UnityのURPを活用した「BOXWORLD」を紹介

「家づくりがアプリでできる」と聞くと、どのようなイメージを持ちますか。
BOXWORLDのアプリを使うと、家の中を実際に歩いているかのように見てまわれるほか、家具や照明のカスタマイズも可能です。
今回は、JIBUN HAUS.株式会社のアプリであるBOXWORLDの概要と、使われているUnityのURPについて紹介します。
この記事を読むと以下の3つのことがわかります
①BOXWORLDの概要
②BOXWORLDの活用方法
③UnityのURPとは
BOXWORLDとは*1
まずは、BOXWORLDについて紹介します。
概要・特徴は以下の4つです。
自分好みの家を自由に歩き回れるアプリ
家の外観からインテリアまでさまざまなカスタマイズが可能
名称はSand BoxとOpen Worldの組み合わせで決定
世界初のゲーム開発エンジンのUnityを使用した家づくりアプリ
自分好みの家を自由に歩き回れるアプリ

BOXWORLDは、JIBUN HAUS.株式会社が提供しているアプリです。
iOSに対応しており、AppStoreでダウンロードができます。
BOXWORLDをダウンロードすると、自分好みの家を作成可能です。
作成した家の中を画面上で移動できるため、実際に家を建てる前のシミュレーションにも使えます。
家の外観からインテリアまでさまざまなカスタマイズが可能
BOXWORLDは、家の中を自由に歩き回れるだけではありません。
カスタマイズ項目が多く、自分好みの家を作れるようになっています。
カスタマイズできる項目は、主に以下の5つです。
- 家の外観
- インテリア
- 照明
- 天候
- 時間帯
家のシミュレーションというと、家の外観やインテリアだけを想像する方も多いのではないでしょうか。
BOXWORLDでは、さらに照明や天候、時間帯までカスタマイズが可能です。
そのため、家の日の入り方や曇り・雨の日の家の明るさも確認できるようになっています。
住宅展示場とは異なり、いつでもさまざまな条件を試せるため、家選びの参考にできるでしょう。
カスタマイズした家は、スマートフォン上で保存・共有が可能なため、家族に家づくりのイメージを伝えるのも簡単です。
名称はSand BoxとOpen Worldの組み合わせで決定
BOXWORLDという名称は、以下のように命名されました。
Sand Box(公園の砂場で作ったお城)のように自由に家を作り変えられる点と、ゲームのOpen Worldのようにどこまでも自由に歩き、探検できる点をかけ合わせ、「BOXWORLD」と名付けました。引用元:PRTIMES |
BOXWORLDでは、カスタマイズできる項目が細かいにもかかわらず、Open Worldのように家の中を自由に歩き回れます。
実は、Open Worldという言葉があるように、BOXWORLDではゲームがアプリ開発に欠かせないものとなっています。
ゲーム開発エンジンのUnityを使用した世界初の家づくりアプリ
BOXWORLDではアプリの開発にUnityを利用しています。
実際に技術アドバイザリとして、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社がアプリ開発に協力することで、BOXWORLDが開発されました。
Unityの中でもとくにURPという技術を使うことで、スマートフォンの通信環境に左右されないアプリを実現しています。
UnityのURPについては、記事の最後に紹介しているので、参考にしてください。
BOXWORLDの活用方法
続いて、BOXWORLDの活用方法を3つ紹介します。
- 家づくりのイメージをつかむために
- 家のイメージ像の共有に
- おうち時間のリフレッシュに
それぞれ詳しく解説するので、参考にしていただけると幸いです。
家づくりのイメージをつかむために

まずは、ベーシックな使い方である家づくりについてです。
家は一生に一度の買い物ともいわれます。
そのため、できるだけ失敗を防ぎたいと思う方が多いでしょう。
そこでBOXWORLDを活用するのがおすすめです。
BOXWORLDでは家具の配置まで含めて、家の全体像を確認するのにぴったりだといえます。
そのため、家の外観から内部まで、いろいろな組み合わせを試してみるのに活用するのがおすすめです。
何度でもカスタマイズできるBOXWORLDを活用すると、自分にしっくりあう家が作れるでしょう。
家のイメージ像の共有に
家を建てる際は、一人ではなく家族全員でイメージを共有する場合が多いはずです。
そんなときにもBOXWORLDは役立ちます。
実際に作った家を保存したり共有したりできるので、家のイメージをより伝えやすいでしょう。
家の中を自由に歩き回れることから、言葉や写真で説明するよりも、より正確にイメージが共有できます。
おうち時間のリフレッシュに
最後の活用方法は、おうち時間のリフレッシュに使う方法です。
家を実際に建てる・建てないにかかわらず、BOXWORLDを使って家づくりをしてみるのもおすすめです。
自分好みの外観と家具を選んでいくのが好きな場合には、BOXWORLDで理想の家を歩き回ると気分転換になるでしょう。
自宅の模様替えやリフォームには時間とお金がかかりますが、BOXWORLD上であれば簡単に家の模様替えが可能です。
そのため、おうち時間のちょっとした気分転換として利用するのもよいでしょう。
UnityのURPとは*2~*4
最後に、UnityのURPについて簡単に紹介します。
ここではUnityについて説明したあと、URPについて紹介していくので、参考にしてください。
Unityはゲーム開発エンジンのひとつ
Unityは、ユニティ・テクノロジーズが提供している、ゲーム開発エンジンのことです。
ゲーム開発を行うにあたって必要な素材やライブラリを提供しており、ゲームを作るために必要なものと考えるとわかりやすいでしょう。
Unityは多くのゲームで使われています。
たとえば、ポケモンGOや白猫プロジェクトにもUnityが採用されていました。
Unityのほかにもゲームエンジンはいくつかあり、有名なのがEpic GamesのUnreal Engineです。
ゲーム開発エンジンはUnityとUnreal Engineでシェアを競い合っています。
Unityの新しいレンダリングパイプライン
URPは、ユニバーサルレンダーパイプラインの略称です。
ユニバーサルレンダーパイプラインは、Unityで現在デフォルトで使われているレンダリングパイプラインの後継になるものとして作られました。
レンダリングパイプラインとは、あるデータをもとに描写をつくりだす過程のことを指します。
BOXWORLDでは新しいレンダリングパイプラインであるURPを使用することで、ユーザーの端末に画像処理で必要なデータをダウンロードしておくことを実現しました。
ユーザー側にあらかじめデータをダウンロードしておくと、サーバーへの負荷が下がるためにコストカットにつながります。
また、利用者側も通信環境に左右されずにアプリを使える点がメリットです。
今回は、BOXWORLDの概要や活用方法について紹介しました。
家づくりに悩んでいる方はもちろんのこと、そうでない方でも楽しめるアプリとなっています。
家族や友人と理想の家を共有するのも楽しいでしょう。
興味のある方はインストールして使ってみるのがおすすめです。
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*1 JIBUN HAUS. 、自由に歩き回れる世界初の家づくりアプリ「BOXWORLD」を正式リリース。
*2 Unityとは|本科UI/UXD専攻|デジタルハリウッドの専門スクール(学校)
*3 構想から商品化まで成功を収めるゲームを制作する
*4 ユニバーサルレンダーパイプライン(旧 LWRP)がグラフィックス品質とパフォーマンスを最適化 | レンダリングエンジン