マーケティングオートメーション(MA)ツールとは?国内提供ツールを比較してみた
マーケティングオートメーション(以下MA)という言葉をご存じでしょうか。
MAとはその名のとおり、マーケティングに関する「集客」や「販売促進」、「顧客管理」などの一連の業務を自動化・連動化させて行う取り組みのことを指します。
その有用性から近年注目度が高まっているMAツールですが、導入規模やBtoC向け・BtoB向けなどさまざま種類のMAツールが提供されおり導入時の選定にも時間が掛かってしまうという声をよく耳にします。作業効率化のために導入するツールの選定に時間を割いてしまうことほど本末転倒なことはありませんよね。
そこで今回は、「名前は聞いたことあるけど結局どのツールを選んだらいいのか分からない」というマーケ・web担当者の方のために日本国内の企業が提供しているMAツール2つを比較しながらご紹介していきたいと思います。
MAツール導入によって期待できること
今までマーケターは、大量の見込み顧客の中から、優良顧客を抽出することができず、営業に優良顧客のリードを渡すことができませんでしたが、マーケティングオートメーションツール(以下MAツール)を導入すると大量の顧客データから顧客をセグメントし、購買確度の高さ等によってスコアリングすることができるようになるため、ホットリードの抽出が容易になります。
つまりMAツールを導入することによってこれまで企業のマーケティング活動において人手で繰り返し実施していた定型的な業務や、人手では膨大なコストと時間がかかってしまう複雑な処理や大量の作業を自動化し、効率を高めることができるのです。
導入しやすいMAツール「ListFinder」と「Bownow」
今回はこちらの2つをご紹介します。
1つ目は株式会社イノベーション社が提供しているListFinderで、BtoBシェアNo.1を誇るMAツールです。
2つ目のスターティアラボ株式会社が提供しているBownowは販売開始時期は2016年2月と比較的新しいツールですが、無料プランも用意されているなど導入しやすさに定評があるツールです。
今回は下記の項目に絞って、「ListFinder」と「Bownow」についてそれぞれ説明と比較を行います。
(1) BtoB or BtoC
(2) 導入規模
(3) 利用料金
(4) 機能
(5) デザイン
(6) サポート
(7) 拡張性
(1) BtoB or BtoC
どちらもBtoB向けのツールとなります。
BtoB or BtoC のツールでは、マーケティングのポイントや対象が異なるためMAツールの機能自体も大きく異なります。
選定時にBtoB or BtoCのどちらを対象にするのか注意する必要があります。
(2) 導入規模
ListFinder:中堅〜中小
Bownow :中小
どちらのMAツールも利用企業の規模に大きくは変わりません。
MAツールをはじめて導入するような企業にはぴったりなMAツールとなります。
(3) 利用料金
ListFinder:初期費用10万円 3万9,800円〜/月
Bownow:有料プラン 5,000円〜/月
どちらも、PV数と顧客データによる従量課金が別途発生します。
初期導入時の費用なしや無料プランが用意されているBownowは、導入障壁は低いようです。
ListFinderは無料プランはありませんが、20日間の無料トライアルが用意されているので、導入前の確認は十分に可能です。
(4)機能
・サイトに訪れた企業名がわかる
・ユーザーがどのページに興味を持っているかわかる
・メールを開封した人、URLをクリックした人がわかる
などなど、どちらもMAツールの基本機能は提供されています。
ListFinderの場合はあらかじめ、企業分析のページが容易されており、導入後すぐに利用できる印象でした。
Bownowの場合は利用ユーザの検索設定など細かい項目が用意されていますが、やや利用準備に時間が掛かる印象です。
(5) デザイン
ListFinder:シンプル
Bownow :今っぽい
Listfiderはどちらかというと業務的でシンプルなデザインが特徴的です。
Bownowは全体的に管理画面のUIが新しい印象でした。
お問い合わせフォームやセミナー登録フォームなどは、お客さまが直接目にするものなのでデザインも重要となりますがそのようなページ作成は考えていない、あるいは既に用意がある場合にはシンプルなデザインでも問題ありません。
検討の際には導入後のイメージを膨らませ、「デザイン性の有無」もチェックすることが重要です。
(6) サポート
ListFinder:導入初期の立ち上げに専任の活用コンサルタントがサポートを実施。必要に応じて来社での個別相談会(無料)や電話・メールでのカスタマーサポートを提供
Bownow :電話による操作オペレーションあり。来社することで無償で操作講習を実施(有料講習を受講された企業限定)
MAツールの導入は多くの企業にとって初の試みとなると思います。社内利用経験がない場合は特にツールの導入サポートや運用サポート体制についてもチェックしておきましょう。
(7) 拡張性
ListFinder:名刺管理Sansanシステムから名刺情報の取り込みを行えます。またAPI連携機能の提供を予定しており、自社システムとの連携も可能となります。
Bownow :現時点では他システムへの提供はなし
まとめ
いかがでしたでしょうか。
両ツールにもそれぞれ異なるメリット・デメリットがあるのでどちらを導入するかはその企業のニーズ次第となります。
筆者の両社のトライアルを経ての所感としては
・サポートもしっかり。今後の拡張性を考えるのならListFinder
・まずは手軽に!とにかく簡単に導入してみたいならBownow
というイメージです。
もちろんこの2つ以外にも国内外で様々なMAツールが提供されていますので、自社のマーケティング・セールス活動をより効率化できるツールをぜひ見つけてみてください。
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