Adobe Creative Cloudってすごいの?迷ってる人におすすめしたい3つの理由
クリエイターにとって欠かせないAdobeソフト。従来はパッケージソフトでしたが、2012年からクラウド化されさらに使いやすくなりました。
とはいってもネックになるのが価格。フリーランスや個人で使う場合、「ちょっと手が出ない」と諦めてしまう人も多いもの。ですが、月単位の契約や学割、キャンペーンを使えば格安で購入できるのです。
この記事では以下の3つのことがわかります。
①Adobeのクラウド対応で知っておきたいポイント
②Adobe Creative Cloudを使うことのメリット
③高価なAdobe Creative Cloudを格安で手に入れる方法
Adobeのクラウド対応で知っておきたいこと
パッケージ販売はCS6で終了している
Adobeに限らず、箱に入って販売していたいわゆる「パッケージソフト」は年々クラウド化しています。クラウド化すればコストが安くなりますし、ほかの人と共有したりいろんな場所で使えたりと、使う側にもメリットがたくさんありますよね。
Adobeは2012年から「Creative Cloud」といってクラウド化をはじめ、CS6以降はパッケージ版を廃止しました。つまり、CS6以降はすべてクラウド化されているんです。
Adobeがクラウド化に踏み切った理由は、「めまぐるしい技術進化の対応に追いつくため」といえるでしょう。新しい技術や規格に次々と対応していく必要があるので、1年半~2年ごとのアップグレートパッケージでは間に合いません。
コンプリートプランは全部のソフトが使える
AdobeCreative Cloud では、「Photoshopだけ」や「Illustrator だけ」といった単品契約で、さらに1か月単位で契約もできます。ですが、「Creative Cloudコンプリートプラン」を使えば、デスクトップアプリで15種類、モバイルアプリで8種類以上ものAdobeソフトを使いまくることができるんです。PhotoshopやLightroomをはじめ、PDF編集として人気のAcrobatももちろん使えますよ。
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「フォトプラン」なら月額980円で使える
個人向けの場合、画像を加工したい人に向けた「Creative Cloudフォトプラン」がおすすめです。
・Photoshop CC
・Lightroom CC
・Lightroom Classic CC
の3つがセットになったプランで、なんと月々980円で申し込めるんです。一括払いなら11,760円で使えるのでさらにお得ですよ。
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「イラレ」も「フォトショ」も使いたいならコンプリートプランがおすすめ
Adobeで人気のソフトといったら、IllustratorやPhotoshopですよね。この2つを使いたい場合、単体プランで2つを申し込む必要があります。単体プランは、個人向けの場合月々2,180円なので、2つで4,360円/月となります。
そして、Creative Cloudコンプリートプランは20種類以上のソフトが使えて月々4,980円。なんと「620円」しか違いがないんです。そう思うと、やっぱりCreative Cloudコンプリートプランがお得ですよね。(金額は、Adobe公式サイトをもとに計算しています。)
参考サイト:https://www.adobe.com/jp/creativecloud/compareplans.html
Adobe Creative Cloudを使うことのメリット
理由その① プロも使うAdobeソフトが定額で使い放題!
Adobeソフトといえば、プロクリエーター御用達のソフトです。映像制作やイラストづくり、画像加工やホームページ作成まであらゆるコンテンツを作ることができます。
だからこそ、すべてのソフトをそろえようとすると莫大な費用がかかってしまうもの。Adobe Creative Cloudなら、定額でプロが使うソフトを気兼ねなく使えるんです!コスト面であきらめていた人も、月々5000円弱でOKとなると「手が届くかも!」と思いますよね。
理由その② 気軽にノマドできる!
