実は最近、Googleが元気ないなー。
私はGoogleのサービスを愛している。
検索、Gmailに始まり、Googleマップ、Googleカレンダー、Google Photos、もちろんchromeも使っているし、inboxやGoogleドキュメント、Google driveなどは、無ければ仕事にならないくらいだ。
もちろんAndroid端末も使っている。iOS端末に比べて安価な割には、Kindle用の端末として優秀であるし、映画を見ることもできる。
企業向けにはGoogle adsenseや、アドワーズも使うし、Googleアナリティクスは毎日見る。結局、Google無くして仕事も生活も成り立たない。
……と、このくらいGoogleドップリとハマっている私だが、最近少し寂しい。
なぜなら、上に挙げたGoogleのサービスは、殆ど2年以上前に出たものばかりだからだ。
勘違いなら申し訳ないが、おそらく一番新しいGoogle photosで2年前。
それ以降Googleは数々のサービスや製品を送り出してきたが、今ひとつうまく行っていないようにみえる。
Googleグラスは開発中止(後にエンタープライズ用として一部復活したが)
Google keepに至っては、周りに使っている人を見たことがない。
Android payや、Google home、Eddystoneなど、出てきたときには話題になるサービスも、今ひとつぱっとしない。
Googleの自動運転車も、テスラに完全に敗北しているように感じる。
そう、Googleは最近革新的なサービスを、(少なくとも一般消費者に向けては)何一つ出していない。
また、柱となる収益源、Googleの広告はよく見かけるが、アドワーズはクリック単価が高騰し、費用対効果が合わなくなってきていることを、多くの広告関係者は知っている。
思えば、Googleマップを出した頃のGoogleは、次に何をやってくるのか、とても期待感の高い会社だった。次々と既成の製品やサービスの概念を崩し、Googleが世界を制するのを歓迎していた。
だが、いまや主戦場はパソコンやスマートフォンの世界から、現実に移りつつある。
テスラの自動車
Amazonの配送網
Airbnbが提供する宿泊体験
Uberが実現する移動手段
そして、Googleはリアルな世界への影響力が決定的に弱い。
それは、彼らが「ソフトウェア」を主戦場にしてきたからであって、「ハードウェア」の戦いに弱いことに起因する。
Appleはハードウェアを作ることができる。
現実世界に影響をあたえることのできる、モノを提供する。
一方、Googleは経営者が主張する通り、究極の目的はAIを作ることだ。
だが、AIが真の意味で我々の意思決定に影響を与えるレベルになるには、未だ時間がかかるだろうし、AIを必要とするハードウェアはGoogleの最も弱い部分でもある。
ネットの覇者であるGoogleがこれからどのように現実世界を変えていくのか。
彼らも悩んでいるに違いない。