Googleが本気。GCPもAWSもモニタリングできる「Google Stackdriver」を公開
Googleがやっぱり本気です。
クラウドストレージサービスではAmazon Web Serveis(AWS)の後塵を拝す形のGoogle Cloud Platform(GCP)ですが、最近、大攻勢にでています。
Google Cloud Platformが本気出してきてる。東京など10以上のリージョンを増やす
Amazonから距離を置くAppleはGoogleに近づく(クラウドストレージの話です)
と、このブログでも再三GCPの話題をしてきましたが、また新たな施策を出してきました。
なんとGCPもAWSも同時にモニタリングできる「Google Stackdriver」というサービスをリリースしたのです。
クラウドストレージは、AppleやDropboxなどもそうなのですが、多くの場合目的やコストによって複数のクラウドサービスが使い分けられています。Googleはそうした環境を理解した上で、開発者のためにAWSとGCPの両方のネイティブでのモニタリング、ロギング、エラーレポーティングを提供することができるツールを公開しました。
ユーザーは「Google Stackdriver」を使ってダッシュボードでGCPとAWSの双方のログやエラーレポートなどをチェックできます。
Stackdriverを利用するには、アカウントを作ってAWSと統合する設定をするだけです。後はStackdriverがGCPとAWS双方のリソースを抽出してダッシュボードを構築します。これらは約2分でできるとGoogleは言っています。
いよいよGoogleとAmazonのクラウドストレージをめぐる争いは激しさを増しています。今後AWSとGCPの戦いは開発者なら要チェックです。
Google Stackdriverこちらをご覧ください→Google Stackdriver のご紹介:GCP と AWS 向け統合モニタリングとロギング