スマホ動画編集アプリ、SNOWからAdobe製品まで
動画は「観る」ものから「撮る」ものへ、さらにコミュニケーションとしてSNSに投稿して「動画でつながる」ツールになりつつあります。スマートフォンの動画編集アプリは高機能化しました。ショートムービーを友達に送ったり、全世界に公開したり、動画によるコミュニケーションも活発です。
かつてホームビデオの編集は、ビデオカメラとPCをIEEE 1394などのケーブルで接続してデータを読み込み、面倒な上に途方もない時間がかかりました。高度な編集はプロ用のソフトウェア、VJ(Visual Jockey)には高価なハードウェアが必要でした。敷居の高い世界だったといえるでしょう。
しかし現在、スマートフォンと動画編集アプリさえあれば、タップやフリックなどの操作でおしゃれな映像をあっという間に作成できます。
代表的なスマホ動画編集アプリを紹介します。
コミュニケーションが楽しくなるアプリ
SNOW
開発:CampMobile Inc.
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■特長
・顔認識スタンプで、かわいい自撮り動画を作成。
・グループトーク、日常を共有するマイストーリーなどの機能。
・1度見たら自動的に消滅するタイマーを設定可能。変顔を送信してもOK。
女子中高生を中心に圧倒的な人気の動画編集アプリです。その理由は、プリクラのように自撮りが「盛れる」こと。動画は目を大きく美肌に補正し、手書き風のフィルタで猫耳のような加工ができます。編集中に友達と遊べるだけでなく、SNSに投稿すれば大勢で楽しめます。開発元は、韓国のネイバーからスピンオフしたキャンプモバイル。LINEが出資を発表しています。
http://www.campmobile.com/service#snow
Magisto
開発:Magisto Ltd.
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■特長
・AIによりビデオクリップや写真を解析して自動的にムービーを作成。
・ビデオの安定化処理、フィルタ、効果、トランジションなど全自動で可能。
・Facebook、 Instagram、TwitterなどのSNSやメールで動画を共有。
マジカルビデオエディタというコンセプトで、動画を選択して「編集スタイル」からテーマ、サウンドトラックから音楽を選んで長さを指定すると、ハイクオリティのビデオが自動的にできあがります。
Triller
開発:Triller LLC
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■特長
・ミュージックビデオ(MV)メーカー。自分たちが主役のMVを簡単に作成。
・曲を選択して複数の動画をキャプチャ、フィルタをかけて自動編集。
・Facebook、Twitter、YouTubeなどSNSで共有。
お気に入りの曲に合わせて口パクで口ずさんだり、いわゆる「踊ってみた」「弾いてみた」といったアーティスト風の映像を撮影したりすると、自動的にオリジナルのMVが完成します。
さまざまな編集もできるビデオエディタ
VivaVideo
開発:QuVideo Inc.
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■特長
・オールインワンの動画編集アプリ。
・コラージュ、吹き出し、パン&ズームなどを搭載。
・Facebook、YouTube、Twitter、Line、Instagramなど多様なSNSで共有可能。
2つの動画を組み合わせて、コラージュ動画を作成できます。ビデオのエフェクトは撮影時に利用可能。スライドショーは「写真ムービー」のメニューから作成します。
Flipagram
開発:Flipagram, Inc.
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■特長
・時間無制限のムービーを世界中のユーザーと共有できる。
・3ステップ(「撮影・選択」、「加工・編集」、「共有」)の簡単操作。
・フルスクリーン対応や、数万曲のBGMなど豊富な機能。
保存されている写真を複数選択するとスライドショーが表示され、スピードの調節や写真の並べ替えが可能です。動画にはアフレコでボイスを入れられます。
プロの動画編集をアプリで
GoPro Quik
開発:GoPro, Inc.
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■特長
・動画スタイルから選択して、自動的に映像を作成。
・写真や動画の並び替え、タイトルの入力など充実したカスタマイズ。
・iTunesの音楽からもBGMを利用。Instagram、Facebookなどでシェア。
アクションカメラではお馴染みのGoProが提供している、2つの動画編集アプリのひとつです。Quickは、手軽に素早くムービーを作成できるアプリ。動画クリップを解析して最適なタイミングでトランジション(画面の切り替え効果)を入れられます。BGMのビートも自動的にシンクロが可能。
GoPro Splice
開発:GoPro, Inc.
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■特長
・デスクトップソフトウェアの機能をアプリで実現。
・トランジションスタイルの選択、フィルタ、テキスト、サウンドトラックなど。
・InstagramやFacebookなどのSNSに投稿可能。
保存されている写真や動画を使い、フリー素材のBGMなどを組み合わせて、本格的な動画を瞬時に作成できます。色あせた色調などにするエフェクトや、トランジションも充実。音楽はフェードアウトなどの効果も付けられます。
Adobe Premiere Clip
開発:Adobe
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■特長
・再生した動画の仕上げは、Adobe Premier CCで可能。
・Adobe Capture CC からカスタムのライティングやカラーの Look を適用。
・Facebook、Twitter、YouTubeなどで動画を共有。
アプリで作成したプロジェクトは、プロの動画編集ツールAdobe Premiere CCに送付して変換、XMLファイルで記述された情報を引き継いで、デスクトップ上で編集を続けることができます。手ブレの補正やオーディオレベルの調整など、細部のブラッシュアップが可能。
いずれのアプリもSNSとの連携が強化されています。笑いや感動をもたらすムービーを、スマホのアプリで作ってみませんか?
株式会社キャパでは、アプリの企画・開発についてご相談を承っています。
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