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もう買い間違えない!Amazon Part Finderで正しい部品を探してもらう

Amazonが発表した「Part Finder」。Amazonはいつも、私たちが驚くような発想で通販生活をより便利にしてくれます。Part Finderは「買うべきネジがわからない」という人を救ってくれる技術です。

 

 

お目当てのネジは型番がわかりにくい

 

たとえば家具が壊れたり車に新しい部品を取り付けたりするとき、「ネジが足りない!」となることは何度かあるでしょう。家にあるネジと同じものを購入したいと思ったとき、あなたなはどうしますか?

ネジを買い足すときに困るのは、電池や電球のように型番の記載がないところです。そのため、多くの人はネジのサイズを測り、ネットで調べることでしょう。ですが、いざ買ってみると「合わなかった…!」と買い間違えることもしばしばです。ネットショップは非常に便利ですが、自分が買いたいものが明確に分かっていなければ購入できないというデメリットをはらんでいます。

近くにホームセンターがあれば、店員さんに「これと同じネジはありますか?」と聞けますが、広い店内で店員さんを探すのが大変な時もありますし、なにより近くにお店がなければすぐ買うことができません。

 

 

Part Finderは画像で探してくれる

 

Amazonが提供している「Part Finder」なら、手元にあるネジを撮影するだけで目当ての型番を探し出し、購入ページまで連れて行ってくれるのです。

ご存知の方もいると思いますが、Amazonのアプリでは検索窓の右側にカメラマークがあり、画像から商品を探してくるという機能はすでにもっています。スリッパを撮影するとAmazonが「履物」と認識して、代わりになるようなスリッパやルームシューズを候補として挙げてくれます。あとは、気に入ったものをタップするとページが開き、購入へ進むことができるのです。

ですがPart Finderは画像解析がさらに進化しており、撮影したパーツのサイズを測るという機能まで持っているのです。そして、似たような型番の中からぴったりのパーツを探し出してくれます。つまりPart Finderがあれば、「買いたいパーツの型番がわからなくても目当てのものが購入できる」という大きなメリットがあるのです。

この解析技術はPartpicという会社がもっていた技術ですが、Amazonが2016年に買収することでPart Finderというサービスになりました。残念ながらPart Finderは日本にはまだ上陸してません。日本でのリリースが待ち遠しいですね。

 

 

使い方はいたってシンプル

 

Part Finderの使い方は、対象となるものを撮影するだけです。ですが、しっかり画像解析するためにはいくつかポイントがあります。

まず、撮影するときは余計なものが映らないようにするため、白い紙や布を敷きます。線のないノートや白いタオルなどでもいいでしょう。そして、Part Finderで決められた枠の中に収まるように撮影し、カメラの傾け方にも気を付けます。

また、撮影するときには1セントを横に置くという指定もあるようですが、日本でリリースされるときは1円玉など他の物に変わるでしょう。そうやってサイズが決まっている対象物と並べることで、パーツのサイズを割り出すような仕組みになっていると思われます。

うまく撮影ができれば、次はPart Finderからネジの頭部分の種類を聞かれます。ネジの頭部分にはたくさんの種類があり、日本ならなべ型や皿型、丸皿型などがありますね。Part Finderがネジの頭の一覧を表示してくれるので、その中から当てはまる形状をタップするだけで完了します。

ここまでの手順を踏むと、いよいよPart Finderが集めた情報をもとにパーツの型番を認識し、該当の商品をピックアップしてくれます。あとはタップして購入画面へ進めば、後はいつも通りAmazonでショッピングすればいいだけです。

現在Part Finderが型番を判別できるパーツは、100種類程度です。これからもさらに種類が増え、機能も充実していくことでしょう。Part Finderがあれば、分厚くて持ちにくいカタログから似たようなネジを探す必要がなくなるので、「よくわからない特殊なパーツ」を購入するときに確実に役に立つでしょう。

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