1. TOP
  2. ブログ
  3. Googleフォトの動画エディター機能が強化!使い方をご紹介

Googleフォトの動画エディター機能が強化!使い方をご紹介

クラウド経由で、自動的にスマートフォンの中にある写真を整理してくれるGoogleフォトの存在は、容量を圧迫しがちな画像データの保管場所として最適のサービスです。

2021年、そんなGoogleフォトへ新たに実装されたのが、強化を受けた動画エディター機能です。この機能を活用することで、Googleフォトをただの写真置き場以上のサービスへと昇華させられます。

今回は、Googleフォトへ新たに強化された、動画エディター機能の使い方について、ご紹介します。

目次:
①Googleフォトの動画エディター機能について
②動画エディター機能の具体的な使い方
③動画エディター機能の活用ポイント

Googleフォトの動画エディター機能について

2021年2月、「Googleフォト」のアプリにパワフルな新機能の追加が発表され、その機能性の高さで大いに注目を集めました*1。

スマホ向けに豊富な編集機能を追加

これまでも、Googleフォトにはある程度の動画編集機能が搭載されており、ユーザーは写真やビデオの編集を行う事ができました。しかしそのクオリティは一般的な動画編集ソフトに比べると稚拙なもので、最低限の編集ができるのみに止まっていたのです。

そこでGoogleフォトが新たに展開したのが、様々な動画編集機能の強化です。これまではサードパーティのツールを使わなければ対応できなかったような、30以上の多彩なツールが搭載されることとなりました。

動画編集機能は、写真の編集機能と比べて見劣りすることも多く、Googleフォトも例外ではありませんでした。しかし今回のアップデートによって、同サービスは豊富な動画編集機能によるサービス向上が行われています。

iOSとAndroidの両方に対応

当初、Googleフォトの優れた動画編集機能については、Googleが独自に展開しているスマホ「Pixel」シリーズに限定された機能として、公開されていました。しかし2021年の春に実施されたアップデートによって、手始めにiOS、そしてAndroidの順番で、順次機能の強化が行われています*2。

そのため、今後はハードウェアに依存することなく、好きなようにGoogleフォトの動画編集機能を利用できるようになりました。

ただし利用ユーザーには制限も

ただ、現状では利用ユーザーにある程度の制限もかかっています。まず、今回のアップデートされた動画編集機能を使えるのは、新たにGoogleが展開しているサブスクリプションサービスの「Google One」会員のみです。通常の編集機能は利用できますが、専門性の高い操作は有料会員向けのサービスです。

Googleは2021年の5月31日より、Googleフォトの無制限利用を廃止し、有料での容量提供にシフトしています。その代わり、Googleは新たなサブスクサービスであるGoogle Oneを提供することで、Googleドライブのキャパシティ拡大とともに、様々な機能を展開しました。

今回のGoogleフォトにおける動画編集機能の強化も、Google Oneのサービスの一環として提供が始まっています。

動画エディター機能の具体的な使い方

ここで、実際にどのような動画エディター機能が使えるかについて、確認しておきましょう*3。

Video(動画)

一つ目は、動画を直接編集する機能です。動画のトリミングや、音声のオン・オフ、手ぶれ補正の適用などの基本的な機能を扱えます。動画から画像をキャプションし、画像データとしてエクスポートできるのも便利です。

基本的な編集はこの機能だけで賄えるので、使い勝手の良いサービスとなっています。

Crop(切り抜き)

続いては、動画を切り取るための機能です。好きなカットを抽出したり、映像を回転させたり、水平調整を加えたりといった機能を扱えます。

この辺りも、iOSなどではおなじみの機能です。

Adjust(調整)

調整機能は、明るさやコントラスト、温かみや肌の色の補正などが行えます。Photoshopのように、詳細な色彩のコントロールを行えるのが強みです。

Filters(フィルター)

最後のフィルター機能ですが、これまで写真用に適用できたフィルターを、動画にも与えられます。モノクロやインスタントカメラでとったような演出を、気軽に再現できます。

ポートレートブラー(有料)

ポートレートブラーはGoogle One会員向けの機能で、通常モードで撮影した写真をポートレート風に変種する機能です。独特の立体感を、後から気軽に演出できます。

ポートレートライト(有料)

ポートレートライトは、被写体の光の当たり方を後から編集できる機能です。こちらも有料会員向けですが、高度な編集機能であるため、利用価値の高いサービスです。

カラーポップ

こちらはフィルターに近い機能ですが、AIアシスタントを活用した編集機能である点が特徴です。被写体の色彩をそのままに、周辺をモノクロに演出できる機能を搭載し、印象的な写真を実現します。

動画エディター機能の活用ポイント

最後に、これらの動画エディター機能の活用ポイントをご紹介します。

Adobe製品の代替にはならない

Googleフォトの動画編集機能は確かに便利ですが、Adobe Photoshopなどのプロ編集ソフトに比べると劣る点は留意しましょう。細部まで拘った編集を実施する場合、本格的なプロ向けの製品が必要です。

とはいえ、SNSの投稿やプライベートでの利用には十分の性能を発揮するので、適宜活用して損はないサービスです。

Googleフォトのデータ整理にも最適

Googleフォトは利用に際して、容量制限が加わりました。動画は容量を食いやすいデータなので、必要に応じて削除を行う必要があるでしょう。

動画編集機能によってトリミングや画像の抽出を行い、お気に入りのカットはデータを小さくして保存という手もあります。不要な長時間の動画をうまく編集し、容量の節約に努めましょう。

おわりに

Googleフォトに追加された動画エディター機能は、見慣れた機能も含まれる一方で、魅力的で高度な編集機能も含まれます。

高度な機能については有料会員のみ、などの制約もありますが、安価なサービスであるため、興味がある場合は試しに購入してみても損はないでしょう。

建設・土木業界向け 5分でわかるCAD・BIM・CIMの ホワイトペーパー配布中!

CAD・BIM・CIMの
❶データ活用方法
❷主要ソフトウェア
❸カスタマイズ
❹プログラミング
についてまとめたホワイトペーパーを配布中

デジタルツインと i-Constructionについての ホワイトペーパー配布中!

❶デジタルツインの定義
❷デジタルツインが建設業界にもたらすもの
❸i-Constructionの概要
❹i-Constructionのトップランナー施策

CONTACT

株式会社キャパでは、アプリの開発・改善について ご相談を承っています。

営業時間:月~金 9:30~18:00 
定休日:土日・祝


▼キャパの公式Twitter・FacebookではITに関する情報を随時更新しています!

参考:
*1 Forbes Japan「Googleフォトが動画編集機能を強化、トリミングや明るさ調整が可能に」
https://forbesjapan.com/articles/detail/39824
*2 LifeHacker「ついに! Googleフォトの動画エディターがAndroidでも利用可能に」
https://www.lifehacker.jp/2021/04/how-to-edit-videos-in-androids-google-photos-app.html
*3 LifeHacker “How to Edit Videos in Android’s Google Photos App”
https://lifehacker.com/how-to-edit-videos-in-androids-google-photos-app-1846676682

    カテゴリ一覧

    PAGE TOP