ベゼルレスデザインであることによって、先進性を示す目的があるのかもしれません。

 

おまけ

 

ベゼルレスデザインの発端はスティーブ・ジョブズが「ベゼルをなくせ」と言ったからと言う説まであります。たしかにジョブズなら言いそうですが、iPhoneのみならずGalaxyやXperiaまでがベゼルレスに進んでいることを考えるとジョブズの影響だけとは考えづらいでしょう。

 

 

ベゼルレスデザインはユーザーにとってどうなのか?

 

では、ベゼルレスデザインになったことによって、ユーザーにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

 

メリット:ユーザーも画面が大きい方が嬉しい

 

ベゼルレスのスマートフォンでユーザーが最も恩恵を受けるのは、画面サイズが大きくなることでしょう。
「画面は大きい方がいい」「スマートフォンは小さい方が良い」この二つの反する要望を叶えるのがベゼルレスだとも言えます。

画面が大きくなることによって多くの情報を一度に表示させたり、文字を大きくして見やすくすることも可能です。いずれにせよ画面が大きいことによる不利益はみあたりません。

 

デメリット:操作法が難しくなる

 

ベゼルレスのスマートフォンの画面側にはボタンを配置することができません。
せっかくベゼルレスにしたのに、ディスプレイのど真ん中にiPhoneのホームボタンが設置されていたら台無しです。

そのため、iPhone Xではホームボタンを使う操作を、他のボタンや画面の操作によって代替えしなければなりませんでした。それはユーザーによっては不便と思われることもあるでしょう。

また、画面の左右の一杯までディスプレイの場合、スマートフォンを普通に握った指がタッチとして認識されると言う可能性もあります。
常に手に持って操作するデバイスには適当な余白が必要と主張する人もいます。

 

デメリット:汚れや落下が怖い

 

ベゼルレスのスマートフォンは、表面全てがディスプレイなので、持ち運びなどでスマートフォンを手に取った時の指紋の汚れなどが気になることがあります。

また、スマートフォンを落としてしまって画面が割れてしまった場合、ベゼルがあるデザインならベゼルの部分で被害が止まっていれば、スマートフォンを支障なく使うことができますが、ベゼルレスではそうはいきません。
ベゼルレスデザインのスマートフォンは画面の強度もアップしてほしいものです。

 

 

まとめ:そうは言ってもきになるベゼルレス

 

色々と説明しましたが、やはりベゼルレスのスマートフォンの実機を見ると今までのスマートフォンとのあまりの違いに、衝動的に手に入れたくなるようなインパクトがあるのも事実です。

そのことを考えると、やはりベゼルレスデザインの流行は必然なのでしょう。

 

 

 

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