災害対応 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯3社がWiFiアクセス無料対応
4月14日、15日にかけて熊本県大分県で大きな地震が発生し、判明している死者数41名となり、避難者数は19万人超という状況が続いています。
特に東日本大震災以降は防災の意識が高まり、各自治体はもとより企業もその対応を迅速にするようになりました。
現在は、このような災害時にスマホをはじめとしたケータイは、もはやライフラインの一つになるものとなり、安否確認の方法として一番有効なツールとなりました。
そして今回、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯3社は地震の翌日15日から、被災地の熊本県全域で、各社が普段から提供している公衆無線LANサービスのアクセスポイントを無料開放しました。これらは、各キャリアの契約者に限らず誰でも利用できるものです。
- docomo Wi-Fi(NTTドコモ)
http://sasp.mapion.co.jp/b/docomo_wifi/ - au Wi-Fi SPOT(KDDI)
http://300.wi2.co.jp/area/2/au_area/ - ソフトバンク Wi-Fiスポット(ソフトバンク)
http://www.softbank.jp/mobile/network/wifispot/#wi-fi-spot-search
今SSIDは3キャリア共通の「00000JAPAN」と統一されています。大規模災害時に、契約している通信キャリアにとらわれず、公衆無線LANを無料で利用できるようにする取り組みとして、無線LANビジネス推進連絡会が2014年5月に発表したものです。
災害はないにこしたことはありませんが、こうして災害が起こった時に迅速に対応できる企業の力はさすが日本の底力と言えるのではないでしょうか。