ラインの不具合に対する基本的な対処方法のまとめ
女性や若年層を中心に利用が広がり、今や企業の就職面接にまで使われるようになったライン(LINE)。今やコミュニケーションの手段として、日常的に必要不可欠なツールにまで成長してきた感があります。そんなラインが突然利用できなくなるというトラブルが結構発生しています。今回はその対処方法についてまとめてみました。
▽ラインの不具合に関する記事はこちら
不具合の原因は大きく5種類
ラインが使えない、もしくは何らかの不具合が生じているという時に、原因として考えられるのは大きく5種類に分類されます。
1)アプリの不具合(バグなど)
2)OSの不具合
3)通信環境の問題
4)他のアプリとの干渉
5)ラインの設定
では、症状別にラインの不具合の原因について見ていきましょう。
ラインが起動しない・ブラックアウトするなど
ラインアプリ自体が起動しない、起動してもブラックアウトした画面のまま操作ができないという不具合の場合はアプリ自体のバグかOSの問題が疑われます。
現在はアプリやOSのバージョンアップはネット経由で自動で行われますので、気づかないうちに新たなバージョンにアップしているということがよくあります。その際に、新しくリリースされたアプリ自体に問題があって起動しないなどの症状が発生します。
最近ではLINEver.8.5.0にバグがあり多くのユーザーが混乱した事例がありましたが、すぐにver8.5.1がリリースされバグは改善されました。このように、アプリにバグがあるケースでは、最新のものにアップデートすることで改善されることがあります。
これはOSについても同様ですので、アプリが起動しないという類の症状が出た場合は、まずOSとアプリを最新のバージョンにアップデートしてみてください。
動作が重い、アプリが落ちるなどの症状
アプリやOSを最新のものにアップしても、動作が重かったりアプリが頻繁に落ちるなどの症状が発生している時は、他のアプリと干渉している場合やメモリに余裕がないことなどが原因として考えられます。そのような場合、端末を再起動する・メモリを解放する・他のアプリを終了するなどの対処方法で改善することができます。
他のアプリとの干渉について
ラインと相性の悪いアプリとしては、メモリ節約タイプや、タスクキラーと呼ばれるものがあります。ラインはバックグラウンドにあっても通知がくると、お知らせするという機能を持っています。タスクキラーなどのアプリは、このようなバックグラウンドで動作する機能を制限することで、メモリの節約や前面で起動しているアプリの動作を優先させるものです。そのため、このようなアプリが作動しているとラインの通知がいつの間にかOFFになっているということがあるようです。
ラインの機能がデフォルトに戻っている
ラインでは各種の設定があり、それぞれの利用目的によってカスタマイズできるようになっています。ところが、せっかく使いやすいように設定したのに、いつの間にかデフォルト設定に戻っているということがあります。これはラインがバージョンアップした時に、自動的に初期設定に戻るというケースが報告されていますので、これが大きな原因だと思われます。少々面倒ですが、設定関係を今一度見直して見ましょう。
基本的な対処方法
ラインが不具合を起こした時には、
・ラインやOSを最新のバージョンにアップグレードする
・ラインを一旦終了させて再起動する
・端末を再起動する
・タスクキラーなどのアプリを終了させる
・メモリを解放する
・設定を見直す
などの対応をおこなってみて下さい。大抵の場合は上記の処置で元どおりに使えるようになります。
日常的にコミュニケーションツールとして利用しているラインが突然不具合を起こしてしまうと、つい慌ててしまいますよね。基本的には決まった手順で処理をすれば、大抵の場合は復旧できることが多いので落ち着いて対応しましょう。稀に、バグを含んだバージョンがリリースされることがありますが、このようなケースではすぐにバグフィックス版が出されるようですので、ネットなどの情報に注意し新しいバージョンへのアップを行いましょう!
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