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【2018年】テクノロジーに関する5大トレンド予測

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2017年も残りあと僅かとなりました。今年はGoogleやAmazonが日本にスマートスピーカーを展開したり、AIやVR/AR技術を取り入れたサービスやプロダクトが更に浸透したりとテクノロジーの進化が著しい1年となりました。

2018年も今年同様新たなテクノロジーが私達の生活を劇的に変えていくのではないでしょうか。そこで今回は2018年のテクノロジートレンドを5つご紹介いたします。

1. 生活におけるデータが増大していく

昨今、テクノロジーの普及スピードが加速していく中私たちは様々なデータに囲まれるようになりました。スイカやパスモなどのICカードの使用によりユーザーの乗降のデータが取れたり、Spotifyなどの音楽ストリーミングで再生履歴やプレイリストのデータからユーザーの嗜好が分かったりと、今後ユーザーの生活に関連するデータが益々増加し、より重要なものになっていきます。

なお、1分毎のデータ平均の値としては、Facebookは900,000回のログイン、Twitterは450,000回のツイート、そして1億5600万回のメールや1500万のテキストが送られています。この数値は2年毎に約2倍のデータ量を生産していることになります。

2. あらゆるデバイスのスマート化

年々IoTデバイスが私たちの生活に浸透していっていますが、2018年も引き続きIoTがデータの増強を加速させてゆくことになると推測されます。

最も身近なスマートデバイスはスマートフォンやスマートウォッチですが、最近はありとあらゆるデバイスの”スマート化”が進んでおり、調査会社GartnerやIHSによると2020年までに2.5億台の車がインターネットに接続され、750億台もの製品がIoT化すると予測されています。

3. AIのさらなる台頭

近年コンピューターは人間のように学習することができるようになり、AIは飛躍的に進化を遂げています。より多くのデータを蓄積することでAIのスピード力や正確性が高まっていくのです。

これにより、今まで人間が行ってきた仕事の多くはAIでもできるようになるでしょう。実際に人間の行動である『見る』(例:顔認証)『読む』(例:SNSの分析)『聞く』(例:スマートスピーカー)『感情の計測』(例:感情コンピューティング)などが挙げられます。

4. テクノロジーとのタッチポイントの多様化

昨今スマートフォンやタブレットを使用するユーザーが増え、テクノロジーに触れる方法が多様化しています。これは2018年にも見られる傾向で、スマートフォンやタブレットを使うことで本来オフィスなどで行っていた作業を外でこなすことができるようになります。

また、2016年時点でモバイルのウェブ使用量がデスクトップのウェブ使用量を超え、Googleによると検索量もモバイルがデスクトップを上回っているそうです。このことから、今後はSiriなどを用いた音声検索などテクノロジーとのタッチポイントが益々変化していくでしょう。なお、2020年までに検索方法の50%が音声になるとまで予測されています。

実際にGoogle AssistantやAmazon Alexa、Siriなどを搭載したビジネスサービスが増えており、自動車メーカーのBMWは2018年からAmazon Alexaの導入を公表しています。また、VR/ARなど次世代のインターフェースを活用したビジネスによって、企業とユーザーの接点も変化していくでしょう。

関連記事:Google Homeが遂に日本に!2017年はスマートスピーカー元年なのか?

5. プラットフォームがビジネスを加速させる

サービスやプロダクトを通して人や企業を繋げる場を提供するプラットフォームは、ユーザーの繋がりや情報交換・モノの交換を通してユーザーに価値を提供しています。クラウド上のすべてのコミュニケーションのハブとして、よりシンプルかつ安全な交流の場を構築しています。

Airbnb、Uber、Amazonなどの革新的なプラットフォームからFacebookやTwitterなどのSNSプラットフォームまで、多くのサービスにビジネス拡大のチャンスがあるのです。2018年以降は、プラットフォームだけでなくその場を取り囲むすべてのビジネスに成長の機会を与えることになってゆくでしょう。

これはIT企業だけでなくFordのような伝統的なビジネスモデルを持つ企業にもあてはまり、現在Fordはプラットフォーム戦略の構築に取り組んでいます。

参照:“9 Technology Mega Trends That Will Change The World In 2018”

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