知識ゼロからAndroidアプリを開発するためのおすすめコンテンツ
iPhoneと並ぶスマートフォンといえばGoogleのAndroidです。Androidは日本ではiPhoneにシェアで負けていますが、海外ではiPhoneよりもAndroidの方が普及しているという事実もあります。
そんなAndroidのアプリを作成するために有益なコンテンツ(できるだけ無料のもの)をご紹介します。
AndroidアプリをつくるならKotlinを学習しよう
Kotlin(コトリン)は、JVM(Java仮想マシン)で動作する言語です。
Kotlinが注目を集めたのは、GoogleがGoogle I/O 2017で、KotlinをAndroidの公式言語となると発表したことからです。
KotlinはIntelliJ IDEAなどで有名なJetBrainsが中心になって開発されたきた言語で、ScalaやGroovyと同様にJVM言語と呼ばれています。
KotlinはJava互換でありながら、Javaよりも簡潔でNullPointerExceptionが起こりにくい安全性と、Javaに近いためにJavaからの学習コストが低いという特徴があります。
とくに、Javaに比べてコードが簡潔である点が、これから学習する初心者に向いているポイントとなります。
公式ドキュメントで学習する
言語を学習する際の王道といえば、公式サイトでしょう。
Kotlinの公式サイトには、リファレンスはもちろんチュートリアルも掲載されていますので、公式サイトでKotlinを学習することもできるでしょう。
公式サイトは英語なのですが、有志で日本語に翻訳されているサイトがありますので英語が苦手な方でも、大丈夫なはずです。
また、「Kotlin入門までの助走読本」というドキュメントも無料で公開されているので、こちらも参考になるでしょう。
Kotlin日本語リファレンス
Kotlin入門までの助走読本
動画学習コンテンツ
今流行りの動画学習コンテンツとしては、ドットインストールに「kotlin入門」というコンテンツが公開されています。
1本あたり3分から5分の動画の講義が全部で29講義あります。最初の5講義は無料で視聴可能ですので、はじめに無料コンテンツを確認して続けられそうであれば、月額980円のプレミアム会員になれば視聴が可能になります。
ドットインストールの無料会員では動画コンテンツの視聴だけしかできませんが、有料のプレミアム会員では講義の文字起こしや、講義に使われているコードもダウンロードすることができます。
スマホアプリでコードを学習
スマホアプリ「Pocket Programming」のAndroid版ではJavaを学習することができます。
Kotlinではないのですが、Javaを学習するのあれば、このアプリをインストールしておけば、いつでもどこでもプログラムを学ぶことができます。
学習期間は4週間に設定されていて、クイズ形式で問題を解いていくとプログミングの知識が備わっていくという形式になっています。
習熟度も表示されますので自分の弱いところや強いところも知ることができます。
コードを試したくなったら
書いたコードを実行する環境を整えるのもなかなか面倒なものです。そんな時には、ブラウザにコードを書いて実行できるサービスがあります。
paiza.IOは、ブラウザにコードを書いてそのまま実行できるサービスです。24の言語に対応していて、書いたコードをGitHub連携したりすることもできます。
Kotlinの学習コンテンツの拡充はまだまだ
今後、KotlinがAndroidアプリの制作において注目される言語となるのは確実ですが、まだまだ学習コンテンツはこれからといった印象です。
逆にいえば、いまKotlinを学習しておけば、将来性的に期待できるかもしれませんね。
株式会社キャパでは、アプリの企画・開発についてご相談を承っています。
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