Apple Watch 4がついに登場!LTEモデルとGPSモデル、どちらを選ぶ?
9月21日に新発売となった『Apple Watch 4』。
2015年に初代Apple Watchが登場して以来、毎年リニューアルして進化を重ねています。旧モデルの『Apple Watch 3』と比べてどこが変わったのか、そして2種類あるモデル(LTEモデル(GPS + Cellularモデル) と GPSモデル)のうち、どちらを選べばいいのか。分かりやすくまとめました!
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Apple Watch 4と旧モデル(Apple Watch 3)との違いは?
それでは、まずは旧モデル(Apple Watch 3)との違いを見ていきましょう。
主に以下のような点が改善、および追加されました。
画面の面積が大幅にアップ
(表示エリアを30%拡大/最大8つのアプリを設定可能)
本体ケースのサイズが2mmアップ、厚みが0.7mmダウン
(LTEモデル/GPSモデル共)
CPUが高速化(最大時で2倍)
(Apple Watch 3:デュアルコアS3プロセッサ → Apple Watch 4:64ビットデュアルコアS4プロセッサ)
“GPSモデル”のメモリが2倍にアップ
(Apple Watch 3の“GPSモデル”:8GB → Apple Watch 4の“GPSモデル”:16GB)
デジタルクラウンの精密化
(より繊細かつ正確な操作が可能に)
スピーカーの性能が向上
(出力が50%アップ/音声がより大きく、通話やSiriとの会話がよりクリアに)
心拍数に基づいた“ヘルスケア”の機能が向上
(新搭載の“電気心拍センサー”とApple Watch 3から搭載されている“光学式心拍センサー”の第2世代化によって、不整脈の兆候となる「序脈」を感知して通知)
1日の運動量や運動内容を高い精度で記録
(加速度センサー・ジャイロスコープ・高度計の性能が向上)
転倒センサーを搭載
(装着者の転倒を感知して、緊急通報サービスへの電話アイコンを表示。さらに60秒経ってもキャンセルされなかった場合は、自動的に緊急通報を行なった上で、あらかじめ設定しておいた緊急連絡先にもメッセージを送信)
本体カラーに“ゴールド”と“スペースブラック”を追加
(既存の “シルバー”と“スペースグレイ”に加えて合計4色に)
本体の素材に新たに“ステンレススチール”を追加
(従来の“アルミニウム”に加えて合計2素材に)
一言で言うと、「全ての反応が高速化して、より操作しやすくなった上に、ヘルスケアの機能も向上」しました。
それでは、次は2種類あるモデル(LTEモデル(GPS + Cellularモデル)とGPSモデル)のうち、どちらを選ぶべきか見ていきましょう。
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Apple Watch 4には“LTEモデル”と“GPSモデル”がある
こう書いても、「一体どこがどう違うの?」とピンと来ない人が多いかもしれません。
簡単にご説明すると、以下のようになります。
GPSモデル : iPhoneと連動させなければ使えない機能が多い(単独では通信や通話が不可能)
LTEモデル(GPS + Cellularモデル) : ほぼ全ての機能が単独で使える(通信・通話・アプリ・音楽のストリーミング・Walletの支払いなど)
つまり“GPSモデル” をフル活用しようとすると、常にiPhoneと一緒に持ち歩く必要があるのです。
逆に“LTEモデル”は、単独でも便利に使えます。
Apple Watch 4の“GPSモデル”はこんな人に向いている!
「それじゃあ“LTEモデル”の方が圧倒的にいいじゃない!」と思った方は、ちょっと待ってください!
「実際に使ってみたら“GPSモデル” でも十分だった」というクチコミも多く、主に以下のような使い方やライフスタイルの方は、“GPS モデル”で十分満足しているようです。
・iPhoneをいつも持ち歩いている(Apple WatchとiPhoneを離す習慣がない)
・通話や通信はほとんどiPhoneで行なう(操作がしやすい、使い慣れている、等の理由で)
※余談ですが、Apple Watch 4だけで通話や通信を行なうと、バッテリーの減りが早くなる傾向があります
・スポーツ、アウトドア、サイクリングなど、iPhoneを長時間手放すような趣味がない
※Appleはまさにこうした趣味の人に“LTEモデル”を推奨しています
・Apple Watchを主にWi-Fiで使う
(ビジネス用にしていて社内のWi-Fiに接続することが多い、など)
※Apple WatchはiPhoneと距離が離れるなどしてBluetoothで通信できなくなった場合、iPhoneが接続したことのあるWi-Fi に直接つながります
このように、 “GPSモデル”には “GPSモデル”なりのメリットがあります。
つまりApple Watch 3に続いてApple Watch 4でも“GPSモデル”が残ったのは、まさにこうした人々向けのモデルだからです。“GPSモデル”には“GPSモデル”の、“LTEモデル”には“LTEモデル”の良さがあるのです。
あなたのライフスタイルや使い方をよく考えた上で、ぴったりのApple Watch 4を選択しましょう!
