ビジネスシーンでも大活躍!Googleの高級ノートパソコン「Pixelbook」とは?
Googleのノートパソコンである、Pixelbookをご存知でしょうか?
GoogleのノートパソコンはChromebookだけではありません。ハイスペックなPixelbookは「高いだけの価値がある」とユーザーに納得させるだけの確かな機能があります。
Pixelbookは持ち運びを想定したモバイル性の高いガジェット。そんなGoogleのノートパソコンをビジネスに活用するために、具体的な方法について考えてみました。
この記事を読むと以下の3つのことがわかります。
①Googleのノートパソコン「Pixelbook」の概要
②Pixelbookをビジネスシーンで活用する方法
③GoogleのPixelbookで注意したい事
Googleの高性能ノートパソコン「Pixelbook」とは
Googleが手掛けたChromebookの第三世代
Googleのノートパソコンといえば、日本では「Chromebook」が有名です。Chromebookとは、Googleが開発した「Chrome OS」がインストールされたパソコンのこと。ASUSやDELL、Lenovoなど各メーカーが販売しています。
Pixelbookとは、Googleがハードウェア自体も手掛けているノートパソコンのことです。高スペックであり動きが速いChrome OSを搭載していることから、一度使ったユーザーから高評価を得ています。
ハイスペックな搭載機能が特徴
GoogleのノートパソコンPixelbookの概要は、以下の通りとなっています。
・搭載OS:Chrome OS
・CPU:第7世代Core i5~Corei7
・ディスプレイ:12.3インチの360度タッチスクリーンディスプレイ
・キーボード:バックライト付きキーボード
・解像度:2.400 x 1,600ピクセル
・ボディ:アルミ製
高解像度で1つ1つのレベルが高く、“ハイエンドモデル”と呼ぶにふさわしいスペックを誇っています。
Mac Airを彷彿とさせる薄さ
GoogleのノートパソコンPixelbookは縦220.8mm・横290.4mm、そして薄さは10.3mmとタブレット代わりに持ち運べるほどスリムなボディが特徴です。
もちろんiPadと比べると厚みはありますが、GoogleのPixelbookはiPadと違いキーボードが付いています。さらにPixelbookのすごいところは、ディスプレイ部分が蝶番でつながっており、360度回転するのです。
つまりPixelbookは、ノートパソコンのような使い方もできますし、キーボードを折りたたんでタブレットのように使うことも可能です。専用のカバー無しでもテント型にして動画を楽しむこともでき、Googleでは「4in1」としてシームレスな対応ができるとアピールしています。
搭載OSは「Chrome OS」
日ごろWindowsを使っている人にとってChrome OSは耳慣れず、「使ったことがない」という人も多いでしょう。Chrome OSの最大の特徴は、動きの早さにあります。
“爆速”とも評されるChrome OSは起動の時点からスピーディで、立ち上がるまでわずか7秒というデータもあります。Chrome OSは無駄を省いたシンプルな設計が特徴で、日ごろWindowsメインで使っている人はその速さに驚きます。
日本ではChrome OSが搭載されたノートパソコン「Chromebook」を使っている人もいますが、“起動が遅い”という声は滅多に聞きません。Googleの開発者自体がスピード重視ということもありますし、wWindowsよりもプリインストールしているアプリが少ない分サクサクと動いてくれるのです。
客先で自分のノートパソコンを使う時、起動が遅いと変な“間”ができてしまい、気まずくなることはありませんか?そんな事態を避けるためにも、説明に使うノートパソコンは動きが早いに越したことはありません。
Googleのノートパソコンはビジネスシーンでも利用価値がある
Pixelbookがあれば紙のプレゼン資料が不要になる
Pixelbookに搭載されているChrome OSは、Microsoft Officeソフトも動作します。そのため、パワーポイントで作ったプレゼン資料を開くことも可能。
プレゼン資料はクラウド上に保存しておけばすぐに開けるので、「あの資料を会社に忘れてしまった!」と慌てることもありません。会社を出る前に、時間をかけて資料チェックをする手間も省けるでしょう。
Pixelbookがあれば、その場で動画を再生することもできます。お客さんがその時聞きたい内容に合わせて資料を見せ、必要に応じて自分が撮った写真や動画、Webサイトを開くこともできます。ノートパソコンよりモバイル性が高いPixelbookが1つあれば、説明の幅もグンと広がりますよ。
