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iPhoneの機種変更、Apple GiveBackと携帯キャリア販売店どっちがお得?

iPhoneやiPadなど、Apple製品の買い替えを検討する際、これまで使っていたデバイスをどうしていますか。
一般的には、新しいApple製品を購入する店舗(携帯キャリアの販売店など)に下取りをしてもらって、割引価格で購入するケースが多いのではないでしょうか。
一方で、実はメーカーであるアップル社が、「Apple GiveBack」という下取りサービスを提供していることをご存知でしょうか。
今回は、アップル社公式の下取りサービスであるApple GiveBackサービスについて、利用方法やメリット・デメリットについてご紹介します。

この記事を読むと以下の3つのことがわかります。
①Apple GiveBackとは?
②Apple GiveBackの利用方法
③Apple GiveBackのメリット・デメリットについて

 

不要になったApple製品を下取る「Apple GiveBack」とは?

 

「Apple GiveBack」とは、不要になったiPhoneやiPad、さらにはMacやApple WatchといったApple製品をメーカーであるApple社が公式に下取りを行うサービスです。
こういった下取りサービスは以前から行われており、かつては「Apple Renewプログラム」という名称としてサービスが提供されていました。

2018年4月に、今の「Apple GiveBack」へとサービス名が変更されていますが、基本的には同様のサービス内容となっています。
Apple社が大々的に宣伝していないのと、名称からサービス内容がイメージしづらいこともあって、意外と知られていないのが、このApple GiveBackというサービスです。

このApple GiveBackはApple社が独自で行っているサービスではなく、スマホやデジタルデバイスのリサイクル業を営むBrightstar社と提携して行われているものです。
そのため、実はApple製品だけでなく、AndroidのスマホやWindowsパソコンといった他社製のデジタルデバイスも下取りを行っています。
しかも、Apple Store店舗限定ですが、ガラケー(フィーチャーフォン)まで下取りをしてくれるのです。
ちなみに2019年4月現在の下取り価格の目安としては、以下のように公開されています。

・iPhoneまたは他社製スマートフォン:最大66,000円
・iPad:最大54,000円
・Macまたは他社製コンピュータ:最大100,000円
・Apple Watch:最大19,600円

なお、Apple Storeで下取りが行われているガラケーについては、一律1,000円となっています。
下取り金額は現金で支払われるわけではなく、査定額分のApple Storeギフトカードで支払われるのが特徴です。
つまり、Apple製品への買い替えを検討している方を対象とした下取りサービスとなっているのです。

 

Apple GiveBackの利用方法は2通り

 

それでは、実際にApple GiveBackを利用するには、どうすればよいのでしょうか。
具体的にはオンラインによる「宅配下取り」と、近くのApple Storeに「直接持ち込み」の2通りがあります。
同じApple GiveBackのサービスでも、内容が少し異なるので注意が必要です。

それぞれの利用方法について、詳しくご紹介していきます。

 

オンラインによる宅配下取りについて

 

オンラインによる宅配下取りの利用方法としては、まずApple社の公式サイト「Apple GiveBackの下取りプログラム」(https://www.apple.com/jp/trade-in/)にアクセスします。

下取りしてほしいApple製品のアイコンをクリックすると、Brightstar社の見積もりサイトに飛びます。
製造番号(IMEI)やモデル名、シリアル番号などを入力して、自分のデバイスを検索すると、見積り金額が表示されます。

その見積り金額で問題なければ、Brightstar社に宅配下取りを申し込み、送付キットが送られてくるのを待ちます。
送付キットが届いたら、下取りを希望するデバイスを入れてBrightstar社に送り返します。
ここで重要なのが、iPhoneやiPadなど、情報端末は必ずSIMカードを抜き、すべてリセットしておく必要があるということです。
送付キットに説明書が同梱されていますので、その手順に従って作業すれば問題ありませんが、不明な点があればAppleストアの窓口などに問い合わせるようにしましょう。

送付キットを発送したら、Brightstar社による査定が行われ、下取りが終わったらApple社からApple Storeギフトカードのコードが記載された電子メールが送られてきます。

 

Apple Storeへ直接持ち込む場合について

 

オンラインによる宅配下取りは、やり取りに時間がかかることがあります。
急いで下取りする必要がある場合は、近くのApple Storeに下取りしてほしいデバイスを持ち込む方法があります。

Apple Storeでは、店員がその場でデバイスのコンディションをチェックして、すぐに下取り金額を提示してくれます。
しかも下取り契約が成立すれば、その場でApple Storeギフトカードを手渡してくれるか、買い替えを希望するApple製品の支払いに充当することが可能です。

Apple直営店の比較:渋谷、表参道、銀座、新宿

 

Apple GiveBackのメリット・デメリットは?

 

Apple GiveBackを利用する最大のメリットは、なんといってもデバイスメーカーであるApple純正の下取りプログラムであるということです。
iPhoneやiPadなどの携帯端末を下取りしてもらうには、一般的に3大キャリア(NTT docomo、KDDI、SoftBank)と契約して、新しい端末を購入しなければなりません。

これに対して、Apple GiveBackならSIMフリーの端末や3大キャリア以外の下取りを設定していないキャリアの端末でも買い取ってもらえるというメリットがあります。
さらにApple Store店頭では、Apple製品以外のスマホやガラケー、ノートパソコンも下取りしてもらえます。

Apple GiveBackのデメリットとしては、現金による下取りをしてもらえない点が挙げられます。
基本、Apple StoreギフトカードはApple製品の購入が前提となっているため、Apple社の直営店かオンラインストアでしか利用できません。
急に現金が必要になったからApple製品を売りたいという人にとっては、利用するメリットはほとんどありません。

また、これはデバイスをApple Store店頭に持ち込んで下取りしてもらう場合に限りますが、Apple直営のApple Storeが全国に8店舗しかないということです。
「お近くのApple Storeへ」と言いながら、お近くに店舗がない方がほとんどなので、Apple GiveBackは基本的にオンライン宅配で利用することを想定したサービスだと言えるでしょう。

Apple GiveBackの良い点まとめ【買い替え前、必読!】

 

まとめ

 

Apple GiveBackはApple製品を利用している人なら、デバイスの種類を問わずに下取りしてもらえるメーカー純正の買取サービスプログラムです。

特に新製品への買い替えを検討している人なら、そのままApple Storeギフトカードで代金に充当できるので便利です。
ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

 

出典
https://news.mynavi.jp/article/20180920-iphone_why/
https://mobatan.com/article/feature/apple-trade-in/#sec04
http://digitalkoukisin.net/apple/7878/
https://setsuzoku.nifty.com/koneta_detail/180905000633_1.htm
https://arigato-ipod.com/2018/05/knowledge-apple-giveback-online.html
https://nismola.com/mac-apple-giveback/
https://jp-applegiveback-abbti.brightstar.com/is-bin/INTERSHOP.enfinity/WFS/BrightstarAPAC-JPAPPCON-Site/ja_JP/-/JPY/ViewData-Start/286113871?JumpTarget=ViewRequisition-View&PageletCategoryName=&=&=
https://www.apple.com/jp/trade-in/
https://stg.capa.co.jp/archives/28683

 

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