ラスベガスで話題!ロボットバー「Tipsy Robot」へ実際に行ってみた。
みなさんこんにちは。
株式会社キャパの阿部恭夏です。
実は阿部、10/20〜27まで1週間海外研修に参加してきました!
参加者は弊社取締役社長の小甲と、私含む新入社員5名の計6名です。今回の研修ではラスベガスに2日間、サンフランシスコに3日間滞在し最新のテクノロジーやデザイン思考について肌で学んできました。
今回は、その模様をいくつかに分けてご紹介する記事の第一弾です。
(キャパ公式InstagramやWantedlyでも写真をアップしています。)
Tipsy Robot(ロボットバー)
この記事では、ラスベガスで実際に利用し衝撃を受けたロボットバー、Tipsy Robotについてご紹介します。
ロボットがドリンクを作ってくれる?!
こちらのTipsy Robot、「ドリンクを作る」作業をロボットが担っています。
ロボットバーというと、ロボットが注文を聞いてくれたり配膳を行なってくれることをイメージしていましたが、なんとこちらでは、バーの肝となる商品(ドリンク)をロボットが作ってくれるのです。
それでは注文〜商品の受け取りまでの流れを簡単にご説明します。
①タブレットで商品を注文
まずは店内に用意されているタブレットで、商品を注文します。注文の仕方で悩むことはありませんでした。
②注文を受けて、ロボットがドリンクをつくる
このように、天井に逆さまに並べられた各種ボトルからロボットアームが必要量のドリンクを抽出し、コップへと注ぎます。
③あとは、完成したドリンクを取りに行くだけ!
ゲストがタブレットからカクテルを注文し、バーテンダーロボがシェイクする模様を見られるシンプルなコンセプトを基盤に、ロボット工学とカクテル技術という2つの大きなトレンドが見事に融合していました。
バーテンダーロボ
このバーテンダーロボの仕組みを開発したのは、イタリア・トリノを拠点とするMakr Shakr社。
2014年、世界初のロボット式バーテンダーシステム「Bionic Bar」を「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ」に装備するにあたりロボット工学やプログラミングの他にもクラシックダンスやバーテンダースキルに至るまでの専門知識も必要だったとか。
私がお店へ行った時は、その様子はハッキリと確認できませんでしたが、
カクテル作りとクリーニングおよびメンテナンスの機能モードだけでなく、バーテンダーロボが音楽に合わせて踊る『ダンシング・モード』も存在するそうです。
すでに30万杯を超えるカクテルをサーブし、60種のスピリッツをベースに、10の100乗、つまり無限の組み合わせが可能です。
ロボットが与えてくれたのは、美味しいカクテルだけじゃなかった。
△同期のもりりんこと、RADサービス部の澤村さん。
今回実際にTipsy Robotを訪れてみて
人間の仕事がなくなってしまうことへの不安以上に、多くの問題解決への期待を覚えました。
これまで「ロボット」という言葉に、”人間らしくない ≒ 冷たい”イメージを抱いていましたが、ロボットはただ人間の仕事を代替する存在ではないのだということを知りました。
ロボットにより私が得たものは「出来上がったドリンク」だけではありません。
私が得たものは美味しいカクテルと「ロボットがドリンクを作る様子を見つめる、楽しい時間」だったのです。
現在、日本の飲食業界はブラック就職先の御三家とも言われるほどにその労働環境の見直しが叫ばれています。ロボットの登場は、長時間労働に歯止めをかける期待の救世主になり得るかも知れません。
今回の海外研修では、サンフランシスコで人気の無人デジタルレストラン「Eatsa」にも足を運びましたので、随時その紹介記事も更新していきたいと思います。それでは!
引用・参照
MakrShakr社 公式サイト
http://www.makrshakr.com/
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