また、Chrome OSではAndroidアプリも起動できますので、Androidユーザーはさらに使いやすいです。
実はGoogleでは、Chrome OSとAndroidが将来統合することが決まっています。今はまだ別の物ですが、将来はGoogle PlayからChrome OS非対応のアプリをダウンロードすることも可能になるでしょう。
ペン入力が可能
GoogleのノートパソコンPixelbookは、iPadのようにペン入力ができます。「ピクセルブックペン」というPixelbook専用のペンを使うと、メモ帳のようにノートパソコンに字や絵を書くことができます。
出先でお客さんに説明する時、絵を書いたほうがわかりやすい時が多々ありますよね。そんな時、ノートパソコンではなくPixelbookとピクセルブックペンを持っていれば、プレゼンに使っていた端末がメモ帳に早変わりしてくれるのです。
Pixelbookに絵を書くときは、キーボードを折りたたんでタブレットのように使えばOK。キーボードの出し入れも自由に変えられるというのは、ノートパソコンではできません。テーブルの狭いカフェでも、窮屈さを感じにくくなるでしょう。
出先での情報収集に最適
Googleの提供するChrome OSは、とにかくブランジングが早くWebを閲覧するのに向いています。Googleの提供する検索ブラウザ「Google Chrome」も起動・動作ともにスピーディと好評で、プログラマなどプロも愛用しています。
Pixelbookがあれば、お客さんとの商談中や商談が始まる前のスキマ時間にササっと検索して情報収集することができます。スマホより画面が大きくノートパソコンよりモバイル性が高いPixelbookなら、効率的な情報収集が可能です。
タブレットよりも事務処理しやすい
商談が終わってメール返信や事務処理をしたいときは、Pixelbookのキーボードをノートパソコンの形に戻して、スムーズに入力業務ができます。
iPadなどのタブレットは持ち運びに便利ですが、長文を入力する時は不便さを感じるもの。入力業務をする時は、しっかりとキーボードを使ってノートパソコンのように使いたいものです。Pixelbookならタブレットとして使った後、瞬時にノートパソコンに早変わりします。
GoogleのノートPC「Pixelbook」を使う時に注意したい3つの事
日本未発売
日本でGoogleのノートパソコンといえば「Chromebook」が主流で、あまりPixelbookの名前を聞きません。なぜならGoogleが作っているPixel bookは、日本で未発売なのです。
日本未発売の理由は、Pixelbookの目玉ともいえるGoogleアシスタントが日本語に対応していないから。そのため、日本にいながらPixelbookを入手するにはAmazonなどで並行輸入するしかありません。
Pixelbookを日本でも販売してほしいと願うユーザーは多く、アップデートのたびに「いよいよ日本対応か!?」とネットをざわつかせているのです。
高性能で高価格である
PixelbookはGoogleが誇るハイエンドなノートパソコン。タブレットとしても利用価値が高く高スペックなPixelbookは、日本円にして10万円以上と高級ノートパソコンという位置づけです。
そのため、会社に「Pixelbookを経費で買ってほしい!」と言っても価格を理由に却下される可能性が高いです。しかし日本ユーザーでも、「Pixelbookは高額だが、その分の価値はある」と高評価を受けています。
自腹でPixelbookを購入し、プライベートでも仕事でもフル活用して使いこなすというのも1つの方法でしょう。
“サブ”のノートパソコンとしては最高の使い勝手
普段WindowsOSで慣れている人は、Pixelbookはあくまでも「外出先のパートナー」というサブ的な位置づけの使い方がおすすめです。Pixelbookはノートパソコンとしてもタブレットとしても使えますが、メインパソコンとしては物足りなさを感じるかもしれません。
たとえば、PixelbookではMicrosoft Officeも使えますが、一部の機能が使えないなど若干の不自由さがあります。
そのため、外出先でGoogleのPixelbookを使ってパワーポイントを動かす時は要注意。実行できないアニメーションもあるので、アニメーションを使いたい場合は事前に動作チェックをしておいた方がいいでしょう。
Googleのハイエンドなノートパソコン「Pixelbook」。その快適さを、ビジネスに活かしてみませんか?
[2019年6月26日アップデート]
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