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ConnecTechAsiaで見つけた5G

2019年6月にシンガポールで開催された、ConnecTechAsia2019に参加してきました。
その中で話題の5Gについて書いていきます。

5Gとは

第5世代移動通信システム。5th Generation, 「5G」(ゴジー、ファイブジー)と略記されます。

5Gの大きな特徴は、圧倒的な通信速度の速さです。
あくまで目安ではありますが、5Gの通信速度であれば2時間程度の映画のダウンロードを
約3秒ぐらいでダウンロードできてしまいます。
5Gの通信速度は最大で20Gbpsとなり、4Gと比較すると100倍近い速度の通信が可能です。これ早いですね。

経済効果は30兆円以上!?5Gの牽引する”ファーウェイ”

2023年には、5Gの経済効果は30兆円までに上ると予測されています。

5Gの最先端市場は中国です。なんと、基地局数がアメリカの10倍となっています。競合が多い中国で、5Gを牽引するのは”ファーウェイ”だと言われています。ファーウェイは、世界有数のICTソリューションプロバイダーで、通信事業者向けネットワーク、法人向けICTソリューション、コンシューマー向け端末等、多分野にわたって事業を行っています。

同社広報は「通信と端末の両方で技術的に競争力がある企業は世界でもファーウェイだけです。5Gにおいても、製品化のスピードや品質は他社に負けないでしょう」とコメントしているので、ファーウェイは5Gで相当定評のある企業だと言えます。ファーウェイは「5Gの本格導入後には、あらゆる機器にイノベーションをもたらす可能性があり、それ以上になると想像している」と発表しています。5Gを牽引しているファーウェイが言及しているとなれば、5Gの可能性は期待できそうです。

参考:5分でわかる5G(第5世代通信) 実現したら私たちの暮らしはどうなる?https://www.huffingtonpost.jp/2018/12/04/huaweifiveg_a_23607909/

サービス開始はいつからか

大手3社では、2019年9月に5Gのプレサービスを実施します。
本格始動するのは東京オリンピックが開催される2020年の提供を目指しています。
一部の地域からスタートし、2022年には全国展開が完了する予定となっています。

5Gが促進するとどのようなことができるようになるのか

5G技術をVRに利用すれば、2020年に開催される東京オリンピックでは
テレビ観戦でも臨場感の溢れる映像が体験できるかもしれません。

シンガポールとベトナムでGrabを使ってみた

上記のようなサービスでは、色々な情報をリアルタイムで受信できるようになるため、
よりユーザの利便性が上がりニーズが増えると思います。
また、カーナビのサービスでは、渋滞情報・事故情報等をリアルタイムでドライバーに通知し、迂回路などを提案してくれて便利になります。
そして、話題の自動運転技術にも5Gが活かされてきます。

シンガポールの5G事情

シンガポールでは、政府による5G関連サービスを振興するために、
4千万円シンガポールドル(約32億円)を投じると発表がありました。

ConnecTechAsia2019でも1フロアぐらい5Gエリア占めており、
大いに盛り上がっておりました。

まとめ

5Gのデモ体験ができるブースがなかったのですが、どのブースも自社サービスに5G技術を取り込んだ技術を公開しているブースが多く見受けられました。
先ほど紹介しましたカーナビのサービスが、多く出展していました。


今後5G技術が日本で進出してきたら、可能性が広がり様々な新サービスが開発され、
また既存サービスが強化されていくと思います。

 

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