DEFENDER-Xの導入実績紹介!新たな防犯監視システムの可能性
2020年、56年ぶりに東京で開催される、東京オリンピック。
国をあげた大イベントに向け準備が進む中、”セキュリティー面の強化”も重要な問題として残されているのも事実。
そんな中、新たな防犯システムとして注目される、『DEFENDER-X』の導入実績についてご紹介します。
まずは確認! DEFENDER-Xとは?
ロシア政府機関である、ELSYS社によって研究・開発されたテクノロジーを活用し、不審者事前検知システムを『DEFENDER-X』として、ELSYS JAPAN株式会社が展開する製品です。
注目すべきは、”Made in Japan”の製品として、露ELSYS社とELSYS JAPAN株式会社が独占開発権と独占販売権を締結しているという点ですね。
国内外に多くの関連企業(2018年8月現在:国内9社、国外7社)を持ち、国内だけでなく世界へ向けた技術として、メディアにも特集されるなど、期待されている防犯監視システムです。
新しい監視システムの形 DEFENDER-X
事前に不審者を察知するシステム
これまでの監視システムというと、『防犯カメラ』が代表的なものでした。
証拠の記録、設置することでの抑止力という意味では効果がありましたが、事件を未然に防ぐという点では十分ではなく、『DEFENDER-X』に軍配が上がるでしょう。
行き交う人々の中で、犯罪リスクの高い人物を検知、行動追跡などができる点からも、特に大きなイベント時には欠かせない、防犯監視システムとなっていくことが予測されます。
こんな所でも? DEFENDER-Xの導入実績(海外)
ソチオリジンピックでの導入の様子(0:30〜)
ELSYS JAPAN株式会社のWebサイトの運用実績ページ(DEFENDER-X内)より、『DEFENDER-X』の導入実績について整理してみます。
ソチオリンピック、ロシア空港、ロシア政府機関、ロシアデパートへの導入実績が紹介されているますが、人の往来が多い場所をカバーする監視システムとして十分評価されていることが伺えますね。
圧倒的な精度
多くの施設で運用されていると言っても、どの程度の信頼度、精度があるのか?という点が気がかりな方も多いはず。
信頼性の高さを示すデータとして、ソチオリンピックでの検証結果が掲載されており、驚くべきは『検知人数に対して、92%が結果的に入場拒否となった』という事実。
内訳としては、以下のようなものが含まれています。
・薬物、酒類、火薬類、その他、持ち込み禁止 72%
・異常行動 8%
・その他チケットなし等 20%
幸い、検証中には犯罪行為はなかったそうですが、いつ何が起こるか分からない”大規模な会場”では、必須となるシステムと言えるでしょう。
また、ここに紹介した施設や業種以外にも、以下のようなシーン、施設等での提案も公開されています。
・防犯システム販売、工事会社
・施設警備
・保育園、学校教育期間
・私服警備(万引きGメン)
・介護、福祉施設
・ビル、マンション管理会社
・イベント運営会社
ソチオリンピックでも導入された、振動、ストレスを読み取ることで、恐怖や攻撃性データを検出可能にする『DEFENDER-X』の導入事例についてご紹介しました。
今後、より多くの施設やイベントで運用される、新たな防犯監視システムの発展を注視していきましょう。
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