【最速レポート】食品ロスもったいないフェスタへ行ってきた
みなさんこんにちは。株式会社キャパの阿部です。
今回は、本日3/21(水)に東京国際フォーラムで開催された「食品ロスもったいないフェスタ」の様子をご紹介したいと思います。
東京都食品ロスもったいないフェスタを開催します
食品ロスもったいないフェスタとは
本日開催された「食品ロスもったいないフェスタ」は、深刻な社会問題である食品ロス(フードロス)を削減するために行われている様々な取り組みや、我々の日常生活にも取り入れやすいアイデアを紹介する東京都主催のイベントです。
ご存知の方も多いかと思いますが、そもそも食品ロスとは【本来食べられるにもかかわらず捨てられている食べ物のこと】を指します。これを日本人一人あたりに換算すると、毎日お茶碗約1杯分のご飯の量を捨てていることになります。
貧困による飢餓に苦しむ人々も多くいる中、この現状はまさに”もったいない”の極みですよね。
最近では手軽に食品ロス削減に貢献できるアプリなども登場していることで耳にする機会の増えたこの食品ロス問題。今回のイベントも多くの人が会場へ足を運んでいました。
小池都知事登壇!注目のオープニングセレモニー
△東京都知事 小池百合子氏(写真左)と国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所 ンブリ・チャールズ・ボリコ(Mbuli Charles Boliko)所長(写真右)
オープニングセレモニーでは本イベント主催の東京都知事である小池氏も登壇。日本における食品ロスの現状と東京都の今後の取り組みになどついてお話されました。
小池都知事はちょっとした食品ロス削減活動として、食べきれなかった野菜などをワンちゃんにおすそ分けしているんだとか。なんだか親近感が湧きますよね。
また、来賓として参加された国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所のンブリ・チャールズ・ボリコ所長は世界の食品ロス問題について紹介。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けてより強固に協力していく姿勢を示しました。ンブリ・チャールズ・ボリコ所長は「夕食の残りを翌日のお弁当にすること」や「野菜など、切り落とす箇所(ゴミとなってしまう部分)を少なくするよう工夫する」ことで食品ロス削減に貢献できるよう心がけているそうです。
食品ロス削減は、ちょっとした心がけ一つで誰もが貢献できうるテーマであることがわかります。
多彩な団体ブースで、「楽しくフードロス削減」を体感
本イベントでは、東京都食品ロス削減パートナーシップ会議メンバー、フードバンク等活動団体、東京都持続可能な資源利用に向けたモデル事業受託事業者などなど様々な企業・団体が各ブースでフードロス 削減の取り組みを紹介していました。
フードロス ・チャレンジ・プロジェクトのブースでは、食品ロス を楽しく解決するためのアクションをパネルで紹介しているほか、スタンプを押すと答えが表示されるクイズも用意されているなど小さなお子様も笑顔で食品ロスを学んでいる様子です。
誰もが問題解決への一歩を踏み出せる食品ロス問題だからこそ、より幅広い年代の方々が楽しみながら食品ロス削減に貢献できるような取り組みは今後も拡大の期待大ですね。
ドコモのスマホアプリ「エコバイ」で、お得に食品ロス削減
△株式会社NTTドコモ 執行役員 法人ビジネス本部 第二法人営業部長 櫻井俊明氏(写真左)と東京都知事 小池百合子氏(写真右)
以前このブログでもご紹介したお得にポイントを貯めながら食品ロス削減に貢献できるアプリ「Eco Buy(エコバイ)」を東京都とともに発表したNTTドコモも本イベントに参加。小池都知事もブースへ訪れ、エコバイの状況についてお話をされていました。
賞味期限(または消費期限)が近い商品を購入することで商品に応じてdポイント、もしくは楽天Edyがもらえるというまさに「お得にフードロス 削減に貢献できる」このアプリ。スマホ一つで食品ロス削減に貢献できるというお手軽さも魅力ですよね。
▽EcoBuy(エコバイ)とは?詳しくはこちらの記事をご参考に
食品ロス削減に貢献しながらおトクにポイントを貯められるアプリ、話題の「EcoBuy」を徹底解説
△多くの方がアプリの使用方法などについて質問されていました。
今回の会場からも程近い、miniピアゴ 入船一丁目店でEcoBuyの実証実験が実施されていたこともあってか、都民の皆さんの注目度の高さがうかがえます。
お得にフードロス削減を体感せよ!EcoBuy(エコバイ)アプリを実際に使ってみた
できることから始めよう、食品ロス削減
今回のイベントで、多くの方が食品ロス削減への意識を高めるきっかけになったのではないでしょうか。
ドコモのEcoBuy(エコバイ)のようなアプリを利用することももちろんですが、
・小盛メニューがあれば利用する。
・料理を注文する際にボリュームを確認し、「食べ切れないかも」と思ったら「少なめにできますか?」とお願いする。
・セットメニューの中に食べられない物があれば、注文の際に、あらかじめそれを抜いてもらう。
これらを実践するだけでも外食時の食べ残しを大いに減らすことができます。
もったいない!食べられるのに捨てられる「食品ロス」を減らそう
日本国内の「食品ロス」は約632万トンとされおり、これは世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(平成26年で年間約320万トン)を大きく上回る量です。「この食べ残し・廃棄を減らすことで救われる人がいる」ということを忘れずに毎日を過ごしていきたいものですね。
このブログでは今後も食品ロス削減に関する記事を随時更新予定です。どうぞお楽しみに。
それでは!
株式会社キャパでは、アプリの企画・開発についてご相談を承っています。
アプリを作りたいので、具体的な提案が欲しい。頭の中にあるアイデアを本当に実現できるのか知りたい。予算内に収まるのか?
などのお客様のご相談に、親身に応じます。
アプリ開発:実績のご紹介