Pinterest(ピンタレスト)とは
Pinterest(Pinterest)とは
ウェブサイト上にある画像や動画などを集め、それを友人などにもシェアできるサービスです。
お気に入りの写真や雑誌の切り抜きなど、自分の部屋のコルクボードに止めておくような感覚で使えます。
ブックマークのようなものと言えるかもしれませんが、ただ単純に気に入った画像、きれいな景色や、好きな服など、お気に入り別にカテゴライズできる点がちょっと違います。
自分のボードを公開できるのはもちろん、ほかの人のボードを見ることができますので、オシャレな人や気になる人をチェックして、自分のファッションの参考にしたり、いろいろなインスピレーションを受けられたりするかも。
今までにない、新しいSNSの形
ここまで書くと、インスタグラムのようなものかな、SNSなのかな、なんて思われるかも知れませんが、本質的には全く違います。
たとえばインスタグラム、フェイズブックやブログも同じですが、これらは過去に起きた出来事、発売されたモノ、自分が行った場所などをアップし、共有します。
対してPinterestは、今自分が見ているページの画像や動画を保存し、それを専用のボードに上げておきます。
何が違うのかというと、自分の目線が過去を向いているか、未来を向いているかの違いです。
インスタグラムなどのSNSでは過去を向いていますが、Pinterestは未来の方を向いています。
なんで?未来なの?
おそらく、保存している時点では、ピンで止める動機はほとんどが今の感情に関連してきます。
「この服かわいい」「この景色いいな、いつか行ってみたい」「こんなお店があるんだ、今度行ってみよう」「これこれ!これだよオレの探してたサービス」
こうした感情は、全部これからやってみたいことですよね。つまり未来に向いています。
Twitterについては過去の出来事もありますが、現在何をしているかという投稿が多く、未来にやりたい行動を投稿することはあまりありません。
Pinterestはそういった意味で、過去や現在にとらわれない、未来の自分を充実させたり、やりたいこと、行動のメモみたいな感じで使えるサイトなんです。
2カ月先にオーストラリア大陸を1周したい!といった大胆な旅行計画を練る際には、気候や交通手段、泊まる所など、ルートにある都市の情報を集め、保存しておくことも可能になります。
本当にやらなくても、ほかのウェブサイトや他の人が撮った画像などを載せておけば、実際に旅行した気分になれますよね。
やりたいことの実現を助けてくれる!?
たとえば料理なんかはいい例です。
Pinterestでたまたま見つけたおいしそうな料理をピン止めして保存しておきます。週末に時間が空いたときその料理の名前を調べて作り方を検索。レシピが出てきたらまたそれをボードに保存して、スマホを見ながら材料を買い出しに行き、家に戻って自分で作ってみる。
で、料理を食べて、おいしかった!よし!レパートリーに加えよう!!という風になるかもしれません。料理がまずくてもまた挑戦しようとしたり、その料理は二度と作らないといった判断ができるわけです。
このようにPinterestを使うことで、料理を実際に作って食べるまで、行動しやすくなります。
自分が興味のあるものを保存しているので、じゃあ次に何をしよう、という行動にスッと移れるというわけですね。
Pinterestは多くの企業に注目されている
こうした「行動」や「do」への訴求力の高さから、Pinterestは今多くの企業に注目されています。
Pinterestはボードを利用する人の行動を促しやすい。こうした点から、商品の購入やサービスの利用を期待してか利用する企業がたくさんあります。
参考サイト:
女性に大人気のおしゃれなPinterest – 勝手に選ぶ公式アカウント10選!
アパレル系ではユニクロ、GAP、旅行会社では楽天トラベルやH.I.S.、飲食系ではぐるなびなどがPinterestのページを持ち、マーケティングに活用しています。淡路市役所など一部の公的機関でもPinterestが使われていて、季節の写真や観光名所などがビジュアル重視で紹介されています。
ユーザーはそもそも興味あるものや、何かの情報を求めてPinterestを使うので、SNSを利用する時よりもいわゆる購入確度が高いので、優良顧客を獲得できる点も企業の参入が多くなっている理由ではないでしょうか。
まとめ
Pinterestについて簡単にご紹介しました。次回は登録方法や使い方などを紹介していきますね。