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Google Home Hubとは?新しくできることと日本の発売予定について

2018年10月10日に発表されたGoogle Home Hubについて、新しくできることやGoogle Home Hubの魅力についてわかりやすく解説します。

日本でGoogleアシスタント機能が使えるスマートスピーカー・スマートディスプレイを探しているなら、この記事を読めば探している機種が必ず見つかるはずです。

Google Home Hubの日本発売予定や似た商品の日本発売予定についても紹介します。

新発売されたスマートディスプレイの魅力や、ライバル機種の発売予定などが知りたい方は必見の内容です。

 

Google Home Hubとは?

 

Google Home Hubとは、人工知能搭載スマートスピーカー「Google Home」の最新機種のことです。

従来のGoogle Homeにはディスプレイが搭載されておらず操作は音声認識が主でした。(電源のオン/オフなどは手動操作できる)

Google Home Hubは、従来のスマートスピーカーに7インチのディスプレイが搭載されて、タッチパネルでも操作できることが魅力になっています。

操作方法は音声認識を主な方法としたうえで、ディスプレイでも操作できて、可視化できる情報が増えた「スマートディスプレイ」と呼ばれる商品です。

Google Home Hubの特徴は、Google アカウントを利用したGoogleサービスとの連動と、カメラ機能が排除されたことによってどのような場所でも安心して設置できることです。

さらに、カメラ機能がないことによって他のスマートディスプレイよりも非常に安価で購入できる金額になっています。

 

新発売のGoogle Home Hubでできること

 

Google Home Hubは、音声入力したことをディスプレイに可視化することによって、

・OK,Google「今日の天気は?」 = 天気・週間天気などをディスプレイに表示できること
・OK,Google「ニュースを教えて?」 = アカウントに最適化したニュースが表示できること
・OK,Google「近くの本屋まで案内して」 = Google Mapの道案内を可視化できること
・OK,Google「○○の動画を検索」 = Youtubeの動画を音声で検索できること

など、音声認識を使った入力で様々な情報がディスプレイに表示できることが、スマートスピーカーとの大きな差です。

できることが同じような商品は他にもありますが、Google Home Hubならではの強みといえば、以下のようなものでしょう。

・表示するニュースを、声を認識して個人に最適化
・Youtubeアプリを使ったスムーズな動画再生
・Googleアカウント情報やGoogleアプリとの連動

また、設置場所の照明が消えた際には自動で消えたり、画面を暗くしたりといった「Ambient EQ」機能で、周辺の明るさを参考にしてディスプレイ照明を自動調節する機能も搭載。

操作していないときでも時計やフォトフレームとして楽しめますし、表示する写真はGoogle フォトのアカウントと連動して自身で設定したアルバムから選べます。

遠くの場所にいる家族がGoogle フォトに共有している写真も簡単に表示できることがGoogle Home Hubの魅力ですね。

Amazon Echo Showでは再生できない、Youtube動画を再生できることも魅力の一つです。

 

Google Home Hubはカメラが未搭載でできることが少ない?

 

Google Home Hubのようなスマートディスプレイは、ほとんどの機種にカメラが搭載されています。これは、カメラを使ったビデオ通話が主な目的です。

Google Home Hubでも、ビデオ通話できるカメラを別に購入してGoogle Home Hubと連携することもできますし、玄関や庭などに設置する防犯カメラやインターホン代わりのカメラも連携できます。

ですが、Google Home Hubはあえてカメラ機能を別にして販売することで、家中のあらゆる場所に設置できることを最優先にしました。

寝室などのプライベートスペースでは、ネットに接続していながらカメラ機能がある製品などを嫌がるユーザーも多いことを汲み取った商品ですね。

カメラ機能が搭載されている他の商品は日本円にして2万円以上のものが大半ですが、Google Home Hubは、カメラ機能を別売りにすることで、日本円にして約16,700円(149ドル)と安い価格で勝負しています。

他のスマートディスプレイに標準装備されているカメラ機能を別売りにしているだけですので、Google Home Hubにできることが少ないとは言えない内容になっています。

 

Google Home Hubの日本発売予定について

 