「どのPCからでもアクセスできる」というのは、クラウド化の大きなメリットです。Adobe Creative Cloudももちろんどこからでも使えます。MacもWindowsも対応しており、最大2台まで同時にインストールできます。そのため、自宅のMac PCで作ったコンテンツを、ノマド先で使っているWindows PCで仕上げる…という自由な使い方ができるようになったんです。
ただ、あくまでも契約者が利用することを想定しているので「2か所同時接続」はできません。インストールは2台までOKですが、同時アクセスできるのは「1台まで」です。
Creative Cloud ライブラリでUSBいらず
複数の作業場所でコンテンツを作っているとき、クラウド化が進む前はUSBでデータを持ち運んでいました。だからこそ、USBに保存し忘れたりUSB自体を忘れたりすると、手元に最新データがなく絶望することもありました。
最近ではドロップボックスなどのオンラインストレージを使う人もいますが、Adobeにはデータを保存するための「Creative Cloud ライブラリ」があるんです。
Creative Cloud ライブラリの大きなメリットは、チームのメンバーと最新データを「共有」できること。個人で使っている人はもちろんですが、チームでコンテンツを作っている人にとってはなくてはならないものと言えますね。
理由その③ アップデートを好きなタイミングでできる!
ソフトのアップデートって、場合によってはうざいときってありますよね。急にボタンの位置が変わって探すのに時間がかかったり、予期せぬトラブルが起こったりするものです。余談ですが、Windows OSの自動アップデートで不具合が頻発して騒ぎになったこともありました。
Adobe Creative Cloudは、自分の好きなタイミングでアップデートできます。そのため、「今製作中の案件が終わったらアップデートしよう」などと自分で決められるので、ストレスもかなり少なくなります。
Adobe Creative Cloudの定価は高い…!じつは半額で手に入れる方法がある
やっぱりうらやましい「学割」
ソフトウェアのライセンスをはじめ、新幹線やスマホ代などにも「学割」はあります。勉強優先で収入が少ない学生さんをサポートするためとは思いつつ、社会人から見るとやっぱりうらやましいものです。
Adobeライセンスも学割がありますが、やはり一般価格よりもこんなに優遇されているんですよ。
プラン | 個人向け | 学割 |
月額 | 4,980円 | 1,980円 |
年間一括払い | 59,760円 | 23,760円 |
参照:Adobe公式サイト
スクールパートナー制度は社会人だって利用できる!
ソフトの品質はまったく同じなのに価格の差が大きいと、「学割価格で買えたらいいなー」と誰もが思うでしょう。実は、「Adobe スクールパートナープログラム」に登録しているスクールを賢く使えば、社会人であっても格安で購入できるんです。
Adobe スクールパートナープログラムとは?
Adobeが主催しており、専門学校やパソコンスクールが取得するプログラムです。プラチナ・ゴールド・ブロンズの3種類があって、それぞれの条件を満たせばパートナー登録ができます。トレーニングを目的とした設備用として、格安で教育機関向けのライセンスが買えるようになっています。
パートナー登録しているスクールの講座を申し込む!
パートナースクールでは、講座とソフトをセットで販売しています。人気が高いのは「デジハリ」ことデジタルハリウッド大学で、「Adobeマスター講座」を申し込めば29.800円でAdobe Creative Cloudが1年利用できます。さらに基礎講座も学べるので、よりお得ですよね!
オンラインスクールがあるので、スクールに行く必要もありません。1つ注意点とすれば、申し込むときに契約を自動更新にすると、更新した年から定価で引き落とされてしまいます。更新の時は、また講座を申し込むようにしましょう。デジハリONLINEの詳しい内容はこちらをご覧ください。
デジハリオンライン公式サイト
ほかにもパートナー登録しているスクールはあります。詳しくはAdobeの公式サイトで紹介されていますので、ぜひチェックしてみてください。
Adobe公式サイトへのリンク
セール情報も要チェック!
「スクールの登録なんて面倒くさい」という人は、キャンペーンを利用する方法もあります。
Adobe公式サイト上では、キャンペーン情報をチェックできます。2018年12月現在で開催しているキャンペーンはありませんが、今後何かリリースされるかもしれません。
Adobe公式サイト「キャンペーン情報」
また、Amazonでもセールすることがあります。プライム会員になっている人はAmazonでもチェックしてみましょう。スクールパートナープログラムにはおよびませんが、コンプリートプランだと20%OFFで販売されることもあります。
7月のAmazon Primedayでもセールされていましたし、3か月に1度くらいの頻度でセールを開催するようです。こちらもぜひチェックしてみてくださいね!
Amazonのキャンペーンページ(※2018年12月現在は開催していません)
Adobe Creative Cloud コンプリートプランを定価で販売しているページはこちら
プロもそうでない人も、Adobe Creative Cloudをお得に手に入れて、のびのびとコンテンツを作っていきましょう!
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