昨年の業績が絶好調だったFacebookの次の大きな一手。
昨年Facebookの業績が絶好調だったって知ってました?
日本では、若者はtwitterやLINEを使ってることが多いし、女性はインスタに恋してるし、フェイスブックっておっさんたちが肩書きでドヤってるアレでしょ?みたいに思ってません?
でも、実はイメージとはかけ離れたことが起きてました。
昨年の業績がFacebookからつい先日発表され各メディアが驚きを持って一斉に報じたのです。
すさまじいまでのFacebookの成長と稼ぎっぷりを示す決算報告&各種データが公開される(Gigazine)
Facebook、絶好調のQ4決算で株価は12%の急騰(TechCrunch)
Apple、Amazonがパッとしない業績だったこともあり、余計に際立ってました。
好調の原因は、モバイル向けの広告事業です。
業績絶好調のFacebook–最大の牽引役はモバイル広告(CNET)
同サービスの15億9000万人の月間アクティブユーザーのうち、90%以上はスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末経由でFacebookにアクセスしている。この割合は、Facebookを毎日使用する10億4000万人のユーザーにも当てはまる。2015年第4四半期、この大規模なユーザーベースが多額の売上高に変換された。Facebookが27日に述べたところによると、2015年第4四半期の総広告売上高56億ドルのうち、モバイル広告が80%を占めたという。
モバイル広告が絶好調だったのです。
そのFacebookがその好業績を背景に、次の大きな一手を発表しました。
(Facebook公式ページより引用→http://ja.newsroom.fb.com/news/2016/02/livevideo_rollout/)
最近、Facebook上で動画見ること増えたと思いませんか?
実際Facebookが発表したところによると、全世界で1億時間の動画がFacebookで見られていました。(Facebookでの毎日の動画の合計視聴時間が1億時間に TechCrunchyより)
これからは、友人にライブで配信を簡単に配信することが可能(もちろんあとで見ることも可能)になります。今後さらにFacebook上で動画を見る時間が増えることが容易に予想されます。
さて、Facebookは何のトクがある?グーグルがYouTubeでやっているあの手法をFacebook上でやるんです。どうしても見たい動画の前にシレッと広告入れ込むのでしょう。YouTubeよりもさらに精度の高い広告をユーザーに送ることもできるでしょう。
「以前だと、広告主はモバイルに広告を出すべきかどうかをわれわれに尋ねていたが、今ではモバイルに広告を出す方法を尋ねるようになった。われわれはFacebookとInstagramによって、その質問に満足のいく答えを出している」(CNETにインタビューを受けたFB幹部談)
モバイルでの広告の正解を見つけたかもしれないFacebook、Googleの上をいくのでしょうか。今後さらに業績を伸ばすかもしれません。