Apple Watch 4の“LTEモデル”のメリットとは?
それでは、いよいよ“LTEモデル(GPS + Cellularモデル)”のメリットを見ていきましょう。
“GPSモデル”と比べて便利なのは、主に以下のような点です。
単体でも通話ができる
iPhoneをすぐに取り出せないとき、スポーツやレジャーなどでiPhoneが手元にないときなどに電話がかかってきたら、それこそ“LTEモデル(GPS + Cellularモデル)”の出番です!
Apple Watch 4だけで会話ができるので、大事な連絡を聞き逃す心配がありません。
“GPSモデル”と比較して、これが最大のメリットと言えます。
単体でも通信ができる
これも大きなメリットです! いちいちiPhoneを一緒に持ち歩かなくても、メールやメッセージを送受信したり、リマインダーを設定したり、Apple Payで支払いを行なったり、地図(ナビ)アプリやお天気アプリを使うことができます。また、Apple Music の音楽を聴いたり、Apple Podcastの番組やエピソードを再生することもできます。SNSなどのアプリの通知も受信できます。
こうした機能をApple Watchだけで使うことが多い、またはiPhoneとApple Watchを離して持つことが多い、といった方は、断然“LTEモデル(GPS + Cellularモデル)”がおススメです!
また、以下のようなときも便利です。
iPhoneのバッテリーが切れても通話や通信ができる
外出先や緊急事態でもあわてなくてすむので、職場・取引先・ご家族などといつでも連絡がとれるようにしておかないといけない方に最適です。
気になる価格の差は?
Apple Watch 4の“LTEモデル(GPS + Cellularモデル)”と“GPSモデル”の価格差は、約11,000円です。
LTEモデル(GPS + Cellularモデル) ・・・ 56,800円(税別)~
GPSモデル ・・・ 45,800円(税別)~
さらにバンドの素材やブランドとのコラボなどによって、多くのデザインがあります。価格もそれに応じて変化します。
ちなみに最も高価なモデルは、エルメスとのコラボモデル。こちらはなんと¥134,800 (税別)~になります(“LTEモデル(GPS + Cellularモデル)”のみリリース)
お好きなデザインと先にご紹介した機能の差を考慮した上で、あなたにピッタリのApple Watch 4を選んでください!
安い旧モデル(Apple Watch 3)もまだ買えるけど・・・
実はAppleの公式サイトでは、旧モデルのApple Watch 3も買うことができます。
ご参考までに、Apple Watch 4との価格差は以下の通りです。
GPSモデル ・・・ Apple Watch 3 : 31,800円(税別)~ / Apple Watch 4 : 45,800円(税別)~
LTEモデル(GPS + Cellularモデル)・・・ Apple Watch 3 : 42,800円(税別)~ / ・・・ Apple Watch 4 : 56,800円(税別)~
それぞれ約14,000円ずつ安くなるので、この差を考えて「Apple Watch 3でもいいかも」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、この価格差を補って余りあるほどの進化を、Apple Watch 4は遂げています。
特にCPU(チップ)の速度と“GPSモデル”のメモリが2倍にアップしたのは見逃せません!
CPUの性能とメモリの容量は、あらゆる操作の速度に影響します。そのため、ストレスなく使いたいなら断然Apple Watch 4でしょう。
「Apple Watch 4は14,000円も高くなった!」と思わずに、「たった14,000円でここまで高性能になった!」と考えると良いかもしれません。
あなたの使い方にあった選択が一番
このように、“LTEモデル(GPS + Cellularモデル)”と“GPSモデル”のどちらが絶対に優れている、とは言えないのがApple Watch 4です。繰り返しますが、最も大切なのは
「あなたの使い方やライフスタイルに合っているかどうか」
です。今回ご紹介した情報をご参考に、あなたに一番合ったApple Watch 4をお選びくださいね!
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