気づいてましたか?GoogleがPC画面右側の広告をすでに廃止していること。
気づいていましたか?最近、PCデスクトップ上でgoogle検索をすると右側に全く広告が出てこないこと。
例えば「スマホ」と入力するとこのように表示されます。
以前ならGoogle AdWordsの広告がすらりと並んでいました。しかし、現在(2016/2/22)は右側には全く広告が入ってません。
筆者は、最近までその事に気づいてませんでした。なぜならばそれがとても自然な状態だったからです。
多くの人は感じていたと思います。自らGoogleに何かを検索しに行っているのに、自分が欲しい情報以外は見たくない(クリックしたくない)と。広告なんて、はじめから見る気はないと。
私はいつの間にか、広告を見ないクセがついていたような気がします。だから、あってもなくても気づかなかったんだと思います。
グーグルは、理由は明らかにしてませんが、右側の表示をばっさり捨ててしまったようなのです。
ただし、この空白スペースをそのまま無駄にしているかというと、そういうわけでもないようです。公共性の高いワードは、その情報が入るようになっています。
(例)国名-日本
(例)企業名-トヨタ
(例)人物名-カエサル
などなどです。
そうです。最近、確かに出てましたよね。それは、筆者も覚えがあります。覚えていた理由は、それが役に立つ情報だったからではないでしょうか。もともとそこにあの迷惑な広告が出ていたことなんて忘れてましたよ。もともと無視してたもんで。
さて、グーグルは広告をやめてしまうのか?いいえ、もちろんそんなことはしません。
Google検索画面上部↓
Google検索画面下部↓
現在は、画面上部に1つ、下部に3つ表示従来のGoogle AdWordsが表示されるようになっています。随分控えめになっていますよね。
昔々、まだグーグルがGoogle AdWordsやGoogle AdSenseといったマネタイズ方法を持っていなかった時、グーグルの創業者たちは、広告が嫌いだったのです。表示させるにしても、いかに広告っぽくない広告を表示させるかということに苦心してたのです。
しかし、広告業があまりに儲かるので、いつの間にかいかにマネタイズするかに変わっていって、あのように広告だらけの検索表示画面になっていったと推測されます。
また、最近はモバイルファーストと呼ばれ、デスクトップ上での検索は、仕事をしている時に限られるなど、ある種特別な場面での検索になっていることも、広告を表示させる必要のない理由の一つかも知れません。
それにしては、一番の稼ぎ頭であったGoogle AdWordsやGoogle AdSense、その大成功が今のグーグルの大成功をもたらしたことに異論はないでしょう。にも関わらず、それらをばっさり切り捨てて、ユーザーの利便性を追求するグーグルは、やはり世紀を代表する底知れないパワーとセンスを持った企業になるのかも知れません、