2018年の10月に発表されたGoogle Home Hubは、現在、アメリカ・イギリス・オーストラリアのみの販売となっています。日本での発売予定は未定です。

音声認識とディスプレイでGoogleの様々なアプリと連携できるスマートディスプレイは、Google Home Hubの他にもいくつか存在しています。

・Google Home Hub 7インチ/149ドル(約16,800円)日本発売予定なし
・JBL Link View 8インチ/249.95ドル(約28,200円)日本発売予定なし
・Lenovo Smart Display 8インチ/199.99ドル(約22,500円) 日本発売予定なし
・Lenovo Smart Display 10インチ/249.95ドル(約28,200円) 日本発売予定なし
・LG ThinQ View WK9 8インチ/299.99ドル(約33,800円) 日本発売予定なし

ですが、上記のようにすべての機種が日本で発売はしておらず、発売予定も未定となっています。

これは、ディスプレイの表示は日本語に対応していますが、音声認識では一部の機能が日本語に未対応になっていることが原因の一つと考えられます。

上記の機種の内、JBL Link ViewはアメリカのAmazonなどから個人輸入で入手可能となっており、Google Home Hubの発表に合わせて現在50ドル引きの199.95ドルで購入できます。

JBL Link Viewは日本語のGoogleアシスタントに対応しており、一部の表示は英語ですが日本語での運用も可能です。

購入するだけではGoogle Home Hubと同じような使い方はできませんが、Google Home Hub化をするソフトウェアアップデートをすると、Google Home Hubの機能をそのまま移植することも可能になっています。

似たような機能のAmazon Echo Showは、12月から日本でも発売予定となっています。

ですが、Amazon Echo ShowはYoutubeが観れなかったり、再生できる音楽アプリがGoogleとは違ったりと、Amazonのサービスを使っていない人には魅力が薄い商品です。

Googleアカウントを登録している人は多いと思いますので、Googleサービスとの連携が取れるスマートディスプレイを日本で利用するなら、JBL Link Viewを個人輸入で購入してGoogle Home Hub化するのもおすすめです。

 

Google Home Hubじゃないスマートスピーカーでできること

 

人工知能搭載のスマートスピーカー・スマートディスプレイにできることは、これまでも様々な記事で紹介してきました。

関連記事:AIスピーカーとは何か?人工知能のスピーカーでできること
何ができる?『Googleスマートディスプレイ』の基礎知識
1級建築士が語る!Amazonも本格参戦!?スマートホームの将来とは

自宅の様々な機器と連携するスマートホームの将来など、各企業が競って覇権を争っているジャンルにおいてのGoogleの強みは、複数のジャンルのGoogleコンテンツとの連携と最高レベルを誇るGoogleアシスタントの認識力です。

関連記事:使いこなせば超便利Googleアシスタントの使い方とその特徴とは
音声検索を比較、最強のアシスタントとは
Google アシスタントの使い方を紹介!現時点で最高レベルの認識を誇るGoogleアシスタントの実力とは

Google MapやGmailなど多くの人が使っているGoogleサービスとの連携や、世界中で使われてきた検索エンジンのノウハウを基にした人工知能の認識力は他社より一枚上手です。

Googleのコンテンツを多く利用する方なら、Googleアシスタントが利用できるスマートスピーカー・スマートディスプレイがおすすめですが、各社の商品を詳しく比較している記事もありますので参考にしていただければ幸いです。

関連記事:【比較考察】Amazon Echo SpotとGoogleアシスタント搭載スマートディスプレイの違いとは
Alexa、Amazon Echo、Google Home。スマートスピーカーのテクノロジー比較
買うならどっち?google home or amazon echo

Google Home Hubは残念なことに日本では発売予定は未定です。

ですが、スマートスピーカーのGoogle Homeはすでに日本でも発売していますので、Google Home Hubも近いうちに日本でも購入できる可能性は非常に高いといえます。

Google Home Hubは安くていたるところに安心して設置できることが魅力の商品ですので、家中にスマートディスプレイまたはスマートスピーカーを配置したいと考えている方に、是非おすすめしたい商品となっています。

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