LINEの通知がこないときのチェックポイント
通知が届かない原因が、OSやLINEの不具合にあることも考えられますが、基本事項のおさらいとしてまとめてみました。通知がこないという事象が、設定変更などで解決することがありますので、確認する際のチェックポイントを中心に解説します。
iOSやAndroid OSの設定状況は?通知設定とアプリ情報を再確認!
節電アプリやスマートフォンの節電機能の操作などで、スマートフォン本体の通知設定が変更されたり、Android OSであればLINEが強制停止されたりしていることもありますので、念のため確認しましょう。
スマートフォンの設定画面の通知でLINEの状態を確認
iOSもAndroid OSも、設定画面から通知を選択し、アプリごとに個別に通知を許可したり不許可にしたりすることができますので、確認しておきましょう。直接変更していなくても、他のアプリや機能から間接的に変更していることもあり得ます。
Android端末で LINEアプリが強制停止されていないか確認
Android端末では、アプリを強制停止することができますが、直接操作しなくても他のアプリで誤って設定変更してしまうこともあり得ます。設定画面からアプリをタップして進み、LINEを選択すれば確認することができます。
LINEアプリを起動して通知設定を確認
LINEアプリの通知設定は、全体の通知設定と、友だちやグループごとの個別の通知設定がありますので、確認しましょう。
通知とアプリ内通知がオンで一時停止はオフ
バージョン8.3.0以降のスマホアプリであれば、「友だち」タブの右上の歯車マークをタップして設定画面を開くことができます。そして設定画面の通知をタップして設定状態を確認してください。通知をオフにすると、LINEアプリを強制終了することになりますので、受信できなくなる場合もありますので注意しましょう。
また、LINEアプリでは、「1時間停止」と「午前8時までの停止」という一時停止の機能や、iOS版のみのアプリ内通知という機能もあります。アプリ内通知は、LINEアプリの実行中の通知の有無を設定する機能です。
友だちごとのトークの個別設定の状態も確認
「トーク」タブをタップすると、登録されている友だちやグループの一覧が表示されますが、一覧の中に通知オフのマークが付いていれば、その友だちのメッセージは通知されません。個別の通知設定を変更するには、設定変更したい友だちを選択した状態で、右上のVマークをタップして一覧を開き、通知ON/OFFボタンで設定します。
PC版LINEの通知設定も見逃さないで確認
PC版LINEをお使いの方は、通知ルールの設定状態を確認してください。PC版LINEの通知設定画面を開くには、左下の「…」マークをクリックし、表示されたメニューから設定を選び、通知へと進みます。「通知ルール」の中に「全画面表示の場合は通知をオフ」「PC版を使用している場合はスマートフォン版への通知をオフ」という項目があり初期設定ではチェックが入っていますので外しておきましょう。
OSもLINEアプリも最新バージョンを利用するのが原則
ソフトウェアは、サービスの安定化や機能の改善、不具合改善のために新しいバージョンが提供されますので、アップデートをして最新バージョンを使用することをお勧めします。リリースされたバージョンにバグがあることもあり得ますが、その場合は不具合を修正したバージョンのリリースを待つのが賢明でしょう。
LINEアプリのバージョンが最新であるかは、歯車マークの「設定」から「LINEについて」を選択すると、現在のバージョンと最新バージョンが表示され、確認することができます。更新が可能であれば、「最新バージョンを」をタップするとアップデート画面に切り替わります。
LINEのバージョンアップで不具合が発生することも
LINEのバージョンアップ後に、通知がこないなどの不具合が発生した場合は、設定状態を確認すると共にネットで情報収集をしてみましょう。不具合発生の情報があるようであれば、アップデートされるまで改善されないかもしれません。
OSのアップデート後に不具合が発生することも
アップデートの頻度が多いiOSでは、過去にも特定のアップデート後に多数のユーザーのLINEで通知がこなくなる事象が発生したようです。また、Android OSでもメジャーアップデート後に、通知がこないという事象も含め不具合が発生しています。この場合は、LINE側での対応を待つことになりそうですが、メジャーアップデートなどで大幅に画面変更されている場合は設定状態を再確認してみましょう。
端末個別の問題や通信環境の問題も
通知がこないなどの不具合の原因は、サービス提供しているベンダー側や、OSとアプリの各種設定のほかにも、端末の不調が原因のこともあり得ます。
メモリ不足やストレージ容量の不足
スマートフォンの使用状況によっては、端末に高負荷がかかりメモリ不足でLINEの通知プロセスが終了してしまうこともありますし、ストレージ容量が不足してくるとスマートフォンのパフォーマンスが低下します。スマートフォンの動作が重かったり、アプリが突然終了したりしてしまうときは、メモリ不足が考えられますので、起動中のアプリを閉じるなどの対処が有効です。高スペックのスマートフォンでも、長い期間使用していると起こり得る事象ですので、該当する方は一度使用状況を見直してみてはいかがでしょうか。
Wi-Fi通信とデータ通信の状態
節電アプリなどを利用していると、スマートフォンがスリープ状態の間はデータ通信が切断されていることもありますので、設定状況を確認しましょう。スマートフォンを使い始めるとLINEの通知がくる場合などは、節電アプリやスマートフォン本体の節電機能、あるいはデータセーブ機能などが原因であることが考えられます。
LINEを主要な連絡手段にしている人にとって、LINE通知の不具合は重要な問題なのではないでしょうか。LINEアプリやスマートフォンの基本的な仕組みや設定の確認方法を理解していれば、節電アプリやスマートフォンの節電機能などで通知がこなくなるようなこともなくなるはずです。また、スマートフォンを長い間使い続けていると、不具合が発生することもありますので、不調のときはメンテナンス作業を実施することも必要です。
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