Pixel5の欠点とは|購入する前に確認しておきたいこと
GoogleのPixelのフラグシップ機「Pixel 5」が10月15日に発売*1しました。
それから約1ヵ月がたち、さまざまなレビューがインターネット上に投稿されています。
今回は、Pixel 5の基本情報や欠点について紹介していきます。
この記事を読むと以下の3つのことがわかります
①Pixel 5の基本情報
②Pixel 5の欠点 「画面浮き」問題
③Googleとハードウェアの品質
Pixel 5の基本情報を紹介*2*3
まずは、Pixel 5の基本情報について確認していきます。
主な特徴を挙げていくので、参考にしてください。
5Gに対応
Pixel 5は、5Gに対応しています。
今使われている4Gよりも更に高速通信ができるため、動画の再生や音楽の再生がより快適になるでしょう。
スマートフォンを長く使いたい方であれば、5Gのある機種を選ぶのもよいかもしれません。
日本ではまだ5Gの提供地域は多くありませんが、今後広がってくるでしょう。
ちなみに、Pixelシリーズでは、5と4a(5G)が5Gに対応した機種です。
ウルトラワイドレンズでカメラ性能が向上
Pixel 5では、画像のような広角な写真が撮れるようになりました。
初搭載となるウルトラワイドレンズで、これまで以上に多彩な写真が撮れるでしょう。
今までのPixelをもっている方であれば、ワイドレンズの映像に驚くはずです。
バッテリー容量がパワーアップ
Pixel 5では、バッテリー容量が大きくなりました。
最大4,080mAhと、Pixel 4に比べて1200mAh以上大きくなっています。
それに加えて、Google独自のバッテリー調整技術で電池が長持ちするため、最大48時間という長時間駆動も実現しました。
「Pixelシリーズはバッテリー容量が小さい」というイメージを払拭するような機種になっています。
ワイヤレス充電器にもなる
Pixel 5は、ワイヤレス充電規格のQiに対応しています。
そのため、ワイヤレス充電器を購入すれば、ケーブルレスで充電が可能です。
それに加えて、Pixel 5自体をワイヤレス充電器として利用可能です。
画像のようにPixel 5の背面に、ワイヤレス充電対応の機器を置きます。
すると、Pixel 5のバッテリーを使って機器の充電ができます。
この機能は、Pixel 5のバッテリー容量が大きくなったからこそ実現したといえるでしょう。
スペック表
そのほか、Pixel 5のスペックは以下のようになっています。
価格 | 74,800 円 |
ディスプレイ | フルスクリーン 151 mm(6.0 インチ)パンチホール付きディスプレイ |
サイズ | 高さ:144.7 mm幅:70.4 mm奥行:8.0 mm |
重量 | 151g |
電池容量 | 標準 4,080 mAh |
メモリ | 8 GB LPDDR4x RAM |
ストレージ | 128GB |
前面カメラ | 8 メガピクセル |
背面カメラ | 12.2 メガピクセル |
充電 | USB-C® 18 W アダプター(USB-PD 2.0 対応)Qi 認証ワイヤレス充電リバース ワイヤレス充電 |
SIM | シングルナノ SIM • eSIM |
Pixel 5の欠点|画面浮き問題 *4~*7
5Gに対応したフラグシップ機として、Pixel 5の購入を検討している方もいるかもしれません。
実はPixel 5には購入前に確認しておくとよい点があります。
それは、「画面浮き問題」です。
画像のように、Pixel 5は本体と画面の間に隙間がある場合があります。
防水を謳っている機種であるため、この隙間は気になるところです。
隙間に関しては個体差があるようです。
Ars Technicaで紹介されている写真では、より隙間がはっきり見て取れます。
この隙間に対して、GoogleはPixelコミュニティーで公式に回答をしています。
以下にGoogle Pixelコミュニティー上での回答を引用します。
Hi Pixel Community,We’ve had a chance to investigate units from customers and, combined with our quality control data from the factory, we can confirm that the variation in the clearance between the body and the display is a normal part of the design of your Pixel 5. There is no effect on the water and dust resistance or functionality of your phone. We will work with customers on an individual basis to address any concerns they may have.Community Specialist David Pop. 引用元:Pixel 5 – Gap between screen and body – Pixel Phone Community |
簡単に訳すと、あくまでも隙間は仕様の範囲内とのことです。
また、機能性には問題ないとも回答しています。
この回答に対し、「役立った」とする人は62人、「役立たなかった」とした人は432人となっていました。
また、同じような症状を抱えるユーザー600人以上が、コミュニティー内に意見を投稿しています。
そして、この症状はアメリカだけの問題ではないようです。
日本でもTwitter上や価格.comにおいて隙間がある端末についての報告があります。
「仕様の範囲内で防水に問題がない」といっても、購入者側からしたら不安な点といえるでしょう。
Googleとハードウェア作り
Googleは、もともとソフトウェアを開発していた会社です。
最近では、ソフトウェアに加えてハードウェアも開発しています。
ソフトウェアの品質は、Google検索などをみてもわかるように高いものです。
しかし、ハードウェアはどうでしょうか。
画面浮き問題のほかにも、フラグシップ機であっても最新のCPUが使われないなど、ハードウェアには力が入っていないように感じることがあります。
Pixel 3が出た際には、iPhoneなどがカメラを複数搭載していたにもかかわらず、あくまでも1つのカメラを貫いていました。
カメラを増やさず、ソフトウェアで画質等を調整するなど、最新のスマートフォンとはほど多い印象がありました。
今回ようやくデュアルカメラとなり、少しずつ進化をしているものの、「最新鋭のスマホ」
というよりは、少し前の世代と変わらないものになっています。
◆まとめ
今回は、Pixel 5の基本情報や欠点について紹介しました。
GoogleのPixelシリーズは、5代目となり少しずつ進化してきています。
とはいえ、まだまだ品質の面で不安な部分は残ります。
今後の進化に期待したいところです。
建設・土木業界向け 5分でわかるCAD・BIM・CIMの ホワイトペーパー配布中!
CAD・BIM・CIMの
❶データ活用方法
❷主要ソフトウェア
❸カスタマイズ
❹プログラミング
についてまとめたホワイトペーパーを配布中
デジタルツインと i-Constructionについての ホワイトペーパー配布中!
❶デジタルツインの定義
❷デジタルツインが建設業界にもたらすもの
❸i-Constructionの概要
❹i-Constructionのトップランナー施策
▼キャパの公式Twitter・FacebookではITに関する情報を随時更新しています!
◆参考URL
*1 Google Pixel 5 と Pixel 4a (5G) 新登場 !
*2 Pixel 5, The ultimate 5G Google phone
*3 Google Pixel 5 Google がお届けする究極の5G 対応スマートフォン – Google ストア
*4 Google says the Pixel 5’s uneven panel gaps are nothing to worry about
*5 Pixel 5 – Gap between screen and body – Pixel Phone Community
*6 価格.com – Google Pixel 5 のクチコミ掲示板
*7 Google says that Pixel 5’s display gap is ‘a normal part of the design’